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白夜の炎

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イスラム社会も様々

2013-05-13 17:07:16 | 文化
 イスラム社会でもその解釈と現実での運用はさまざまなようだ。


「 モロッコでは回答者の78%が「国内にいる非イスラム教徒には自らの信仰を実践する自由がある」と考えており、そのうちの79%がそれを「良いこと」だと認識している。その一方でシャリーア(イスラム法)が法律中に明記されることを願う人が83%いる。

 タイとパキスタンでもイスラム法を求める人は多い(タイ77%、パキスタン84%)。だがその大半は「他の宗教を信じる自由」についても認めており(タイ79%、パキスタン75%)、それを「良いこと」だとする割合も圧倒的に高い。

 しかし「宗教の自由」というのは捉えにくい言葉だ。個々人に対する意味合い、そして集合的な信仰慣習に対する意味合いの両方が含まれる。一部の国では宗教の自由を評価する割合が高い一方で、背教者に対する死刑を支持している。パキスタンではイスラム法を支持する人の4分の3が背教者の死刑に賛成している。

 イスラム法がいかに適用されるべきかについても見解はまちまちだ。チュニジアではイスラム法に賛同する人の多くが宗教裁判官を支持しているが(62%)、背教者の死刑に対する支持率は低い(29%)。

 また、イスラム法への支持率が高い国が同法の教えに厳密に従うとは限らない。例えばインドネシアとエジプトは、イスラム法を支持する人の割合がどちらも全体の約3分の2に達する。だが姦淫罪に対する「石打ちの刑」について、インドネシアでの支持率は半分にも満たない。一方、エジプトでは81%が「石打ちの刑」を支持している。また、イスラム法を支持するエジプト人の74%は非イスラム教徒に対しても同法を適用すべきと考えている。これは調査対象とした国の中で最も高い数字だ。

©2013 The Economist Newspaper Limited.
May. 4th, 2013 All rights reserved.」

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130509/247770/?bv_ru


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