京都大原(9)～宝泉院

（写真：京都大原、宝泉院の額縁庭園、五葉の松を望む＜京都市左京区＞）

11/25(土)に行ってきた京都大原の宝泉院。勝林院のすぐ西隣にある。
この日は紅葉も見頃で、参拝者がめちゃくちゃ多かった・・・
この額縁庭園を望むお座敷は、参拝者で溢れかえっていた。そのため、じっくりとお庭を観賞できる雰囲気でもなく、そそくさと席を立ちました。


入口から入った正面の眺め。目の前で枝を大きく広げるのは五葉の松。
向かって右手に客殿があり、その中から額縁庭園を観賞することが出来る。
向かって左手に庭園、宝楽園がある。この日は、最初に宝楽園を回ってから、客殿に入るように案内された（いつもそうなのかも知れないが）。
宝楽園（仏神岩組雲海流水回遊花庭）は2005年に完成した新しい庭園。


宝楽園の入ったところにあった木。
なんていう名前なんでしょうか？ナナカマドではないだろうし・・・
紅色から桃色のなんとも言えない色に紅葉しており、印象的だった。


宝楽園の底地。
白砂が敷き詰められた中に、石や白砂で造られた砂山等が配置されている。










宝楽園を楽しんだ後に客殿に入る。
人がいっぱいで、玄関は参拝者の靴で溢れかえっていた。


宝泉院でいただいたお抹茶。ほっとひと息つきながら一服しました。

額縁庭園を望むお座敷は人でいっぱい。
人だかりに揉まれつつ、前のほうの人がお茶をいただいて席を立つのを待つ。そして、その間に前に並ぶ人の頭の隙間から額縁庭園の風景をパチリと撮影する。そうこうしながら待っていると、ようやく自分の順番。額縁庭園のまん前の席に座り、お茶をいただく。そうして、何枚か写真を撮って、そそくさを席を立つ。なぜなら後ろにも参拝者がずらりと待ち受けているから・・・


額縁庭園の紅葉。
自分は五葉の松に面する側でお茶をいただいたので、こちら側の面は列の後ろから観賞する。いい色付きですね。


額縁庭園の紅葉の後ろの竹林の先は、大原の風景が借景されている。
竹林も庭園の設計に沿って、人の手で植えられたそうな。


額縁庭園に面した客殿の座敷の風景。人がずらりと並んでいるのが分かる。

この額縁庭園は、雪景色も素晴らしそう。もちろん新緑の季節も。
また訪れてみたいですね。

<<宝泉院（ほうせんいん）>>
住所：京都市左京区大原勝林院町187
拝観：9:00～17:00、拝観料800円（茶菓付）
リンク：宝泉院.net
案内：勝林院の僧坊として古く800年前よりあったお寺。

<<京都>>洛北、大原。

（つづく）