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警察・検察が推進する「新捜査手法法案」について

2016-03-01 13:38:38 | 政治
 昨日東京弁護士会館で集会があり、そこで現在国会で審議継続となっている、新たな捜査方法に関する法案が取り上げられた。

多大な問題を含むことは明らかなのでその一部をここに紹介する。

1 盗聴の拡大 
 通信傍受が角田際され、将来的には会話傍受も検討される可能性がある。盗聴の拡大では、現行の薬物などの限定が外され、窃盗、詐欺等の一般犯罪に拡大され、自動的に警察施設に送信され、立ち会いも不要で警察官だけが聞けるようになる。

2 司法取引
 他人の犯罪事実について捜査協力する見返りに、自分が助かる制度であり、人間関係を破壊し、他人を売り渡し、何より取調官のストーリー通りの供述を提供することで、えん罪を助長しかねない。

3 潜入捜査
 身分をごまかしても潜入捜査と、身分を隠したままの匿名の証言(証人保護制度)により、えん罪を引き起こしかねない。

 その他様々な問題がある。

 今国会で審議される予定がある。気をつけなければならない案件であろう。


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