都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

西大井駅・大森駅散歩 大森貝塚

2013-09-01 10:51:41 | 都内散歩
大森貝塚 国指定史跡 (東京都品川区)     
【住 所】 : 〒140-0014  東京都品川区大井6-21 大森貝塚遺跡庭園  Mapion
東京都大田区山王一丁目 「大森貝墟碑」   Mapion
【大森貝塚について】:  東京都大田区山王・品川区大井にある縄文時代後・晩期の鹹水(かんすい)産貝塚。
1877年(明治10)、アメリカ人の動物学者エドワード・モース(当時39歳)が日本を訪れた際に発見した。
1877年(明治10)、わが国における最初の学術的な発掘が行われた。出土品は多種類の貝殻をはじめ、土器、土偶、石斧(せきふ)、石鏃(せきぞく)、人骨片、鹿やクジラの骨など多岐。東京大学に保存されている。
1955年(昭和30)に国の史跡に指定され、1986年(昭和61)には追加指定。
モースの大森貝塚の発掘は日本初の学術的発掘であり、調査報告書の発行も初めてのことでした。このことから大森貝塚は「日本考古学発祥の地」と呼ばれています。
【大森貝塚の発掘場所について】: 品川区より引用
 モースは“Shell Mounds of Omori”に貝塚の住所や地図を載せませんでした。そのためいつの間にか大森貝塚の位置は分からなくなってしまいました。
 特に、1929年(昭和4)に今の大森貝塚遺跡庭園(品川区大井6丁目)に「大森貝塚碑」が、翌年いまの大田区山王1丁目に「大森貝墟碑」が建てられ、貝塚の位置をめぐる「混乱」はさらに大きくなります。1955年、両方の碑は、「国指定史跡 大森貝塚」として国の史跡に指定されました。
 モースたちの発掘から100年目の1977年(昭和52)、大森貝塚発掘時の「発掘補償金」に関する文書が、東京都公文書館で発見されました。そこに記された発掘地の住所「大井鹿島谷二千九百六十番地」は、現在の大森貝塚遺跡庭園の位置にあたり、これにより「モースの大森貝塚」の位置が明らかになりました。 
  
 
  
大森貝塚遺跡庭園の入口  平成25年8月22日撮影

大森貝塚の発見者 モース博士の銅像  平成25年8月22日撮影

大森貝塚遺跡庭園の奥、線路際にある「大森貝塚碑」  平成25年8月22日撮影


大田区山王一丁目にある「大森貝墟碑」  平成25年8月22日撮影


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