いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

What’s Up (ワッツアップ) vol.9

2013年08月08日 | What's Up(ワッツアップ)
《あらすじ》

ソヌ・ヨン教授と学生の恋愛疑惑は報道され、大問題になる。
大学は審問会を開くが、彼はけっして相手の学生の名を明かさない。
今回ばかりは総長も彼をかばいきれないが、
教授職に固執していないソヌ・ヨンは、
用事があるから、と恋人の墓参りに出かけてしまうのだった。

歌の授業を終えて、大学を去ろうとするドソンをジェホンが引き留める。
テイはどうでもいいのか?俺がおとしちゃうぞ?
よう、クールぶってなんだ。
オ・ドゥリだってそうだ、困っても、頼ってこない。
俺はクールってか?かっこつけんな。

部屋には、ドソンの正体を知る記者が。
ハデスなんて見たことも聞いたこともないジェホンは、
わけがわからないが、とにかく友達の窮状は理解した。
ジェホンにカメラを水浸しにされていったんは帰って行く記者。
「逃げようなんて思うな、大学にいろよ。
お前を探すのに警察に行きたくはないからな」
逃げ出そうとしていたドソンは、仕方なく?大学に残らざるを得ない。

ドゥリは、傷ついていた。
教授を守りたい。
他人なんか、誰も関係ない。
関係があるのは、亡くなった彼の恋人パク・ウネだけ。
「パク・ウネ?それ、私の叔母さんだよ」

友情の階段を走り続けたジェホンは、先輩に3718回の記録をたたきつけた。
ところが今度は、1年生が集められて、仲間を売れと責められる。
「あんな記事でミュージカル科の名誉を汚した学生の名前を言え」
問題学生を処分するという一方的な先輩の言葉に、またもや納得できないジェホン。
「同期を愛せば国家繁栄、先輩の言葉でしょ?あ!これってテストですよね?
先輩の教えを守っているかどうかテストされてたんだ!」

ジェホンの反抗に静かな怒りを見せる先輩は、
問題学生が自主退学をしない限り、大学のトイレを1年生が清掃すること、という罰を決定した。
これもチェヨンの画策なのだが。

問題のドゥリは、墓参りに行こうとバスを待っている。
心配でついてきたテイは、ドゥリに冷たく追い返されるが、とにかく方向音痴なので……。
ドゥリも彼女をほっておけず、大学近辺まで送り届けてやる。
ところがちょっと目を離した隙にテイがいなくなってしまった。

大学では、男子も女子もトイレ掃除におおわらわ。
「そういえばパク・テイがいないわ」
「まだもどってないの?」
ドゥリは女子たちに怒りをぶつけられながらも、テイを心配して探しに行く。

テイは運良く、ソヌ教授に拾われていた。
死んだ恋人がかわいがっていた姪っ子がテイだとわかった教授は、
話を聞きながら、懐かしく彼女のことを思い出す。
「叔母さんが言ってました。教授の悪いところは3つあるって。
野菜を食べないとこ、ちぐはぐな履き物で外へ出るとこ、あと、人に頼らないとこ」
テイの言葉が、教授の胸を打つ。
「父さんは、臆病な人なんだねって言ってました。
臆病な人は助けて、ごめん、すまないが、なかなか言えないんだって」
「そうだな、正直言うと、ウネに同情されるのが怖かったんだ」
「同情されたって、私は平気です。心配してくれたんです。
世界中で私のことを考えてくれう人って何人いますか?だからこう考えるの。
やった、友達ができたって」
ふたりの会話を、こっそりドゥリも聞きながらほほえんでいた。

次の日、授業の前にドゥリはみんなに突然頼む。
「ねえ、手伝ってくれない?」
「どうやって?」
「どうやってって……」
「何を手伝うの?」
「……いいの?」

同期たちの力を借りて、校内放送で堂々と教授への愛を宣言するドゥリ。
ビョンゴンのコラ画像計画で、記事の信憑性もすっかり薄れてしまった。

学生に呼び捨てにされ、「あなたを振り向かせる。覚悟しておいて」とまで
言われてしまったソヌ・ヨンは、心なしかさっぱりとした笑顔。
ドゥリはマイクの前で歌う。
この歌が、あの人の心に届きますように。

(つづく)

うむ……なんだかいろいろ残念な回だったな、と。

曲かなぁ、やっぱり。
あの最後の、ドゥリが歌った歌はアレじゃないでしょう、絶対。
学内放送で流してた2NE1のユーアンドアイというのは、
2NE1(トゥーネイショントゥエニーワン)のキムパク・ボムさんのソロ曲。
テイたちが学内ミュージカル対決で編曲した曲なんですね。
私の観ているDVDでは、テイたちの歌った曲が流れてましたけども。
ミュージカル対決時は、「オリジナルかなぁ」などと言っていたわたくしですが、
無知ですいません。

流れ的には、学内放送をジャックして、歌った曲が、
紹介通りのユーアンドアイであり、しかもドソンの編曲したあのバージョン、というのが
しっくりくるような気がするのですが、どうでしょうか?
仲間が一緒に楽しそうに歌っていたしね。
何にせよ、あんな悲しそうな曲じゃないような気がするんだよなー。
それともかぶせの演出なのか?
悲しい恋を予言するような?わざと?

授業中にテイが歌うのもあの曲じゃないでしょう?

ミュージカル学科の話なのに、曲が全然聴けないんじゃ面白くない。
これはどうにかならないものですかね……。

さて、延々とひっぱってきた、ハデス問題。
結局記者は、金目当てではなく、スクープ目当ての記者だったわけね。
お互い得になると思って写真を撮ったが、思わぬ圧力にビビって記事をとりさげた、と。
なんとか黒幕を探り出して、懲りずに記事にしようと考えているようです。
ドソンに姿をくらまされると困るので、学校に残れ!と逆に脅しをかけたので、
ドソンは出て行かずにすみました。
さんざん引っ張って、なんじゃその展開は。

拍子抜けでしたが、ジェホンの熱さが胸に染みました。
頼ったり、頼られたり、それがほんとの友達だろ?
ドソンがジェホンのことを「チング(友達)」って言った時に、
ジェホンの目がきらりーん!と光ったように思えたよ。
「友達は関係ない!」
思わずそう言って怒ったドソンに、ジェホンも男気で応える。
青春だなぁー!

ドゥリの問題も、解決策としては拍子抜けって感じでしたけどね。
あんな写真は合成でいくらでも作れるってことと、
ドゥリが堂々と愛を宣言したことで、
「なーんだ、学生の悪ふざけかよ」ってことで収束。

でもあの写真は合成って感じじゃないじゃん。
それにドゥリが一方的に教授を好きだってわかっても、
なんかあったかもしれない事実はかわらないわけでしょ。
つっこめばいろいろ問題は残るけれど、
そもそも事実自体が曖昧だったわけだから、こんな雰囲気解決でもいいのかな。

ドゥリ問題も、大事なのはそういう整合性じゃ無くて、
同期が彼女を一生懸命かばった、ってところだよね。
義理に厚いジェホンは当然として、女の子たちもぶーぶー言いながらも、
トイレ掃除を甘んじて受けた。
そして「とにかく話を聞くから帰ってらっしゃいよ!」と、
一方的に責めたりしないで、ドゥリに電話をかけてる。
なんだかんだ言っても、同じ釜の飯を食った仲間なんだなーと、ジンときましたよ。

チェヨンがサイテーだな、ってことですが、
ある意味わかりやすいいい悪役してるわ。
なんかよくわかんないけど妙に若い理事とか出てきて、パク・テイに目をつけていますね。
どーせ一悶着あるんでしょ、こいつがらみで。
このあたりの展開も王道だ!
安易と言えば安易かもだが、テイはヒロインだから!
意地悪キャラと無垢な姫キャラだね。

今回は、ドソン、ドゥリ、ソヌ・ヨン、それぞれが「人に頼らない、頼れない人」と
いうことで、そこんところがテーマだったみたいですね。
テイパパの「それは臆病な人だね」という言葉が印象的でした。

そうだよね、弱っているとき、傷ついているとき、助けてほしいとき、
断られたらどうしよう、って身構えちゃう。
「ごめん、無理」って言われたら余計にへこんじゃうもん。
もちろん、助けたくても無理なときだってあるし、
相手が自分を嫌いなわけじゃないって理屈ではわかるけど、
感情ってそんな風に理屈で納得できないことがあるよね。
そういう風に傷つきたくなから、自分のことは自分でなんとかしようと思っちゃうんだなー。

韓国に人は、そういうの水くさいっていって、
もっと頼ったり頼られたりが上手なのかと思っていましたが、
そんな人ばかりじゃないのね。(当たり前か)

日本人は、というか私の周りは、自分はあまり頼らないけど、どうぞ頼って!という
献身的な考えの人が多いような気がする。
でも実は頼ってこない人に頼るのって難しいのよね。
やっぱり、お互い様の気持ちが大事だよ!うん!

ジェホンが、ハデスのこと全然知らなくてドソンは肩の力が抜けた感じ。
仲間が、全然躊躇無く、自分の計画に乗ってくれるとわかって、ドゥリもりきみが取れたよね。
なんだ、やってみたら結構簡単じゃん……と、ほっとしたと思う。
よかったよかった。

しかし大学教授と学生の恋愛なんか、そんなに問題か?
未成年だから?

つらい別れを体験した人は、そのつらい出来事ばかりを繰り返し思い出しがち。
姪っ子の言葉から、ふたりのしあわせな時間を思い出せたソヌ教授は救われたことでしょう。
そこからドゥリの愛に応えるまで行くかどうかは、わかんないけどな。


つらいことばかりじゃなかったはず。

なににせよ、

大学構内のトイレがきたなすぎる!

これが標準だと思われてもいいのか!


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (abc)
2013-11-17 21:22:12
2ne1=とぅえにーわん
×キム・ボム
○パク・ボムです
返信する
誤表記ご指摘感謝です (ビスコ)
2013-11-17 22:07:54
abcさま

誤表記ご指摘いただきまして、ありがとうございました。
調べて書いたつもりでしたが、間違った情報で、
みなさま申し訳ありませんでした。

ファンの方は、特にがっかりされたのではないかと思います。
間違っていたとわかりやすいように本文訂正しました。
どうぞよろしくお願いいたします。

返信する

コメントを投稿