いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

製パン王キム・タック 第28話

2011年09月08日 | 製パン王キム・タック
連れ去られた母を追うタック。
山中で車から逃げ出した母を見つけるが、
ハン室長の手下たちに阻まれる。
殴られても、殴られても向かってくるタックの姿に、
男は拳を振り下ろすことができなくなった。
14年振りの母との再会を果たしたタック。
霞む目で、タックの姿をみとめ、抱きしめる母ミスン。

結婚式を終えたマジュンは、
誓いの言葉を言いよどんだユギョンを許せず、
自らの出生の秘密を明かす。
とまどうユギョンを置いて、女友達と遊びに興じるマジュン。
この結婚の意味を改めてひとり思い起こすユギョン。

タックと母ミスンは、パルボンベーカリーに帰ってきた。
ふたりを温かく迎えてくれるベーカリーの人々。
14年の歳月を埋めるかのように、
親子は寄り添って眠るのだった。

喜びもつかの間、青山工場では出荷不能の事態がおこり、
取引先から多大な違約金を払うよう、要求される。
姉ジャギョンはタックを厳しく叱責するが、
タックに協力を請われ、力を貸すことになる。
それは、回復をひた隠し、真実を追究するために
行動していた会長イルチュンの指示でもあった。

一方、会長宅で同居を始めたユギョンは、
ひとり復讐を開始する。
ブレスレットの話をされ、おびえるインスクは、
ハン室長を呼び出し、不安を訴えた。
祖母の死んだ夜、マジュンは何かを見ていたのか?
ユギョンは何を知っているのか?

過去の亡霊におびえるふたりの前に現れたのは
会長イルチュンだった。
あの夜、何があったのか、問い詰めるイルチュンの鬼気迫る姿。
その光景を、マジュンが見つめていた。

(つづく)


うわ~ん、こわいよ~(泣)



テレビ見ててほんとに「ヒッ」ってなった。
心臓止まるかと思ったよ~。
どーせマジュンが見てるんだろー、と思っていたら、この恐怖。
会長最近寝たきりだったので油断したぜ。
そういえば車の事故を装って殺されかけたのよね、
すごい昔のことみたい。

どうなっちゃうんだろうね、白状するのかな?
マジュンがびびりながらも見てるし、どうなるのかな。

さらわれるオモニを追いかけるタックといい、
陰謀を立ち聞きしちゃうマジュンといい、
意図的に過去の情景がフラッシュバックするように演出されてるよねー。
もう、残り2話ですから、何らかの決着がつかねば!
ユギョンが言ったみたいに、誰が傷つくのかわからないけど
最後まで行かないと終われないからね!

きっと正しい人が勝つと思うけど。


ユギョンが、タックを好きな理由、それでもマジュンを選んだわ理由を話してたでしょ。
以前、タックに言ったようなことだったね。
「傷つくとわかっていても、許せない人間だから」
マジュンを拒めず、哀れに思ったのは、自分と同じだから。
彼は「同情か!」と怒っていたけど、同情というよりは
変な方向に行っちゃった自己愛かもね。
このふたり、「タックを大好きだけど、側にはいられない、眩しすぎて……」
みたいなところが本当にそっくり。
気持ちはよくわかるんだけどさ。
いい人の近くにいるとさ、自分の黒さが嫌になるんだよねー。
んで、マジュンもユギョンもすごく愛されたい人じゃない?
愛されてたくて愛されたくて、まずは自分、の人でしょ。

その点ヤン・ミスンは違うじゃん。
心から、タックを心配してて、タックの幸せを願っているから
自分がどーなんだと考える余地はないのね。
もちろん、タックを好きだから悲しい思いもするけれど、
タックを支えたいと願う人だと思うんだよね。

そういえば地上波カットだったけど、ケロッピといいシーンがあったのよ。



はい、久々にケロッピメイドのケーキ。
タックの帰りを待っていたオモニとケロッピ、
3人でチーズケーキを囲んで楽しく話すなごみのシーン。
自分をオクトルメと呼ぶタックのことをオモニに言いつけるケロッピ。
そりゃーよくないわ、とたしなめるオモニ。
そんなの愛情表現だよ~と微笑むタック。

なんて穏やかなひとときなの……(涙)

もう、ユギョンの暗黒面ドロドロ地獄を見てるから、
余計そう感じるわ。
新婚初日から妻をほったらかして女遊びするマジュン。
へっ、こどもですね。
抱き合って泣いてたふたりを見たり、誓いの言葉をすぐに言わないユギョンに
ムカついて仕返しをしてるわけですね。
どーせ俺なんか好きじゃないんだろ!って好き放題やったら、
意外にも妻は自分に心惹かれ始めていたという驚愕の事実。
あ~やっちゃったよ俺~的なマジュンの表情がもうどうしようもないのよ。
「幸せにしろ」ってタックに言われてたのに!
マジュンのバカ!

潔く身をひいてユギョンを送り出すタックにもどかしさを感じていたんだけど、
ユギョンの苦しさをタックはわかっているのかもしれないよね。
「あなたみたいに笑えないの」って泣かれちゃったもんね……。
「こんなに好きなのに、なんで俺じゃ駄目なんかなー」って思ってるのかな。
たぶんユギョンも
「こんなに好きなのに、なんでタックじゃ駄目なんだろ」ってどうしようもないのかも。
だから前回抱き合って泣いちゃったのかな。
あーせつないや。

あとのこり2話で、マジュンとユギョンの復讐譚と
ハン室長とインスクとイルチュンの愛憎劇に決着がつかねばならないのだが、
次回どうなるのかしら。
今となっては、どうなればマジュンが納得するのかよくわからん。
タックを苦しめてユギョンに愛されてコソンを手に入れればいいのか?
ジェボクさんも急にいなくなってて、何?スケジュールの都合?
みんな一緒のラストがよかったんだけど、戻ってこないのか?
終盤に来てタックの笑顔が少なくなってさびしい……。
タックオンマの目もどうなるのかね?
ジングヒョンが角膜提供したりするのかしら?
会長が探させてた書類って何なのかしら?
青山工場はなんとかなるのかな?

いろいろハテナマークつくけどね、
再会シーンはやっぱり感動したんで良かったです。



地上波組は、いきなりタックオンマの後姿で始まって驚いたかと思いますが、
ジングヒョンがタックオンマを車で連れ去る
→タック走って追いかける
→無理なんで車で追いかける
→ジングヒョンの車には悪人の相棒も乗っている
→トラクターと鉢合わせして立ち往生の際、相棒が車降りる
→その隙にジングヒョン、車のドアロックをはずす
→タックオンマ逃げる
→追おうとした相棒をジングヒョン殴る
→車がぬかるみにはまり、タックも降りて母を探す
→タックの後を追ってきたやくざたちも降りて母とタック探す
みたいな冒頭カットですから。

あれ?タックがハン室長に「あなたは大人でしょう!」っていうとこもカットか?
室長の余裕がだんだん無くなってきてて切迫感あるシーンでよかったけど。

マジュンが秘密をしゃべる前、ユギョンが
「先にお風呂に入るわ」って言うところもカットか。
ユギョンの大人な決意が垣間見えるシーンではあったが……。
マジだったのに指一本触れられずおでこにキスされて放置されたら
女性としても傷つくわな。
うーん、ドロドロの癖に意外に清いふたり。
みんな素直になればここまでこじれないのにねぇ。



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