働き方改革が叫ばれる中、今月から最終金曜日をプレミアムフライデーとして早めに帰るキャンペーンがされている。何か標語のようなものを考えてみると、アメリカや都民を始めとして昨今「○○ファースト」というのがよく使われているので、「『じぶんファースト』の時間も大切に。」というのはどうかと考えた。
この言葉は論争喚起的である。自己中心を言い換え、助長するものではないかと新聞の投書などに載るであろう。翻って、これまで「○○ファースト」にもやもやと抱かれていた違和感が噴出し、議論になるかもしれない。昨年没後100年を迎えた夏目漱石の、高校の教科書等にもよく載っている「私の個人主義」が言及されるかもしれない。
思うに、「○○ファースト」は内部問題として用いる分には十分な意味がある。一部の層だけが利得を得てばかりの社会ではいけない、政治家は一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者でなくてはならない、といったことはすんなり受け入れられることであろう。これが対外的な関係で用いられると、協調を軽視し自己中心的だ、という話になってくる。両者を混同せず、前者の課題解決に力を注ぐのが重要と思われる。
※試験的に、はてなブログはやや長めの記事に、こちらはつぶやきのように使ってみます。
この言葉は論争喚起的である。自己中心を言い換え、助長するものではないかと新聞の投書などに載るであろう。翻って、これまで「○○ファースト」にもやもやと抱かれていた違和感が噴出し、議論になるかもしれない。昨年没後100年を迎えた夏目漱石の、高校の教科書等にもよく載っている「私の個人主義」が言及されるかもしれない。
思うに、「○○ファースト」は内部問題として用いる分には十分な意味がある。一部の層だけが利得を得てばかりの社会ではいけない、政治家は一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者でなくてはならない、といったことはすんなり受け入れられることであろう。これが対外的な関係で用いられると、協調を軽視し自己中心的だ、という話になってくる。両者を混同せず、前者の課題解決に力を注ぐのが重要と思われる。
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