坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

名古屋市科学館のプラネタリウム

2010年01月31日 | 日常
今年の夏頃、名古屋市科学館のプラネタリウムが改装されるらしい。科学館の資料によると、この投影機は世界屈指のプラネタリウム製造メーカー、カールツアイス社(ドイツ)のもので1962年の科学館開始いらいずっと使われてきたそうだ。導入以来40年以上たっているにもかかわらず、その投影映像の美しさに驚愕する。そして、これが肝心。なにより、この機械としてのデザインの美しさ!

あ、トマソンだっ!

2010年01月30日 | 日常
既に有名な「事例」なのかもしれないが、某区立図書館の入り口付近で超芸術トマソンを発見!見立てから、おそらく「高所」と「無用洗面」に分類されるトマソンである。
しかし、あまりにも出来すぎだし、なんだか、違う香りもする。もしかしたら誰かの作品なのかなぁ。

訃報サリンジャー

2010年01月29日 | 日常
サリンジャーが亡くなった。というか、ファンからは怒れられそうだが、まさか数日前まで存命だったとは。
 ネットのお悔やみ記事には1965年以降作品を発表しておらず、生きながらにして伝説になったとあるが、やはり、作品を発表していない以上、文学的には死んでから40年以上たっていると考えるのが妥当だろう。
 シベリウスの例もあるが、どんな心境だったのだろう。シベリウスは沈黙期間にも実は幾つかの作品を作曲していた。しかし、内容的に満足できず机にしまいこんでいた。音楽史的には仕事を終えていたにもかかわらず、創造力的にはまだ死ぬ気はなかった作家の余生とはいかなるものなのだろう。
 サリンジャーについては作品以外なにも知らないのだが、もしかしたらそれでいいのかもしれないと思った。

返されなかった一日 公演案内

2010年01月28日 | 作曲
「返されなかった一日」

公演のご案内です。主催はブランノワール2010
劇団クセックの看板俳優、榊原忠美、FM福井でおなじみの飴田彩子と異形の作曲家、坂野嘉彦による「返されなかった一日」です。
謡のように語り、叫ぶバラさんとアメちゃんに対峙するように、踊りまくるバンちゃん。ご期待ください!ただし、坂野は福井公演のみの出演です。

原作 ジョヴァンニ・パビーニ 「返されなかった一日」

●金津会場「金津創作の森」アートコア・ミュージアム2
  〒919-0806 福井県あわら市宮谷57-2-19 TEL0776-73-7800
 ・2010年1月29日(金)19:30開演
 ・2010年1月30日(土)17:30開演

●福井会場「福井市美術館」アートラボふくい・企画展示室
  〒918-8112 福井県福井市下馬三丁目1111 TEL0776-33-2990
 ・2010年2月5日(金)19:00開演
 ・2010年2月6日(土)14:00開演

前売り1500円(当日1800円)/(2会場ご覧いただける方は通し券として2500円)

前売り/予約/お問い合わせは 榊原090-4119-2215 ticket@blanc-noir.net

昨年同様、二会場にて公演を行います。それぞれの会場の特性を考慮して、より空間との共存が活かせる方法を模索した結果「金津創作の森」では、朗読を中心に照明・オブジェが対峙した形を取り、福井市美術館ではさらに音楽の演奏を加えることによって生じる即興性を皆さんにごらんいただこうということになりました。二つの会場で繰り広げる、似て非なるコラボレーションをお楽しみいただけたらと思います。1+1=醍醐味二倍、エネルギーは四倍です。


出演 榊原忠美 飴田彩子
音楽 坂野嘉彦(福井会場のみ)
美術 松本三重子
装置 山田健太郎
照明 杪谷直仁
音楽 瀬川あづさ
制作 久保光子

解体ショー マグロにあらず

2010年01月26日 | 日常
 子供が小学校に入る準備がはじまりました。具体的に言えば机を置く場所作りです。いろいろ考えた末、現在の寝室を子供部屋にする事とし、行き場の無くなったベッドを中古センターへ売却する事にしました。実はこのベッド、ちょっとサイズが大きすぎて搬入に苦労しており、当時の配送さんから「こりゃ、出すときはもっとツライですよ」と言われました。そして予言通りツラい作業になりました。
 まず、どうやってもドアから出ない。ならばとドアを外したものの、ほんの僅か角がひっかかりやっぱり駄目。じゃあ窓から(寝室は二階)投げ捨ててやろうという事になり(ロープでおろすという意味だよん)部屋に戻そうそとしたら、これまた動かない。女が凄いなと思うのはこういう瞬間で、途方にくれている私に向かい、わが愛妻は間髪いれず「よし、売るのはもういい。ノコギリだ。」と決断したのでありました。

 実は本当につらい作業はここから始まってゆくのでありますが、詳細はまたの機会に。端的に言えば、家の中、しかも寝室が木屑まみれの作業場になり、当然布団も汚れたので2セット新たに買い足す羽目になりました。もっとも布団はちょうど買い替え時期だったらしく妻にとっては想定内の出来事だったようです。

えーっと、何が言いたいのかと申しますと、物を買うときには金銭だけでなく、サイズも計画的にという事でした。

では、お後がよろしいようで。


神戸から徳島

2010年01月25日 | 作曲
久しぶりに神戸に。といっても徳島へ行く高速バスに乗るために立ち寄っただけ。朝早かったせいか、曇りでも気持ちがよい。
この後徳島へ行き、打ち合わせ、録音、阿波踊り会館見学などなど。

徳島でなにが一番良いのか、それはもう阿波弁に限ると思う。男性がつかっても女性が使っても実にしっくりとくる。懐深い印象をあたえるし、なにより耳に心地よい。確かに関西風なのだが、関西より、もっと柔らかいし、聞き取りやすい。会話がしたくていろんな店で、いろんな人に話しかけてみました。

ライブ終了

2010年01月23日 | 作曲
 デ・ヴィゼー メリーポピンズラストライブ終了しました。おいでいただいた皆さん、ありがとうございました。大盛況のライブとなりました。
「シャーク!」から始まり、「Goodbye on that night」まで全19曲、これ以上無いというテンションで演奏しまくりました。
メンバーは中村直哉、嶋田達也、望月雄史、坂野嘉彦に加え、初期メンバーの山田聡(ケーナ)と、バンド中期にちょっと手伝ってもらっていた黒田かなでちゃん(ヴァイオリン)、そして野村律子(ヴォーカル)でした。

写真撮影はマイミクのリリーさんです。

やっぱりバンドは面白い。

ド・ヴィゼー 一夜限りの復活ライブ!

2010年01月20日 | 作曲
その筋では大変有名なバンド、ド・ヴィゼー、一夜限りの復活ライブをします。長年我々がお世話になった「JAZZ メリーポピンズ」が一月いっぱいで諸般の事情により閉鎖されることになり、「長い事やってたんだから、最後にやってけよな」と連絡をうけ復活する事になりました。ド・ヴィゼーで坂野が書き下ろしたオリジナルから、野村律子の歌うスタンダードも演奏する予定です。

2010年1月23日
午後19:30~ 2セット
ライブチャージ 1,500円

出演:ド・ヴィゼー 坂野嘉彦(CL) 嶋田達也(G) 望月雄史(G) 中村直哉(B)
          &野村律子(VO)

霊視体験

2010年01月12日 | 日常
といっても私ではない。わが妻の体験談である。

妻が職場で帰り支度をしていると、同僚の看護士さんの彼氏と名乗る人物が事務所に入ってきたそうだ。なんでも、お正月に職場で撮影した写真に白いモヤみたいのが写りこんでいてキモチわるいので、霊視の能力があるその彼氏にみてもらおうというという事になったらしい。面白そうだと思いつつも、妻は子供を保育園に迎えに行く時間が迫っていたので、ニコニコしながらも、かなりあせって日報を書いていた。その写真を見て、霊能力者であるところの彼氏がいう事には、撮影がおこなわれたお正月のイベントには沢山の元利用者、すなわち死んでしまった人の霊が来ており、それが写真に写ったのだろうという事だった。ドキドキしている美人看護士さんたちに向かって、やさしく微笑み「皆さん、心配いりません」と声をかけ帰りかけたその時だった。日報を書いているため、時折相槌を打つ程度だった妻の前で立ち止まり「おっ」という顔で見つめるではないかっ!
「えっ、なんでしょうか」
「あなたは・・」
「はい。なんでしょうか」
「あなたは、・・・・普通です」
「はい?」(この時点でジワーッと笑いがこみ上げてきたそうだ)
「普通です。やっぱり普通が一番大切です。じゃあこれで」
「????????」

その日の夕食時、「ねえ、ねえ、私は普通なんだよー。」と随分自慢されました。
なんなんだよっ、普通って。

上の画像は心霊写真でも、妻の写真でもなんでもなくて「怖い感じの無料画像」で検索したら出てきました。たしかになんだか怖いぜ。