現在、カナダのエドモントン付近に滞在中。ザック一個分くらいあるマイナス40度仕様の巨大化繊シュラフや、見たこともないくらい分厚いソレルの、マイナス50度仕様の防寒ブーツ、そのほか、ミトンやら熊よけ用のフレアガンという派手な空飛ぶ爆竹やら、極地探検用の特殊仕様装備を次々と購入中だ。一方、ソーセージやナッツ類、ドライフルーツ関係、自宅でもよく食べる韓国製の辛ラーメンなど食料方面も抜かりなく入手しており、現在、装備の量は段ボールにして8箱分くらいになっている。そのうちの一つはジョアヘブンという旅の中継地となる村に送った。
面白いのは、南部にすむ多くのカナダ人が北極圏の土地について知識がほとんどないことだ。今日、荷物を送りにいったエドモントンの近くのカムローズという町の郵便局のおばさん二人は、ジョアヘブンという村の名前すら聞いたことがなく、「どこ、それ? カナダなの?」とキャーキャーはしゃいでいた。
明日はオタワに移動し、世界的極地冒険家のリチャードウエーバー氏から極地探検専用のソリと食料を購入する予定である。ウエーバー氏は明日ノルウェーに向かうというので、我々は空港で待ち合わせする予定にしていた。だが、さっき氏から来たメールによると、氏の飛行機は14:30に出発する便であるらしく、我々がオタワに到着するのは13:30なので、どうやら空港で会うのは難しそうだ。
空港で会えなかったら、どうやってソリを受け取ろうか。というか、どうやって氏と連絡をとったらいいんだ? こっちはもう深夜で、われわれの乗る便は超早朝なので、氏と連絡をとる時間がほとんどないのである。トランジットの時に電話をかけるしかないが、ちゃんと家にいてくれるだろうか。心配だ。
面白いのは、南部にすむ多くのカナダ人が北極圏の土地について知識がほとんどないことだ。今日、荷物を送りにいったエドモントンの近くのカムローズという町の郵便局のおばさん二人は、ジョアヘブンという村の名前すら聞いたことがなく、「どこ、それ? カナダなの?」とキャーキャーはしゃいでいた。
明日はオタワに移動し、世界的極地冒険家のリチャードウエーバー氏から極地探検専用のソリと食料を購入する予定である。ウエーバー氏は明日ノルウェーに向かうというので、我々は空港で待ち合わせする予定にしていた。だが、さっき氏から来たメールによると、氏の飛行機は14:30に出発する便であるらしく、我々がオタワに到着するのは13:30なので、どうやら空港で会うのは難しそうだ。
空港で会えなかったら、どうやってソリを受け取ろうか。というか、どうやって氏と連絡をとったらいいんだ? こっちはもう深夜で、われわれの乗る便は超早朝なので、氏と連絡をとる時間がほとんどないのである。トランジットの時に電話をかけるしかないが、ちゃんと家にいてくれるだろうか。心配だ。