フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

さすがにキカラスウリが生産調整に入ったようです

2017年07月18日 21時58分42秒 | 身辺雑記

7月6日から毎日人工授粉を続けて17日で100花近くなる。結実率はすこぶる良くて成長も早い。結実第一号の大きさははもう成熟した果実に遜色ない。花を付ける蔓茎も決まっているようで塀に絡んでいる一本の蔓はたわわに実を付けて、個々の果実は日々成長している。

上の果実が第一号。下は第2号で受粉したばかりの果実も見られる

これらが順調に成長したら果たして全部を支え切れるのでしょうか

こんなに結実させてしまっては根が持たないのではないかと真剣に思い始めた。人工授粉は少しやめようかと考え始めたら、前日から花が少なくなってきた。16日が5花、17日は4花だ。勿論見えない所や高い所にはもっとあるのかもしれないが、明らかに植物自体で生産調整を始めたようだ。

夜咲いたばかりの花にもう蟻が来ていました。果実も大きくなっています

蔓は縦の力には強いようなのでこれは虫害が無ければ全部成熟しそう

考えてみれば当然の事で、自然の中ではポリネーターが居なくて困ることも、い過ぎて困る事があるのも当然だ。そういう中で植物は生き延びるための調整をしなければならない。子孫を残すには何が最善なのか、それこそ植物の生存条件の基本中の基本なのだと気づかされた。