yokomizoの覚え書き

切手とSFと本が好きなおっさんのひとりごと。

猪木に闘魂注入してもらいたい……

2007-01-31 | 雑記(旧)
 「切手市場」の準備もしなければならないのに、仕事が締切前の佳境に入っていて、家では全く準備作業のやる気が出ません。これではいけないのですが……。

 今日、直前にも関わらず2月3日の「切手市場」への出店申込みがありました。もちろん、直前での出店申込みはウェルカムです。早速、出店申込みの確認メールを返送して、出店者情報を更新。詳しくはこちらを。

盛り上がりに欠ける新消印

2007-01-30 | 郵趣(旧)
 いよいよ「切手市場」も間近に控え、売り物の準備もラストスパートなわけですが、いっこうに作業が進みません。これではいけない、とムチ打つのですが……。

 ところで、今日、新機械印を導入する日本橋・銀座・渋谷の3局で、その新機械印の運用がスタートしたようです。いずれも朝から機械の調整をしていたそうですが、窓口で引受押印をお願いしたら、あっさりと引き受けてくれました。ただし、機械の調整が終了次第という条件付きですが。

 日本橋局から帰る途中、現行切手中心の切手商の方と遭遇。情報交換をしましたが、その方は日本橋からスタートするとのこと。次に訪問した銀座局の帰りには、JPS川越支部長と遭遇。どうも銀座局へ行かれるのは初めてとのことで、道に迷ったとか。
 しかし、何か今日は盛り上がりに欠けてましたねえ。まあ、東京中央局の時もそうなのですが、新消印には皆さん、あまり興味がないのでしょうか? 
 そういう私も新消印は自分のコレクション用しか作りませんでした。「切手市場」での販売用は作っていません。でも、おそらく山口真一くんあたりなら、持っているかも知れません。ご興味のある方はぜひ。

 ところで、この新消印を備えた新型押印機に関する記事を『郵趣』3月号で掲載予定です。『郵趣ウイークリー』では今週号に掲載される予定。こちらもご興味のある方はぜひ。

こたつ

2007-01-29 | 雑記(旧)
 最近、家にいると根っこが生えてきます。その原因こそ、こたつ。
 我が家ではこたつで食事をとることが多いのですが、食べ終わってお茶なんかすすろうもんなら、根っこが生えて動けなくなります。

嫁:何、考えてんの?

私:何も。根っこ生えちゃってさあ、動けないんだよね。

嫁:分かる。こっちは根っこどころか、花まで咲きそうだもん。


 嫁はその後、花が咲いて枯れてしまったのだとか……。


 訳が分かりませんが、とにかく、こたつは確実に私をダメにしています……

ふるさと切手の時代分類

2007-01-28 | ふるさと切手(旧)
 今年の私の目標に掲げた「ふるさと切手の整理」ですが、整理する一方で、私がどのように整理していくか、それをドキュメントすれば、ブログのネタになるかなと思い、ブログ内連載を始めてみようかと思い立ちました。私の整理の進み具合では、なかなか新記事が追加されないカテゴリーになるかもしれませんが、ご興味のある方はご愛読下さい。

 まずは、どのようにまとめていくか、その方向性を考えねばなりません。ふるさと切手は1989年4月1日、長野版「お猿の温泉」と山形版「さくらんぼ」が発行されてスタートしました。それから今年で18年。これまでに発行された切手の種数は800種に迫る勢いです。これをまとめるには、はっきり言って完全に種数が多すぎます。もう、すでに1つの括りではまとめられる数ではありません。そこで、ふるさと切手18年の歴史をたどって、4期の時代設定で分類してみようかと考えました。

1.初期・消費税額面時代:1989~1993年/142種(「都道府県の花」を除くと95種)

 おそらく、ふるさと切手収集で最も面白い時期です。1990年の消印デザインの変更や、1991年の消印インク色の変更など、使用済切手収集でかなり楽しめます。また、この頃はお年玉くじの賞品として、小型シートがありました。基本的に20面シートは縦紙、小型シートは横紙ですので、単片でも分類可能です(分かりにくいものもありますが)。

2.中期1・額面変更と濫発前夜時代:1994~1998年/119種

 郵便料金が値上げされて以降の切手で、発行件数も年間20件前後と安定していた時期。一部を除き、発行枚数も多いので、特に収集が難しいという切手はありません。この時代の面白さは製造面でしょうか。初刷切手と増刷切手が分類可能な切手はこの時代に集中しており、今後も新たな発見があるかもしれません。

3.中期2・ふるさと切手濫発時代:1999~2002年/312種(162件)

 ふるさと切手の発行権限が支社へ委譲されたことにともない、各支社が大量に切手を企画、発行した時期。いわゆる、ふるさと切手が新切手濫発の元凶と言われていた時期です。切手の種類が多いので、すべて集めること自体大変そうですが、一部の50円額面切手を除き、いずれの切手も発行枚数が多いので、難易度もあまり高くありません。辛口に評すれば、“退屈な時期”の切手です。

4.後期・日本郵政公社時代:2003年以降

 日本郵政公社が発足して以降、新切手は発行枚数を絞り込むようなりました。ふるさと切手も例外ではなく、それまでの発行枚数に比べると、かなり少なくなります。そのため、「四国八十八ヶ所の文化遺産」をはじめ、使用済切手が少ないものも結構あります。集め方によっては最大の難所の時期かもしれません。


 この時代分類が正しいとは思いませんが、まず目安が必要ということで、まとめてみました。これから私自身が整理を進めていけば、もっと細かい時代分類が必要になるかも知れませんが、いちおうの目安と考えてみました。

金魚の刷色違い

2007-01-27 | 郵趣(旧)
 中国切手を整理中、金魚シリーズの使用済切手を見つけました。その中に、なぜか刷色が違うものが……

その1 リュウキン

こちらは基本的な刷色のもの


金魚の赤色だけが抜けているように見えるもの


 「外国切手カタログ 新中国切手」を見ると、この切手の項に「赤色もれのもの」とあります。もしかして、この切手のことなのでしょうか。実際、この「赤色もれのもの」がどんな切手なのか分からないので、私もどう判断して良いか分かりません。確かに金魚のヒレの色は残っているので、赤色だけがもれているようにも見えます。色褪せならヒレのの色も変化するはずだし……

その2 オランダシシガシラ

 こちらは背景の色が違う色に見えるものです。ちょっと分かりにくかったらごめんなさい……

これは背景の黒が赤っぽい


こちらは背景の黒が緑っぽい


 この切手が発行された1960年頃の中国切手は、多色グラビア印刷が始まった頃です。特にこの金魚シリーズは、そのごく初期のもの。これくらいの刷色変化は普通なのかもしれませんが、どちらかが初版切手で、どちらかが追加発行の切手ってことはないですよねえ。

 今度、中国切手部会の方にでも伺ってみようかなと思う今日この頃。
 そういえば、「切手市場」がある2月3日(土)とその翌日4日(日)には、切手の博物館3Fスペース1・2にて、「第2回中国郵票展」が開催されているはず。こちらはJPS現理事長の福井和雄さんが主催されている切手展ですが、ご興味のある方はぜひ。

『郵趣』2月号

2007-01-26 | 雑記(旧)
 『郵趣』2月号が出来上がっております。今日はその宣伝を。
 
 今月の表紙は、スペインの「潜水艦郵便」専用切手。1937年に始まったスペイン内戦時、国内北東部と南部に勢力圏を分断された共和国政府が、両地域の物資の輸送に潜水艦を使用します。その際、物資とともに郵便物も運ぶことになり、その潜水艦輸送の郵便物に貼る切手6種が発行されます。図案は3種で、それぞれに額面と刷色が違うものが2種づつありました。この切手の潜水艦郵便使用例は、世界的な珍品として有名です。まあ、詳しくは内藤陽介先生のブログで紹介されると思いますので、そちらをご参照ください(人任せかよ!)。

 カラー特集は「郵便と絵葉書」と題し、郵趣の見地からみた絵葉書収集をご紹介しています。切手収集記事ではないので、読んでいて違和感もありますが、非常に分かりやすく、絵葉書収集の魅力が語られており、私は興味深く読ませていただきました。「切手市場」でもよく売られていますし、私自身も仕入れた古封筒のロットから、よく出てきて気に入ったものはキープしています。この記事を読んで、「切手市場」や即売会などで絵葉書を探されると、新鮮な楽しみが得られるかも知れませんよ。

 連載では、JPSパソコン郵趣部会の世話人であられる江村清さんの「WORDでつくるパソコン・リーフ」がスタート。パソコン・リーフの作り方を出来るだけわかりやすく、簡単に紹介しようという趣旨でスタートしています。パソコン・リーフの作り方がよく分からない、不安だ、という方、ぜひご愛読ください。
 リーフ作りといえば、「続・切手本放談」の今回のお題は「リーフ作りの本」。今現在、リーフ作りを指南してくれる本はありませんが、過去にはいくつかの良書がありました。今もリーフ作りの指南書を求める読者の方が多いことは、重々承知しているのですが、パソコン・リーフ主流の現代で、内容をどうまとめれば良いのか……

 そのほかでは、昨年のイギリス・クリスマス切手の図案を描かれた木内達朗さんのインタビュー記事を載せました。本当は図案決定までの過程で描かれた不採用図案なども紹介したかったのですが、イギリス・ロイヤルメールの許可が間に合わず、掲載は見送りとなりました。まあ、現在も掲載許可を申請中ですので、それは別の機会にご紹介します。今回、木内さんに小型シートへサインをいただいてきましたので、読者プレゼントにまわしました。ぜひ、「郵趣の縁側」のフィラテストにお答えいただき、ゲットしてください。

 『郵趣』2月号は、JPS会員様へは1月29日以降には届くことと思います。もちろん、2月3日(土)の「切手市場」にもいくらかお持ちしますので、お買い上げ、宜しくお願いいたします。




 

シール式「南極地域観測50年」はまだ手に入る!

2007-01-25 | 郵趣(旧)
 1月21日の記事で話題にした、「南極地域観測事業開始50周年」のシール式ですが、やはり入手難のようですね。いち太郎さんのブログでも、東京中央局で発行初日の23日中には売り切れてしまったとか。

 私は23日に近所の郵便局で希望数が購入できました。ただ、いろいろお話しを聞いていると、都内の主要郵便局でも、販売数は30シートだったりしていて、25万シートという発行枚数にちょっと疑問を感じました。だいたい、25万シートもあって、いち太郎さんがレポートしてくれたように、仙台中央局に100シートしか配給されないというのは、明らかに少なすぎます。
 で、もしかしたら、25万シートという発行部数は、初日に全量郵便局へ配給されていないのではないかと思い始めました。いろいろと調べたところ、やはりまだ切手物流センターには在庫があるとのこと。最寄りの郵便局で注文すれば、まだ入手できるようです。これはシール式だけでなく、裏糊切手も同様です。
 なんでこんな販売方法をしているのか、詳しいことは分かりませんが、おそらく、効率良く販売するための対策なのではないでしょうか。大量に売れ残りを抱える郵便局が出ないように、発行初日はこれまでの販売実績に比例した数量を配給し、配給の少なかった局や配給されなかった局でも、需要に応じて、再度配給する。この方法で、3ヶ月の販売期間中に売り切ってしまおうと考えているのかもしれません。事実、切手は品切れなのに、窓口ではポスターや販促カードは下げられていません。局によっては「再入荷日は未定です」と書いた張り紙をしている窓口もあるようです。

 というわけで、買えなかったと肩を落としていらっしゃる皆さん、まずはお近くの郵便局で入手できないか、聞いてみて下さい。この切手の報道発表にも、「取り寄せ可能かお問い合せください」と記載されていますから、そのことを局員さんに伝えると効果大です。公社によれば、在庫があれば3~4日で取り寄せ可能だそうです。

新機械日付印の初日押印顛末

2007-01-24 | 郵趣(旧)
 昨日、インクジェット式の消印を備えた取り揃え押印機が、東京中央郵便局で運用開始されたそうです。当日、東京中央局にて張り込んでいた方から情報をいただきましたが、鳴美さんのブログにも当日の状況が書き込まれています。

 結論からいうとですね、新押印機は夕方から運用が開始されたようです。ただし、鳴美さんのブログにもある通り、故障がかなりの頻度で多発していたとのこと。その後、改めて取材すると、正式の運用はまだだそうで、正式な機械の引き渡しも今日なのだとか。ですので、23日の日付印が押されたものは、あくまでの実験的なものなのだそうです。でも、23日付の新消印は実在するわけで、非常に貴重なものだと思います。果たしてどれだけの郵便物が、この新型機械印で消印されたのでしょうか。

 写真はその初日印となるのでしょうか、23日午後日付印のカバー。印影は発表されたものと印象が違いますが、まさにアメリカやイギリスなどで使用されている消印と同じですね。

 しかし、私は今回のことで非常に憤りを感じてます。それは公社側の対応。機械の引き渡しが24日となるため、23日に新押印機での消印は行わないと広報を通じて聞いていたのに、実際には新押印機で消印している……。「正式な運用ではないので……」と言われればそれまでですが、正規のルートで取材しても、本当のことや詳しい状況は知らせてもらえないのでしょうか。こんなことでは、こちらも発表されたこと、取材したことを一度は疑ってみなくてはならなくなります。

 何だか、読んでいただいている方に不快感を与えたかも知れませんが、正直、これが今回の顛末に関する私の感想です。

自分宛の郵趣家便

2007-01-23 | ふるさと切手(旧)
 J-stamp20さんの日記に、自分宛の郵趣家便カバーの話題があったので、今日は私もこの話を。

 最近は個人情報保護法の問題もあって、郵便物の封筒やハガキが、そのままの形で市場に出てくるケースがほとんどなくなってしまいました。私もふるさと切手でカバーを収集していますが、手に入るのは切手商さんが海外から買い付けてくる外信カバーや、自分や家族・友人宛の郵便物ばかりです。平成12年頃までは、それでもまだいくらかバラエティに富んだカバーが入手できたものですが、今となってはもう無理でしょう。

 そこで平成14年頃からは新切手が発行されたり、旅行や遠方へ出掛けた時に自分宛の郵便物を用意して、いわゆる“郵趣家便”を積極的に作るようになりました。もちろん、ごく自然な実逓便カバーが入手できれば取り替えますが、今のところ取り替えられる見込みなど、皆無に等しいと感じています。
 で、以下の写真がそんな私の自作カバー。私も人に自慢できるほど字が上手くないので、宛名シールをもっぱら使用しております。

 これは山科局へ郵頼して作った速達便。どうしても400円という国内料金の組み合わせが思いつかなったので、10円過貼になってます もちろん、この他にも貼り合わせを考えながら、速達や書留、配達記録などの自作カバーを作りました。とりあえず、すぐ出てくるカバーということで載せました。
 でも、こんなの郵趣家便でない実逓便カバーでありえるんでしょうかねえ。

ふるさと切手収集の収友

2007-01-22 | ふるさと切手(旧)
 私の今年の切手収集に関する目標に、「ふるさと切手を整理する」というのがあり、少しずつですが始めています。

 ところで、「ふるさと切手」を自分の収集ジャンルに加えている方って、どのくらいいらっしゃるのでしょうか?
 「切手市場」に出店しながら、来場者や出店者の方々とお話ししたり、仕事などで交流している方々とお話しさせていただきながらですが、私の知っている中では、これまでに10人強くらいでしょうか。もちろん、ゼネラル収集の範囲で集めている方はもっといらっしゃいますし、最近、小判切手収集のホープ、gamonさんも、息抜き的な収集の範囲で「ふるさと切手」を集めていらっしゃるのを知りました。
 しかし、私の知る限りでは、皆さん個々に本来の専門収集ジャンルをお持ちで、私のようにメイン収集(私も昭和切手との2本立てですが)で取り組まれている方は、もしかしたら、いらっしゃらないかもしれません。

 私自身は面識がないのですが、新潟や富山、北海道といった地方には、本格的に「ふるさと切手」を専門収集されているスゴイ収集家がいらっしゃるという噂を耳にしたことがあります。また、関西にもそうした方がいらっしゃると、昔、今は亡くなられた「切手のガレージセール」常連出店者の方にお聞きしたこともあります。事実、オークションに「ふるさと切手」の消印物やカバーが登場すると、私ではとても歯が立たない高値で落札されるケースもありますし、確実に「ふるさと切手」と真剣に向き合って集めていらっしゃる方はいるんですよね。
 そう思うと、とたんに切磋琢磨し合う収友が身近にいてくれればなあ、と考えてします。やはり、一人で地道に集めるというのは、ある程度集めていくと、つまらなくなってしまいますから。そうした方々とぜひ、お知り合いになり、収集成果を見せ合いながら、極めていきたいなあ、なんて思う今日この頃です。

南極地域観測事業開始50周年

2007-01-21 | 郵趣(旧)
 「南極地域観測事業開始50周年」記念切手が1月23日(火)に発行されますが、このシール式切手が入手難になりそうな気配で、私の周囲も騒がしくなってます。

 シール式は政令指定都市、特別区及び県庁所在地の郵便局でしか初日から発売しないうえ、発行枚数も25万シートと、これまでにない少なさです。私も当日は朝イチで通勤途中にある郵便局を回って確保しようと考えており、必要数が確保できなければ、昼休みに東京中央局へ買いにいくつもりです。果てしてどうなりますやら……。

 しかし、シール式の発行部数が極端に少ないせいで、あまり話題になりませんが、裏糊式のほうも100万シートという発行枚数ですから、こちらも少ない。後々のためにも、ちょっと買い込んでおきますか。

水曜どうでしょう

2007-01-20 | 雑記(旧)
 最近、テレビを観る機会が非常に少なくなってまして、ドラマがどうだとか、バラエティ番組がどうだとか、私はほとんど分かりません。納豆がスーパーで品薄という話を嫁に聞いて、しばらくの間、何でだろうと思ってたくらいですから……
 DVDやビデオも観る機会は激減しているわけですが、いくつかの番組は毎週録画しています。その中で、最も気に入っているのが「水曜どうでしょう詳細はこちら)」。友人に「観ろ、観ろ!」と言われ、引っ越したマンションにUHFアンテナがあるせいか、千葉テレビが映るので、毎週録画して観ています。
 初めて観たのは「サイコロの旅3」の途中からでしたが、なんとも新鮮なテレビ番組という印象を受け、けらけらと笑いながら、毎週観ております。最近では友人からDVDを借りたり、友人が録画したものをDVDやビデオにおとしてもらったのをもらったりして、楽しんでおります。

 この「水曜どうでしょう」自体、ローカル番組で、2003年に終了しているのですが、毎年1回、新たなロケが行われ、“新作”と称して放送されています。その新作が1月17日から北海道・HTB放送で放送が開始されました。
 非常に観たいのですが、いかんせん、ローカル番組なので、まだ北海道でしか放送されていません。しかも全国ネットのテレビ局では放送されないため、関東圏ではUHFチャンネルで放送しない限り、観ることができませんが、今のところ、関東圏では放送の予定はナシ……
 毎週水曜日に、北海道へ行くわけにはいきませんしねえ

 というわけで、最近、私はちょっといらついてるかな

昨年末のふるさと切手増刷 その2

2007-01-19 | ふるさと切手(旧)
 今週の『郵趣ウイークリー』にも記事が掲載されていますが、昨年11月~12月にかけて増刷発売されたふるさと切手のデータが届きました。
 以下にその明細を。

三重版「海女と浜木綿」300万枚 ※凸版銘(初版と銘版違い)
北海道版「THE北海道」1.650万枚
北海道版「サンタクロース」300万枚 ※凸版銘(初版と銘版違い)
北海道版「雪世界2」1,100万枚 ※国立銘(初版と銘版違い)
沖縄版「沖縄の織と染め」300万枚
京都版「京の四季」700万枚
兵庫版「神戸ルミナリエ2」700万枚
北海道版「北海道の花」1,100万枚
東京版「東京の四季の花・木4」1,140万枚
長野版「信州の花2」590万枚
四国4県版「四国八十八ヶ所の文化遺産 第2集」300万枚
北海道版「北の動物たち」960万枚

 上記増刷切手のうち、「サンタクロース」は北海道・札幌の郵便局では見かけなかった、という面白い現地情報が寄せられました。「サンタクロース」は昨年12月に全国の高島屋で開局していた「ハローキティ郵便局」では、どこでも買えたという情報ももらっており、もしかしたら、この臨時郵便局用に増刷された切手かも。
 その「サンタクロース」もそうですが、同じ凸版銘で初版と銘版違いとなった「海女と浜木綿」も300万枚の発行となっています。切手収集の世界では、300万枚は少ない部類に入ります。今後、これらの切手が増刷されるかどうかは分かりませんが、増刷されても凸版印刷銘になるかは不明です。今回の銘版違いが欲しい方は早めに手を打たれた方が賢明と思います。

CD-ROMカタログの実力

2007-01-18 | 郵趣(旧)
 仕事で世界各国の「世界遺産切手」を調べているのですが、カタログをめくって調べていたのでは、いっこうに埒があかない。そこでふと閃いたのがCD-ROM版の世界切手カタログを使って調べる方法。

 切手収集家の間で、『スコット』と呼ばれる「世界切手カタログ」には、全6巻、CD12枚組のCD-ROM版があります。これは紙版の各ページをPDFファイルにしたもので、「Acrobat Reader」という無料配布ソフトを使って閲覧します。この「Acrobat Reader」には検索機能が付いていて、「World Heritage」をキーワードにして検索したら、あっという間に調べられました。多少の検索もれもありましたが、今回は完全を求めていないので、全然OK。

 切手収集趣味の雑誌編集者として、こんなことに今更気付くとはお粗末そのものですが、実際に使ってみると、CD-ROM版カタログのメリットに改めて感動しました。

 というわけでHIDENさん、明日には資料をお送りできそうですよ。

アタゴオル

2007-01-17 | 読書(旧)
 今日、切手の博物館の方から、ある漫画のコピーをいただきました。漫画はますむらひろしの「アタゴオル玉手箱<第10回> 銀色の花粉」。コピーには『月刊MOE』(偕成社刊)1985年3月号とのメモがあります。

 『アタゴオル』といえば、二本足で動き回るネコと人が共生する、「アタゴオル」という架空世界を描いた漫画です。ストーリー自体は児童文学っぽいものが多いのですが、その底辺に流れる雰囲気は宮沢賢治の世界を彷彿とさせるものがあり、かの人気小説家・吉本ばななも崇拝する漫画なのです。もちろん、私もその世界を堪能した一人であり、いただいたコピーの漫画も読んだことがありました。

 そのストーリーはこんな感じ。

 アタゴオルの空に浮かぶ「星街」へ行った主人公・ヒデヨシとツキミ姫は、そこで切手商の男と出会い、自分だけの切手を生み出す“銀河コーヒー”を飲ませてくれるという「金星コーヒー店」を一緒に探します。
 3人は見事“銀河コーヒー”を飲んで自分だけの切手を手に入れるのですが、その時のヒデヨシと切手商の男の反応が可笑しい。切手商の男は「集めた切手が惜しいので、今まで1枚も切手を売ったことがない」という生粋の強者コレクター。“銀河コーヒー”を飲んだのも、「世界に1枚しかない」自分だけの切手を手に入れるため。
 一方、ヒデヨシは「世界に1枚しかない」自分だけの切手を惜しげもなく使うという。当然、切手商の男はそのことをたしなめますが、ヒデヨシは自分だけの切手だからこそ、「とっておくことはできない」と言います。
 結局、ヒデヨシは親友への手紙にその切手を使ってしまうのですが、切手収集家としては考えさせられるシーンですね。私はどっちかなあ。多分、自分のために使って、カバーや使用済にしてとっておくかなあ。

 このエピソードは『アタゴオル玉手箱(1)』に収録されてます。
 ご興味のある方はぜひ。