おはようございます!強風のお彼岸です、お元気ですか?
昨日の続き…。
ガソリンスタンドの裏手はブロック塀を隔てて工場が建ち並んでいますが、黒い煙がガラス戸からもれています。(こりゃマジでヤバい!!)慌てて消火器を取りに戻り相棒とブロック塀によじ登りいざ消火!
勢いよく飛び出した消火液に薄いガラスが割れた途端、火柱がこちらに向かってグァッと立ち上りました!!一瞬恐怖が身体中に走ります。こんなお化けみたいな火を見たことがありません。ましてここはガソリンスタンド、地下には何1000リットルものガソリンが貯まっています!!
スタンドのスタッフ3人が必死で消火器を使っても火は衰えるどころか益々勢いを増していき…、その時後ろの方から社長の声。「もっと前で火に向かえ!!」
(馬鹿いってんじゃないよ死んじまう!)
炎は益々燃え盛り消火器もそろそろ底をつきそうになってきてさすがに身の危険を感じ始めました。とっ、社長が書類を抱えて走り去っていくではないですか!?(アッ、社員を置いて逃げるか!)すぐ目の前ではゴーッ、と言う音がきこえるような大火、もう逃げようとブロック塀からおりると同時くらいにウ~ウ~ウ~と消防車到着の音。(助かったァ)とその場を離れました。
あとはもう大変な騒ぎ、営業どころではなく、すべてが片付いたのは夜8時頃だったでしょうか。
後日、放火だったと聞きましたが、それより参ったのは必死で消火活動をしていた私達には何にもないのに途中で逃げ出した社長が第一発見者、通報者で感謝状をもらったことでした(ヤレヤレ…)。
しかし怖い体験でした、そしてあのとき炎は熱いものでなはく痛いものだと感じました。みなさんもくれぐれもご注意を!
後藤 正 (^ー^)