気まぐれ雑記帳。

子の成長から料理まで、不定期更新してます。

懐かしの洋食。

2007年02月26日 | Culinary
時々無性に"洋食"が食べたくなる。
ハヤシライスとか、明太子スパ、オムライスとか。
(明太子スパは厳密に洋食と言っていいものなのかしら?
どちらかと言うと和洋折衷、もしくはフュージョンに属するのかもしれないな。)

実家の母が週末のランチなどにサッと作ってくれたスパゲティー・ナポリタンも懐かしい洋食の一つ。

ベーコン、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームが入っているもので、時々ベーコンとソーセージが入れ替わる事もあったが、それ以外の具は殆ど変化なし。
ナポリタンの事はアメリカに来て5年以上(いや、もっと長く)忘れていたのだけど、ある日突然、"ナポリタン食べたい!"と思って(&作って)以来、我が家の定番の一つに昇格した。

まず、日本にいてもアメリカにいても、同じくらい手軽(&廉価)に入手できる食材で作れる、というのが嬉しい。
ベーコンの脂身の多さは(Center Cutのベーコンを買おうとも)アメリカの方が勝るけれども、それ以外はいつでも冷蔵庫にある食材を使って出来てしまう。

パスタと名の付く料理は何でも好きな夫、始めは"ウッソー、ケチャップなんか使うの?"と半信半疑だったが、一口食べたらファンになった。(私は夫の舌を洗脳しているのか?)

つい先日は家に大きなナスがあったので、それも入れてナポリタンを作った。
ナスとトマトって相性がいいものね。
このナス、Trader Joe'sというスーパーで買ってきたのだけど、大きな米ナスが二つ入って$2くらいという超・格安。
少し前には麻婆ナスやナスと素麺のお味噌汁(これって金沢の郷土料理なんだよね?)も作ったし、そろそろネタが尽きてきた…と思っていたところだったので、ナス入りナポリタンで大量消費する。

こんな感じに。→ 
緑のピーマン切らしていて代わりに赤いのを使ったので、緑が足りない…。笑

洋食熱はそれでも治まらず、ハヤシライスも今週中に作っちゃおうかと思っている。

でも今は野菜をたっぷり食べたい気分なので、今日はクロック・ポットでポトフを煮込んでいる。
美味しそうな春キャベツも手に入ったことだし、まだ肌寒い日が続いているし、明日辺りには美味しくいただけるかな…。
 ←煮込み前。

  スパゲティ・ナポリタン、好きよというアナタはクリック

なくしもの。

2007年02月23日 | コー
バレンタイン・デーの前日、オムツやらの日用品を買う為にターゲットに行ってきた。
その日はコーちんの機嫌が超・悪く、家を出る前にカー・シートに座らせようとしたら、えび反りで嫌がられた。
普段は疲れていない限り、カー・シートに座るのをそんなに嫌がることはないのだけど、この日は朝一からこんな感じだったので、"今日は幸先悪いわ"と思っていた。

ターゲットに着いたら、ドアの前で署名を求めている人に出くわした。
"Are you registered voter?"と聞かれたので"いんや、私は投票権持っていないの、ごめんね"と言って通り過ぎる。
その時、抱っこ紐にコーちん、右手には鍵をしっかり握り締めていたのを覚えている。
抱っこ紐の中でコーちんは"ここから出してよ"とばかりに泣いている。

その後は返品カウンターへ直行し、2、3点返品する。
コーちんはますます激しく泣き、私はその場から去ることで頭がいっぱいに。

やっとの事で返品を済ませた後はさっさと買い物をして、支払いもしていざ帰ろうとカバンの中に入れた(筈の)鍵を探すが、どこにも見当たらない。

カバンの中身を引っくり返すような勢いで探してもまだ見つからない。

返品カウンターへ再度行き、"鍵置き忘れて行ったかもしれないんだけど、ありますか?"と聞いてみる。
カウンターのおばさまは"あぁ、さっき鍵忘れた人がいたんだけど、それだったのね"と、鍵を取り出してくる。

それは車の鍵とキー・レス・エントリーのリモコンが付いたもので、私の物ではない。
"うーん、これ私のじゃないなぁ"と私。
私のは家の鍵やペット・ショップの会員カードとかがジャラジャラ付いている見苦しいものなのだ。

焦ってきた私はもう一度、自分が歩いた箇所を注意深く調べてみる。
どこにもない。
頭の中では"どーしよ、どーしよー"と半分近くパニック状態。
ここに至ってコーちんはようやく泣くのを止め(抱っこ紐でゆらゆら気持ち良くなったのか)、お昼寝体制に突入。

夫に電話をしてみるが、丁度お昼休みの時間帯で何度電話してもつながらない。
それに夫は運転できる状態ではないから、電話がつながったところで何を出来るわけでもないのだ。
予備の鍵を持っているわけでもないし。
それでも何故か、何度も電話して窮地を救ってもらおうと思ってしまう、パニクってしまっている私。

オロオロしている私を見兼ねたのか、返品カウンターで私のお相手をしてくれていたおばさま、"私今からランチなんだけど、もし良かったら家まで連れて行ってあげようか?"とオファーしてくれる。
え?ホント?でもカー・シートは?と思う私に"家の子のカー・シートがあるから、それ使えると思うの"と言ってくれるおばさま。

あまりに優しいそのオファーに半泣きになりそう→私。
"本当にいいの?ランチ休憩の時間短いのに?"と言うと"いいのいいの、ゲストを家まで送ってくるって言っておいたから"と、ターゲットから車で10分くらいの我が家まで送ってくれた。

おばさま、自分の子供が小さい頃にフェア(お祭り)で鍵を失くした話しを聞かせてくれて、"こんな話で気が休まるか分かんないけど"と明るく笑う人で、すごぉぉく気が楽になった。
ありがたかったなぁ。 人の優しさが身に染みた。

家に着いておばさまの名前をしっかり聞いた後、家のドアをくまなく調べてみる。
どこかロックしないでおいた所はないかしら?ってね。
庭にまわってみると、Deckに面したガラス・ドアが開いていた。
普段は結構戸締りをきっちりする性格なのだけど、この日は珍しくドアに鍵をかけなかったらしい。
鍵をかけなかったのが私なのか夫なのかは定かではないけれども、この日ばかりは自分(Or夫の)いい加減さに感謝。
"あぁ良かった~"とホッとしたのと同時に力が抜ける。

家に入った直後、夫から電話がかかってくる。
"何度も電話してきたみたいだけど、どうしたん?"と。
"鍵なくしちゃった。何処に行ったかわかんない"と言うと"はっはっはー。失くしたんだ?"と笑う夫。
というのも、我が家でいつも物を失くすのは彼の方だったから。
それが、この前のカード・ケース紛失@雪山に続き鍵までなくした物だから、それ見たことか、というよーな反応になってしまったわけ。
"今度僕が何か失くしても、責めないでよね"と言う感じで。

鍵の行方を訪ねにその日の夜もターゲットに電話してみるが、答えは"No"。
違う鍵が何組か発見されたみたいだけど、どれも私の物ではない。

翌日の午後、もう一度ターゲットに電話してみる。
これで見つからなかったら、きっと出てこないだろうな、と言う気持ちで。
半分以上諦めていた。

そうしたら、あったのだ。

"黄色いPetcoの、グローサリー・ストアの会員証、リモコンにトヨタのロゴが入った車の鍵、それから家の鍵がいくつか"という説明に合致したのが。

"それ、私の!"と(ほぼ)絶叫状態の私、それからターゲットに飛んでいかんばかりの勢いで鍵を受け取りに行ってきた。

再会を果たした(大げさ)私たち、"もう失くさないからね!しっかりカバンに入れちゃうから!"と約束したのだった。

今回の教訓:子供が泣き叫んでいる時に買い物に行こうとしない。
そんなことすると注意散漫になって大事な物を失くしかねない。

後日おばさまにカードを書いた。
あのおばさまがいなかったら、私たちは一日中、ターゲットにStuckしていたのだろうなぁ、と思うし、そうなったら本当に困っていただろうし。
ターゲットにもThank youメールを送ろうか考えてます。


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Happy Valentine's Day!

2007年02月16日 | Daily Diary
Valentine's Dayの夜から研修出張に出かける予定があった夫だったが、研修先に来るはずの講師及び研修機材が、の所為でボストンから動けないので、来週に延期した。

まぁV-Dayのイベントを華々しくする訳ではないのだが、それでもバレンタインデーに夫が家にいてくれるのは嬉しかったりする。

一日前倒しでV-Dayのディナーをした我が家なのだけど、普段よりちょいと豪華なディナーと言うだけで、特にどーってことない内容。
一週間くらい前に夫が"最近、パエリア食べてないなー"と呟いていたので、それを作る事に。

幸い、家にはアーボリオ・ライス(リゾットとかを作るイタリアの短粒米)もあるし海老、チョリソー・ソーセージ、鶏肉も冷凍庫に眠っている。
購入しないといけない食材はムール貝くらいだし、低予算で済むな、と踏む。笑

パエリアは簡単な割には豪華に見えるし、材料も臨機応変に変えられるから、スペシャルな日にお勧めなメニュー☆
家にはパエリア鍋なんてハイカラなものはないので(笑)、代用したのはホットプレート鍋の内鍋。
直火にかけられるタイプだから、お鍋をする時にも最初はレンジで調理できて便利なのだ。

パエリア、どん。  

この日はちょっとしたハプニングがあって超・急いでディナーを作った為、見た目が良くない…という出来だったのだが、お味の方は悪くなかった ほっ。
(ハプニングについては後ほど…)

これに加えてカードとチョコレート(今年は初めてトリュフを作ってみた)、それからデザートに、(誕生日に続いて再び)チョコレート・モルティン・ケーキを作って、我が家のV-dayは終了。

翌14日、夫が帰って来るのがちっとばかし遅いなぁ…と思っていたら、家の近くの花屋さんに寄って来たらしい。
"Happy Valentine's Day!"と言いながらドアを開けた夫が手に持っていたのは、春らしい鉢植え。
型のが可愛い♪ 

水仙の黄色で一気にキッチンが春らしい華やいだ色になった。
"今年はカード書けなくてごめんね"と夫。
利き手である右手を骨折しているから手書き出来ないのだ。笑
いいのいいの、その心遣いが嬉しいから。

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ひとりでできるもん!

2007年02月13日 | コー
最近のコーちんの成長は目ざましい。
 一日毎と言っても過言でないほど、毎日のように"できること"が増えてくる。 何でも自分でやりたがるのだが、上手に出来ないとキーキー癇癪を起こす。

週末はひとりでズボンを履こうとしていたので手助けしようとすると、"触んないでよ!ひとりでできるもん!"てな具合で怒られた。
ごめん、母が悪かった。一人でやりたまえ、と手助けするのを止めたら、両足を一本に入れて履いていた。(お約束。笑)  

先週発見した、コーちんが出来るようになったことを箇条書きにしてみると:

 *ハイ、バイバイを言うべき時に言うようになった。
 *一人でヨーグルトをスプーンですくって食べるようになった。
 *お腹いっぱいになると、自らすすんでご馳走様のお辞儀をするようになった。
 *一人で靴を履こうとする。(前は私のところに靴を運んで催促していた)
 *ダイニング・テーブルによじ登れるようになった。(イスを踏み台にして二段階登り)

ヨーグルトを一人で食べる姿を発見した時は嬉しかったなぁ。
カメラが手元になかったので写真が取れなかったのだが残念である。
(カメラははコーちんがどこかに隠していた。今朝掃除をしている時に発見。)
ダイニング・テーブルに登るのは本当に困っているのだけど、どうやって止めさせるのがいいのだろうか。
いいアイディアありませんかね?

出来る事が増えて親としては喜ばしいのだが、反面、2歳の反抗期(アメリカではTerrible Twoと呼ばれている)がもう始まったような感覚でもある。

癇癪を起こしてキーキー言ったり、頭を床にゴンゴン打ち付けたり、すごい声で泣いたり、と時と場合によって色々使い分けているみたいだが、まぁ怒る時の真っ赤な顔と言ったら!

我が家ではこういう態度を取るコーちん(の態度)を殆ど無視している。
"あっそう、泣くの?こっちにおもちゃもあるけど、遊ばない?"という感じで取り合わない。
泣くたびに欲しい物が手に入るようでは示しが付かない(誰に?)というか躾にはならないと思うので無視→切り替え、というスタイルをとっているのだけど、 コーちんは忘れっぽいのか切り替えが早いのか、この怒られる→泣く→他のオモチャもらうの過程を経るうちにすっかり機嫌が直っていることも多い。(←単純 ~)
今のところはこれで何とか切り抜けているけれども、この効力が薄れてきたらまた新たな技をひねり出してこなきゃ。

子育てってスリルあるなぁ。

←Daddyのブリーフケースに分け入ろうとしている犯人の証拠写真。

↓遅くなったけれども、節分の恵方巻き。コーちんは細いの丸かぶりです。笑


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ロタウィルスの到来。

2007年02月10日 | コー
夫の骨折以来、何でもないよーな事(コーちんのオムツを替えたり、チャイルドシートに乗せたり)の100%が私に圧し掛かってきて初めて、"ダスティンって色々やってくれる人だったんだなぁ"と気付いた愚妻であります。

夫の手術は1月29日に行われ、無事終了。
10日後の2月7日に経過確認の検査受診があり、また夫を病院に連れて行った。
傷口は結構キレイに治ってきたのだけど、右手首の上下(表と裏)の両方に10cmほどの切開痕が残る。
医師には、今後手首が100%の状態に戻る事はほぼ確実に無い、歳を取ればarthritis(関節炎)になるでしょう、と言われた。
まぁこんな傷がなくても歳を取ったら関節炎になる人は多いから、それ程深刻ではないけれども。

夫の病院アポの2日後、夕食後にオモチャと戯れていたコーちんが突然嘔吐した。
その日の夕食は焼肉で、ちょっと辛すぎたのかなぁ、と思っていたら1時間後にまた嘔吐する。
脱水症状を起こさないように、と水を少し飲ませるが、それもやはり吐いてしまう。

こうなったら何かがおかしいのは確実なので、小児科に電話する。
夜間担当の看護師さんにボイスメールを残して電話を待つこと約20分、やっと看護師さんと話すことができた。
その間コーちんはうつろな涙目でボォーっとしている。

看護師さんには"あ、それねぇ、今流行ってるの。Enteritis(腸炎)です"と軽く言われ、取りあえずの症状と処置法を聞く。

嘔吐が続く間は水分は摂らせない、というのが鉄則なのだけど、明け方に1度は授乳しているコーちんにこれは辛かった。
明け方4時ごろ、もぞもぞ起きてきて泣いたので少しだけ授乳して寝かせようとすると、この世の終わりではないかと思わせるような声で泣いた。
普段コーちんが泣いても目を覚ますことが無い夫までが"どーした?大丈夫か?"と起きたくらい。笑
まぁ少し泣いたらまたすぐ眠ってくれたのだけど。

翌日ネットでコーちんの症状について色々調べてみたら、これはロタウィルスだな、と確信。
嘔吐は12~24時間で収まるが、お腹がゆるい状態がしばらく続く、という症状がそのままコーちんにシンクロしてるし、ロタ特有のう○ちも目にするし(汚くてゴメン)、これはビンゴである。
まぁ子供はよく罹るらしいし、こういうウィルス系の病気は時間が過ぎるのを待つしかない。
それにコーちんもいつも通りに動き回って元気にしてるし、心配なさそう。

 ←今日もよろしゅうに♪