Rio's Photo Album "千景万色"

EOS 5D MarkIIとEOS 40Dを旅の道連れにして、訪れた場所の風景写真集です。

彦根城#3(鐘の丸)

2006-12-17 |  滋賀県
(写真:彦根城の天秤櫓<滋賀県彦根市>)

12/10(日)に行ってきた彦根城。
前々回からのつづき。鐘の丸に登る石段の途中から振り返って天秤櫓を望む。
今回は鐘の丸の様子を紹介します。
おまけで鐘の丸にいたカラスを・・・


大手口から上がってきた際に見える風景。
写真奥が表門からの登り口。右手の石段から鐘の丸に入る。


鐘の丸の風景。
上の写真の石段は途中で左に折れて鐘の丸に入る。今は、階段を登りきった正面に大きな茶店(土産店/屋台)がある。この日は大分と寒かったので、温まっている人もいた。
写真はその茶店から少しだけ鐘の丸の内側へ入ったところから望んだ風景。
かなり広い。


鐘の丸の紅葉。
茶店の目の前にあった紅葉の木。


鐘の丸の紅葉。
これは2つ上の写真の中央やや奥にあった紅葉。


鐘の丸の南側の櫓跡。かなり大型の二階櫓であったようだ。


その櫓跡から鐘の丸を見返す。
中央に見えるカラフルなテントが茶店。その奥に天秤櫓が見える。


鐘の丸から西方を望む。
左手に見える茶色の部分は今はグランドになっているが、往時は内濠と中濠に挟まれた内曲輪であった。
奥には琵琶湖が望め、湖面上で中央よりやや右手に見えるのが多景島、中央よりやや左手に見える山は対岸、琵琶湖を挟んでおよそ20kmほどの高島市安曇川町のあたりの山。


鐘の丸より天秤櫓を望む。手前に廊下橋。
天秤櫓は、廊下橋を中央として左右対称に建てられており、まるで天秤のような形をしているので名付けられた。この形式は日本の城郭のうちで彦根城ただ一つだけといわれる(案内看板より)。


天秤櫓の門。
門をくぐると太鼓丸に入る。



眼光鋭いカラスくん。

ちょうど昼時になったので、鐘の丸の茶店のそばのベンチに腰かけておにぎりを食べていた。するとカラスが一羽、そばをうろうろとして様子を伺ってきた。
「狙われているのか?」
「いきなりこちらに羽ばたいてきたらヤダな」
など思いながら食べていたら、中身のシャケがまるまるポロリ・・・


私の周囲で様子を伺うカラスくん。

落としてしまったシャケはしょうがない、と残るご飯のみを食べていると、カラスくんは私のそば2mくらいの距離をウロウロと歩き回る。


獲物をGet!

せっかくそばをウロウロしているので、カメラを手に取りベンチから離れ、カラスくんをファインダーに捉えようと自分もうろうろ・・・
すると、
すかさずカラスくんは私が座っていたベンチに近寄り、パクッと何かを咥えた。
私のシャケ!!

これが狙いだったのか(やはり、と言うべきか)。


カラスくんは足元のシャケのかけらをキープしつつ、こちらを伺う。


そして、カラスくんはカケラになってしまったシャケを咥えて、すたこらさっさ。

「カラスって、やっぱり何でも食べるんだ!」
っていうなんと言うこともない感想と(雑食、と言われるもんね。ゴミを漁るし)、
おにぎりのシャケという安価な撮影料でカラスを撮れた嬉しさ、でおにぎりを食べていてシャケを落っことしてしまったショックはさっぱり消えうせてしまったのでした。

それにしてもカラスの羽の色って、キレイですね。
カラスの濡れ羽色って言うんですよね。

近畿地方>>滋賀県彦根城。

(つづく)

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