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SF超大作 サルベーション ー地球の終焉ー シーズン3の制作を望む!

2019年10月03日 | 映画・ドラマ
 こちらのBlog久々の更新です!特に停止していたわけでもなく、Upしたいネタもたくさんありますが、時間が・・・
 そんな中、久しぶりの記事がこの海外ドラマ『SALVATION』です。邦題「サルベーション(救済)」です。この作品は、WOWOWで見ました。いわゆる海外ドラマになるかと思います。興味はありますが、私、あまり海外ドラマは見ないのです(見る時間がない)が、B級C級も含め、SF作品が好き!
 『地球へ迫りくる小惑星が見つかる!衝突までのタイムリミットは6カ月。地球終焉のカウントダウンが始まる中、世界最高峰の頭脳集団が全人類の危機回避に立ち上がる超大作ドラマシリーズ』。という謳い文句にはまり録画していました。そして、第1話をちょこっと見たら、それからどハマリでシーズン1の全13話を、数日でほぼ一気見しました。(←見ようとおもえば時間あるんじゃん)
 レンタルやネット配信もされていましたが、この度、またWOWOWで10月4日からシーズン1.2の全13話×2をまた再放送するという事で紹介させてもらいました。
 私、WOWOWのまわしものではありませんが、このドラマをバックアップしたい思いがあるのです。その理由は、みなさんもこのSFドラマのシーズン2の最終回をみたらわかると思います。

 制作は、アレックス・カーツマン。今や『スター・ウォーズ』シリーズも手掛けるヒットメイカーのJ・J・エイブラムスの弟子的な人。JJは、人類(地球)を滅亡させる小惑星に立ち向かう大ヒット作『アルマゲドン』の脚本にも参加している。そしてこの同じ隕石衝突SF作品『サルベーション』で製作総指揮をとったのがアレックス・カーツマン。エイブラムスとは『スタートレック』でも脚本家・プロデューサーとして参加。『トランスフォーマー』でも脚本を担当している。TVドラマでは、犯罪ものの作品も制作しヒットしている。単なるSF作品だけの製作者でないのです。
 そしてこの『サルベーション』は、地球に迫る隕石衝突というSF的な要素だけでなく、人間ドラマ、アクションが織り込まれ、スリリングな展開がてんこ盛りなのです。『アルマゲトン』は2時間30分の大作でしたが、この『サルベーション』は、1話約40分ちょっと。1.2を合わせると本編は18時間近くになります。そしてそれで完結しているのか!?どのような結末なのか。

 この作品に魅了されるのは、ベースに6ヶ月後に隕石衝突するという極限の状況の中、物語が動いていく所だと思う。人類終焉のカウントダウンは始まっているのですが、当初は、国民のパニック、暴動を危惧し国家機密となりこの事実は政府の上層部しか知りませんが。政府は、科学者をはじめ各分野のエキスパートを集めこの人類最大の危機に立ち向かいます。そしてその極限の中で、世界最高の英知だけでなく、いろいろな組織や、国家、無力な人々が向き合っていく姿も描く。
 大ヒット海外ドラマ『24』は、1話1時間というリアルタイム時間軸設定も魅力だった(見てないけど・爆)。『サルベーション』はも完全に時間軸は一緒ではないけど、1話ごとに確実に時間は過ぎていく。宇宙戦艦ヤマトでいう「人類滅亡まであと150日」とか。そういう設定なので切迫感がある。
 日常でも、隕石衝突のNEWSはたまに目にします。けっこうニアミスだったとか。それこそ、恐竜が滅亡したのは隕石衝突による気候変動といわれていますし。あながち突拍子のない話もないのです。そういうIF(仮定)に自分自身の身をおいてみれるのも楽しめる要素。
 この作品は、2018年SF・ファンタジー・ホラー作品のアカデミー賞とも呼ばれるサターン賞で、テレビ部門最優秀SFシリーズにノミネートもされたそうです。物理学者を顧問に迎えたり、実際に研究が進んでいるテクノロジーや宇宙開発の現実も盛り込まれていてリアル感もある。
 
 そうしたバックボーンの中、この4人のキャストが軸となり物語が動きます。隕石衝突のカウントダウンは始まっている中、たえず緊迫している状況なのでハラハラ感がある中、さらにドキドキさせる要素を詰め込む。国家権力が動いたり、007的な展開もありスケールもでかいです。


 
 左から紹介。
 まずリアム・コール(チャーリー・ロウ/声・浪川大輔)。 天文物理学を学ぶMIT(マサチューセッツ工科大学)の大学院生。恋愛経験はうすく、だらしない感じもあるけど天才的な発想と技能をもつ兄ちゃん。

 ダリウス・タンズ(サンティアゴ・カブレラ/声・宮内敦士) 時代の最先端を行く天才科学者。自身が創業者であるタンズ社の成功で巨万の富を得る。APPLE創業者のスティーブ・ジョブスをモデルにしているらしい。イメージは近いと思う。火星への移住計画(方舟)も進める。

 グレース・バロウズ(ジェニファー・フィニガン/声・加藤有生子) 国防総省の報道官。上司である副長官のハリスと密かに交際。小惑星の地球衝突という事態を知らされ報道官としての立場もこえて動き出す。ダリウスにも協力する立場となる。シングルマザーで、名門大学進学を間近に控えたゾーイという名の娘がいる。けっこう親バカ。グレース役の、ジェニファー・フィニガンには魅了されました。知性とセクシーさも兼ね備えた女性。意外と若いのね。

 ハリス・エドワーズ(イアン・アンソニー・デイル/声・咲野俊介) 国防総省副長官。地球に小惑星が迫っていることを知っていた数少ない官僚のひとり。感情に左右されないきれものって感じ。ダリウスとは15年来の仲だが、小惑星衝突回避の方針では意見が合わず…。政府に反抗的な思想を持つディランという息子がいる。この方、日系の方だそうでで親近感もあっていい感じ。セクシーな人だ。

 人類滅亡のカウントダウンが始まる中、人間模様も描かれます。リアムも恋人ができたり、振り回されたり。グレースは、ハリスとダリウスに揺れ動いたりという。
 ダリウスのキャラクターもいい。天才だし、超金あるし、世界のネットワークシステムもコントロールできたり、すごい人工知能のコンピューターがいたり。
 主要人物はこの4人ですが、いろいろと絡んでくる人が次々と登場して、物語をかき乱していきます(笑)。
 まあ、ちょっとネタ的に言うと、けっこう世界規模に動くのですが、世界を動かしているのはこの人たちで、展開によっては、なんでそんな事するかな~とイライラしてしまうこともあります。『アルマゲドン』とは違って、地球存亡の危機なのに世界が団結しないのもこの作品のKey。
 シーズン1のタイトルでイメージを膨らませてください。

 #1 人類の箱舟 #2 シャドー・サイド #3 真実か希望か #4 明日への希望 #5 信念の先に #6 深まる対立 #7 アトラス計画
#8 モスクワの長い一日#9 真の愛国者 #10 新たな火種 #11 全てを懸けて #12 黙示録の予言 #13 反撃のシナリオ

 個人的には、1話1話見るより一気見した方がのめり込む感じです。次の展開が気になって仕方なくなります。アトラス計画ってなんやねん!?ノアの方舟的な話もあるし。シーズン1はドップリつかった。っていうか当初シーズン2に続くと思っていなかった。 
 シーズン2はちょっと内紛的な話になっていく。隕石が近づいているのに、「あんた方なにやってんのよ!」ってイライラ度はさらにます感じ。あんたら隕石が近づいているのわかってんの!?ダリウスには1では予想もしなかった展開が次々と起きていきます。
 そして18時間に及んだ物語の結末を見てください!シーズン2でも終わらないのです。そしてこの膨らみすぎた物語、ストーリー展開の回収が困難になったのか、シーズン2で打ち切りという状況のようでもあります。リアム、ダリウス、グレース、ハリスのキャラはよかった。彼らににまた会いたいし、スッキリ、きっちりお話終わらせるべくシーズン3の制作を切にお願いしたい O(≧▽≦)O
 『サルベーション』シーズン1,2再放送。第1回目は10月4日14時からです!


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