♪宝物の箱♪

誰にも目に見えるもの、そして見えない大切な宝物ありますよね。
そんな【宝物】について思ったことを綴ってみました。

『やっと…』

2010-11-22 22:20:39 | ささやき



やっと・やっとです。


今日、20日締の請求書処理で忙しい午後一、

ボク課長が「mayuさん、チョッといいですか?」と応接室へ促され、

「mayuさんとお局様は直雇いのパートさんなんですが、他のパートさん達もウチの会社直雇いに

することに決まりまして、これを機会にパートさんの時給も見直すことにしました。

来月からはこの時給になりますから契約書に記名捺印して持って来て下さい。

それから、時給額は、誰にも見せたりしないように…」


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まずは説明

ウチの会社は勤続年数の永いお局様(私より1年以上永い)と私は直雇いのパート。

他の人達は、系列会社雇いの出向という形。

ウチの会社の時給は最低賃金と決められている。

だけど、何故かお局様は少し高め。

(お局様、遅刻はしますが、夜は遅くまでいて重宝がられていた時期があった為)

直雇いの私達だけは有給あり、通勤手当の精算の仕方も違う。

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私は、来月からの時給額を見せてもらい

『そんなに頂いていいの…?』

「ええ、ただ、額は見せないで下さいね」

『みんな直雇いなのね』



私はただ単に、皆に有給が出来て良かったなぁ~。

子供さん達の学校行事、病気で休むことがあっても有給があれば助かります。

と、思っていましたが…

そこには、深~い蠢くものがあったんです。


最低賃金って、徐々に上がって行きますよね。

そうなるたび、我々は少しずつ昇給しますが(当たり前ですよね最低賃金だから…)、

お局様は少しお高めだからそのまんま。

お局様は、それが気に入らない。加えて、今年改正された最低賃金が、自分により近くなった…

で、その旨を会社に訴えたそうです。

そんなこんなで、会社側も、見直しをしたようです。

な~んだ、そういうことだったのねって事ですが、

こっちとしては、これで人に言っても恥ずかしくないような時給額になって、

辞めようかな~って本気で考えていましたが

もうチョッと頑張ってみようという気持ちになっています。


やっと・や~っとの会社側の御判断。


一番損をしたのは、関連会社かな…。

派遣業務で随分と儲かっていたでしょうが、それが無くなる訳ですもんね。