Rio's Photo Album "千景万色"

EOS 5D MarkIIとEOS 40Dを旅の道連れにして、訪れた場所の風景写真集です。

京都洛西/妙心寺#4(大方丈・法堂)

2007-03-26 |  京都洛西
(写真:京都洛西/妙心寺、大方丈。2007/03/04<京都市右京区>)

間が開いてしまいましたが、3/4(日)に妙心寺(公式サイトは、こちら)訪れました。
ちょうど第41回 京の冬の旅(公式サイトは、こちら)として非公開文化財特別公開がされていたのです(3/18までの日程でした)。
前から(記事はこちら→#1(南総門から)#2(龍泉菴)#3(退蔵院))の続きで、退蔵院を出て、大方丈へと行きます。
大方丈の手前、寝堂・玄関に、法堂・浴室の見学ガイドの受付がある。法堂では狩野探幽作の雲龍図(八方睨みの龍)、妙心寺鐘を見学できる。
雲竜図は素晴らしかったです。まさに一見の価値あり、です。
まず、法堂(はっとう)の造りも重厚で、さらに堂内の雰囲気も空気が澄みきっていて、時の流れから切り離された様でなんか異世界にいるようです。その中で、天井を見上げると常に自分を睨んでいるかのように見える雲龍。しばらく見入ってしまいました。

この日は妙心寺の中をぐるぐる歩き回った後に、すでに紹介したように、北野天満宮(記事は→#1#2)、平野神社(記事は、こちら)を訪れています。良ければこちらもご覧下さい。

トップの写真は大方丈の庭園。
# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

<<妙心寺(みょうしんじ)>>
臨済宗妙心寺派の大本山。
山号を「正法山」という。
創建は建武4年(1337)、花園法皇が自らの離宮を禅刹に改め、関山慧玄(無相大師)を開山として迎えたの始まり。
広大な山内に46の塔頭寺院が点在している(妙心寺パンフレットより)。

住所:京都市右京区花園妙心寺35
拝観:境内自由
法堂・浴室の見学ガイド:9:10~11:50、12:30、13:00~15:40の間で20分毎、不定休、拝観料500円
リンク:妙心寺

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# EOS kiss DX/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
仏殿と法堂。
この写真を撮った場所のすぐ右手に浴室がある。


# EOS kiss DX/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
仏殿、正面から。
このすぐ左手に鐘楼がある。以前はこの鐘楼に国宝・梵鐘が据えられていたが、梵鐘は現在は法堂へ移され展示されている。


# EOS kiss DX/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
仏殿、正面から。


# EOS kiss DX/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
法堂(はっとう)。


# EOS kiss DX/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
正面に大方丈。


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
大方丈の正面、勅使門(かな?)。


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
軒丸瓦には、妙心寺の山号である正法山が記されている。


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
大方丈の庭園。
法堂・浴室の見学ガイドの開始時間までしばらく、大方丈の縁側で一服する。

と、ここで、法堂では写真は撮っていない(撮れない)ので、法堂の天井画である雲竜図は皆さん自身の目でぜひ見て下さい。
また、梵鐘も法堂の中に展示してある。こちらは録音された鐘の音を聴くことができるのだが、予想以上にいい音。しばらく前まで、といっても10年以上前までらしいですが、大晦日のNHKのゆく年くる年の除夜の鐘では一番目に鳴らされていたとのことです。


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
浴室の北側の鐘楼。


# EOS kiss DX/SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
浴室(明智風呂)。
風呂は蒸風呂(サウナ)形式で、四方のうち正面のみ出入り口、(温度)調整窓、明かり取りの窓の三つの戸口が縦に並び、残る三方は板壁で閉ざされている。風呂に入る前の待ち時間、風呂の中でもお経を唱えていたそうだ。

この法堂から浴室まで、ガイドの方の説明でずっと見て回ったが、とても分かりやすく気持ちよく話を聞けました。改めて雲龍図を見に行ってもいいな、と思えました。

続きます。

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