都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

石造供養塔 (西光寺 東京都品川区) 

2013-08-30 07:28:32 | 都内散歩
石造供養塔 (西光寺 東京都品川区)    都内散歩

【住 所】東京都品川区大井4-22-16 Mapion地図

【石仏供養塔三基】 
(下の写真左)  延命地蔵菩薩を彫った舟形の塔 明暦元年(1655)造立  作者:おりつ等16名の女性
(下の写真中央) 阿弥陀如来像を刻んだ笠塔婆型の庚申供養塔 寛文9年(1669)造立  作者:大井村の人びと
(下の写真右)  阿弥陀如来像を彫った舟形の塔 寛文13年(1673)造立  作者:おいな等女性12名の念仏講の人々が造立。 

【品川区指定有形民俗文化財の説明文】 
西光寺石造供養塔さいこうじ せきぞうく ようとう (三基)
   所在 大井四丁日二十二番十六号
   指定 昭和五十三年十一月二十二日(第三号)
無縁塔最前列の供養塔三基で、向かって左の 延命地蔵菩薩を彫った舟形の塔は、大型で身長 よりはるかに長い錫杖を右手に、宝珠を左手に 持っている。おりつ等十六名の女性が明暦元年(一六五五)に造立したものである。
中央の塔は、阿弥陀如来像を刻んだ笠塔婆型の庚申供養塔で、寛文十三年(一六七三)に大井村 の人々によって造立されたもの。
右の阿弥陀如来像を彫った舟形の塔は、寛文 九年(一六六九)に、おいな等女性十二名の念仏講の人々が造立したものである。
この三基の供養塔とも、元は鎌倉道に面した 倉田地蔵堂に安置されていた。いずれも江戸初期に造立されたもので、石造美術の面でも優れ、 保存状態もよく、特に明暦元年の供養塔は、原型に近い状態で残っており貴重である。
  平成二十一年一月十日
品川区教育委員会

石造供養塔 平成25年8月22日撮影




石造供養塔 品川区の説明掲示 


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