4/13野草の試食と春の生物調査など

2024-04-13 23:01:13 | 活動記録

雨が続いて活動に間が空いてしまいました

その間に季節が進んでしまい、緑に覆われた春のビオトープ

桜もすでに葉桜

大池は度重なる雨で、泥出しできないまま、満水となってしまいました

 

日差しのまぶしいビオトープ

で、今日は何をしているかというと、春の恒例、野草の試食

トロッコ列車の残りのバイオガスで調理です

子どもたちも食材調達や調理を手伝ってくれます

これはタンポポの花の天ぷら

ほかにもヨモギやタラの芽

いっぱい出てきたシイタケも・・・

タンポポの花を調理中

こんな感じのできあがり

みんなでおいしく食べました

 

さて、春になってうごめきだした生き物たちですが

アマガエルがいっぱい、緑色のとか土色のとかいろいろ

カマキリの赤ちゃんが卵のうからいっぱい出てきました

堆肥置き場にはカブトムシの幼虫がいくつか

ウジャウジャいたのはカナブンの幼虫でしょうか

池にはドジョウ、ヨシノボリ、ヌマエビなど

他にもメダカ、残念ながらカダヤシもいました

田んぼは耕運機をかけてちょっとだけ田起し

苗床も準備しました

いよいよ春本番です

これから忙しくなりそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

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3/9シイタケの菌打ちと、スギ花粉&ツクシ胞子の顕微鏡観察

2024-03-10 08:42:19 | 活動記録

何度も雨が続きましたが、本日は強風ながら好天の土曜日

と思っていたら突然あられが降ったりもしましたが

たくさんの子どもたちが来てくれました

 

まず、みんながやってるのは、シイタケの菌打ち

前回切った間伐材にドリルで穴を開けハンマーでシイタケ菌のコマを打込みます

小さいお子さまもお手伝いしてもらってがんばって作業をしました

これがシイタケ菌、菌打ちは毎年春の定番行事ですが

シイタケが出てくるのは2年後ですかね

 

さて、こちらは館内で顕微鏡観察

まずはスギ花粉の調査

透明粘着テープで屋外のほこりを取ってきて、顕微鏡で見ると・・・

いっぱいありました!!

へしゃげた円形のものは、みんな花粉です

これ見ると,外へ出るのがイヤになりますね

で、次にツクシの胞子を見てみましょう

こうやって先っぽをたたくと緑色の粉がとれます

これを顕微鏡で見るとこんな感じ

緑色の丸い胞子に4本の糸みたいなものがついています

弾糸というのだそうですが、そっと息を吹きかけると丸まって縮み、乾くとまた伸びます

胞子を吹き飛ばさないように息を吹きかけるのはコツがいりますが

見てるととても面白いです

要は、湿気があるときは丸まってじっとしていて、

乾くと風に乗って遠くまで飛んでいための仕組みなのでしょうか

 

この変化は、肉眼でも観察できます

これは叩いて落としたばかりの胞子、鮮やかな緑色

しばらくすると白っぽくなってふくらんできます

これが弾糸が伸びた状態ですね

 

時間をずらして並べるとこんな感じです

上から下へと変化していきます

ツクシの胞子、面白いです

もう少し調査してみたいですが

こんな研究ができるのは、この時期だけですね

動画など詳しくはインスタグラムにアップしてますので、こちらもどうぞ

https://www.instagram.com/biopeace.aichi/?hl=ja&img_index=3

 

池のほうでは、今日も水抜きのための水路掘りと生物調査

ザリガニはだいぶとったので、もうほとんどいないかと思ったら

まだまだ泥の中に潜んでました

ドジョウも見つけました

 

今年は雨が多くて、池の泥はベタベタのまま

いつもはカラカラに乾いた泥を運び出すのですが

今年はこのまま春になっちゃいそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

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2/24シイタケの原木の切り出し

2024-02-25 22:34:05 | 活動記録

雨がやんで良い天気となった土曜日

大池はまた水がいっぱいになっちゃいました

ポンプでだいぶ抜いたけど、泥は乾かず、

肥料にする底泥の運び出しは、また次回となりました

中池も水がいっぱい、冬越ししている生き物を調査中です

せめて中池だけでも外来種を駆除しようとがんばったのですが、

どうなってるでしょうか

 

こちらは何をしているかというと・・・

ツクシですね

まだ小さいけど、出てきてました

 

さて今日は、早春の恒例行事、

シイタケの菌打ちのための原木を伐採しました、

森からドングリなどの広葉樹を間伐して運び出し、

みんなで手頃な長さに切ってもらいました

できた原木はこんな感じ

たくさんできました

これで次回、シイタケの菌打ちができますね

 

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2/10またまたヨシ焼き

2024-02-11 19:28:46 | 活動記録

晴れて穏やかな冬の日

そろそろ池の底泥が乾いてたら運び出そうかな

なんて思って来てみたら、ありゃ、また水が増えてる・・・

この前の雨でまた池が大きくなっちゃいました

しょうがないので、またポンプで水抜きしながら

今日もヨシ焼きの続きです

みんな刈ったヨシを運んでくれます

 

ヨシの灰がたまってきたところで、サツマイモをアルミ箔にくるんで中に投入

ヨシの灰もふかふかでヤキイモにはなかなか調子がいいです

いい感じに焼けました

 

ところで先週、大池をのぞいたら、見慣れない黒い鳥がいました

どうやら今までビオトープでは見たことなかったカワウのようでした

今日は人がいたのでウは来てなかったですが、草地のあちこちにこんなものが・・・

ちょっと見にくいですが、あちこち白っぽく汚れています

どうやらカワウのフンのようですね

ひょっとして今年増えたフナを食べに来たのでしょうか

ウのねぐらになると木がフンで一面フンだらけで白くなっちゃってるところがありますが

さてどうなりますか、ちょっと今後要観察です

 

何はともあれ、夕方までにはヨシはずいぶん片付いて、

久しぶりに見晴らしが良くなりました

ヨシを燃やした灰はこんなふうに肥料として田んぼに運びました

そろそろ泥運びがしたいですね

これから早春の作業がいろいろ待っています

 

 

 

 

 

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1/27ヨシ焼きの続きと生き物調査など

2024-01-27 23:26:59 | 活動記録

久々の積雪もほとんど溶けた土曜日

大池は雪のせいか水が増えて大きくなっていました

 

今日も前回に続いてヨシ焼きと枯れ枝のたき火

 

大池では完全装備の生物調査隊が何がいるか調査中です

今日もギンブナが捕れました

今年はたくさん育ったようです

こちらはビオ池では初めて確認、テナガエビ

今まで気がつかなかったのですが、今日は数匹とれました

 

カメもいました

ちょっと小さめだけど、外来種のミシシッピアカミミガメですね

なかなか頭も手足も出してくれません

ちょっと距離を置いて見守る親子

でもカメさんはなかなか動いてくれません

 

さて、こちらでは前回焼いた炭の取り出し・・

さあ、どうなってるでしょうか

今回は細めの竹を多く入れたのですが

なんか微妙な感じで、まだ生焼けが半分混ざってましたが

それでも黒光りする美しい竹炭ができました

夕方までにヨシはずいぶん焼けたので

池のまわりはすっきりしました

ポンプのかけてだいぶ排水しました

まだベタベタだけど次回までに泥が乾くでしょう

 

 

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1/13 ヨシ焼き&炭焼き

2024-01-14 09:09:51 | 活動記録

新年最初の活動日、時々小雨も降る寒い土曜日

冬の恒例作業のヨシ焼きをしました

刈り取ったヨシを運んで火にくべるのは力仕事ですが

暖かくて楽しい作業でもあります

 

フカフカの灰の中にサツマイモを入れると、おいしい焼きイモもできました

 

大池回りは刈れたヨシを片付けて、ずいぶん見晴らしが良くなりました

 

水の少なくなった大池では、ザリガニが石の下で冬眠中

つまみ出されたザリガニたち

ドジョウも出てきました

こちらも水のなくなった泥の下で寝てます

水に入れると動き出します

大池の水の中には、まだ何やら動き回る大型の生物の気配が・・・

コイ? ナマズ?・・・次回ちょっと調べてみたいです

 

こちらは年末に材料を仕込んだ炭焼き窯で炭焼き中

今回は細めの竹をだいぶ詰め込みましたが

どうなるでしょうか

 

焼けてるかどうか取り出して確認するのは

次回のお楽しみです

 

 

 

 

 

 

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12/23 年末ワラ細工

2023-12-24 00:37:26 | 活動記録

急に寒くなった年内最後の活動日

恒例の年末のワラ細工をしました

今年はクリスマスイブの前日なので

「クリスマスリース&しめ縄作り」です

 

原料はビオトープ水田でできた稲のワラ

叩いてほぐしてから縄をないます

うまい人はひとりでやる仕事なんでしょうが

慣れないうちは、二人ががり三人ががりで縄にします

彼はなかなかうまいですね

一人でこんなふうにきれいな縄を作ってました

 

次に、できた縄を丸めていろんな飾りをつけていきます

 

では本日の皆さんの作品群です

  

 

 

これはしめ縄? クリスマスリース? 何でしょうね

みんな色々工夫を凝らし、なかなか個性的ですね

でも本日最大級の作品は、これ

きっと買うと高いですよ、まさに横綱級

 

さて、ビオトープはというと・・・

水の減った大池、午後4時を過ぎると早くも夕暮れ

 

刈り取りの終わった田んぼには

置き去りにされた案山子がぽつんと一人、

さだまさしの世界ですか・・・

 

ともあれ、このまま年末を迎えます

皆様良いお年を

 

 

 

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12/16, 12/17エッピー祭

2023-12-18 12:17:15 | ビオトープの様子

12/16土, 12/17日は下水道科学館の年末恒例のエッピー祭でした

土曜日は雨が降りそうな暖かい曇天、日曜日は晴天ながら強風の吹き荒れる寒い日でしたが

なんとか無事終わりました

 

ビオピースの出し物はいつもの本館1階いちばん奥

 

定番ザリガニつかみは今回も人気

今年は大量増殖したヌマエビも展示してみました

 

稲高ボランティア部ががんばって

近くの水辺の生き物を展示してくれました

顕微鏡観察ではコケの中のクマムシを探しました

いました!!

ガチャガチャの模型と比べるとこんな感じ

 

こちらもいつものラミネート押し葉

 

こんな作品がいっぱいできました

みんななかなか芸術性の高い作品でした

 

 

ビオトープは開放しませんでしたが

下水のバイオガスで走るトロッコを運転

土曜日だけでしたが、こちらも人気でした

 

エッピー祭が終わるといよいよ年末です

ビオピースはこれからまだまだ冬支度です

 

 

 

 

 

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12/9 モミスリ・精米と池の水抜き

2023-12-10 06:27:00 | 活動記録

12月になったというのに温かい好天の土曜日

前回からの続きで刈り取ったイネのモミスリと精米をしました

まずは唐箕(とうみ)という、人力で風をおこしてモミとワラくずを分離する

木製の古い道具

こどもたちががんばって回してくれます

 

分別前のワラ混じりのモミ

なかなか慣れないと使いづらいのですがこんなふうにきれいに分離できました

これをもみすり機にかけて玄米にします

最後は象印の精米機で白米に

こうしてできた新米は、少しずつみんなに持って帰ってもらいました

こちらは少し残っていた稲を使って千歯扱きでの脱穀体験

やっぱりなかなか難しかったです

ちょっと工夫の余地がありそうでした

 

脱穀の終わった稲わらは、こんなふうに積んでみました

これ、なんていうんでしょう

稲塚? うちのばあちゃんに聞いたら「つぼけ」って言ってましたが

地方でいろいろ呼び名があるようですね

何でもいいですけど、あまりかっこよく積めませんでした

ちょっと研究の余地がありそうです

 

 

さてこちらはポンプで水を抜き始めた大池

水を抜き出すと生き物が集まってきます

まずはザリガニ

こんなにいたのですね

まだまだたくさんいるようです

こちらはヌマエビ

これもすごいです 一網で100匹以上とれる感じ

いつの間にこんなに育ったのでしょう

ここまでいると完全に食用にできますね

今年は銀ブナがたくさん育ってました

10cmくらいあるのが40匹とれました

まだまだいそうです

こんなにフナがいるのは初めてですが

春に稚魚がいたのでそれが育ったのですね

 

こちらは今ごろ突然出てきたシイタケ

今年はずっと出てこないなと思ってたのに

なんで急に?

シイタケの考えることはよくわかりません

夕暮れの大池、水位も下がって泥の日干しが始まります

 

中池、こちらは水を張ったままです

結局ザニガにとカダヤシの完全駆除はできてないですが、

在来種を冬越しさせる場にしたいところですが

どうなりますか・・・

 

さて、来週の土日は冬恒例の科学館イベント「エッピー祭」です

ビオピースもいろいろ出展します

お楽しみに!!

 

 

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11/25 秋晴れの脱穀

2023-11-26 20:19:28 | 活動記録

最高の秋晴れのビオトープ

水の澄んだ大池にはカモの姿も見られます

紅葉も進んできました

今日はハザかけしておいた稲の脱穀です

前回使った千歯こきは効率が悪かったので

足踏み式回転脱穀機を使いました

こんな感じで使います

ところがお客さんが今日はなぜか少なくて

会員と科学館のスタッフの応援で作業、

なんとか脱穀まで全部終わりました

モミスリと精米は次回です

池には今年もヌマエビがいっぱいでした

急に寒くなった今日この頃ですが

次回はもう12月

ビオトープもいよいよ冬支度です

 

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