お大師さん-室生寺・3-

2013-07-27 09:38:07 | 歴史あるトコ-奈良

前回の記事は→( 室生寺・1 2 )

 

 奈良県宇陀市にある女人高野・室生寺。

仁王門をくぐった先にあった鎧坂から、

石段地獄はすでに始まっていた・・・・・。

 

 

五重塔の横手から、奥の院を目指します。

この時、12:50。

 

そのわずか5分後・・・・・

 石段が・・・・・・・

 

 いやぁぁぁぁぁぁ-------!!

 

延々と続く石段・・・・

 

マッ∑( ̄□ ̄ )マヂ?か 

 

 飲み物、一切、持ってないぞ!!

 

 

はぁ、はぁ、はぁ・・・と一人、黙々と登っていると

 

 ようやく、人影が・・・・

 

遠い・・・・・・

急すぎる・・・・・

 

あと、もう少し・・・・・

あともう少しなのに・・・・、

もう、足が動かん・・・・・

 

 

急な石段登ること、10分・・・・

13;05  なんとか、奥の院に到着!

常燈堂(位牌堂)

 

御影堂(大師堂)

内陣に「弘法大師42歳の木像」が安置されていました。

 

御影堂のの横手には七重石塔が見えます。

 

 

 常燈堂をぐるり1周していると・・・・

 

 

ひぇぇぇぇぇ-------!

 

登ったからには、

降りなければ・・・・・

 

まだ息が上がってる・・・・

心臓がバクバク、口から出てきそう・・・・

 

 

 

すこし、休憩してから、階段を下ります。

途中、「賽の河原」とよばれる箇所がありますが、

行きは登るの必死!

帰りは膝が笑ってる!

 

ということで、写真のみ! 

 

 

途中(石段がまだ見えない辺りで)、

女性2人組に声をかけられました。

 

「まだまだ、遠いです?」

「あともうちょっとで、石段地獄が待ってます。」

「地獄・・・ですか?」

「延々と石段が続いてます。あっ、でも10分か15分くらいで奥の院に着きますよ。」

 

10cmヒールで、マキシワンピ、

日傘が邪魔で、籠バックに突き刺して、

汗垂らしながら、一人歩いて戻ってきた私を見てどう判断したのか・・・・・

2人組は先を目指して行きました。

 

 

さて本堂まで戻ってきたころには、

膝がガクガクっと震えてました。

 

そして振り返ると、さっきの女性2人組が・・・・・

あの階段見て、やめたな・・・・・

ココまで来て行かないのは、もったいない!

でも、私も誰かに会ってたら、聞いただろうな・・・・

でも・・・・行くな、私なら(笑)

 

 

 

本堂から金堂の階段・・・・

もう、この一段がきつい・・・・

 

でも、〆にはあの鎧坂が待ってます。

途中、何度も立ち止まりながら、何とか仁王門まで戻ってきました。

あ・・・・・・キレイ。

汗をポタポタ落としながらも。

疲れたかいがあった・・・・という気になります。

 

 

石段を見た瞬間、上醍醐の悲劇を一瞬、思い浮かべましたが、

あそこに比べると、楽でしたね。

上醍醐もそうですが、女人禁制のトコには麓に「女人堂」があります。

ここを詣でることで、禁制先のお堂に参ったことになってました。

ここは「女人高野」とはいえ、あの石段・・・・

普通に考えたら、キツイな・・・・

(上醍醐の悲劇はこちらから→上醍醐陵・1上醍醐陵・2上醍醐陵・3

 

 

さて帰るべく、駐車場に戻ります。

途中、自販機でアクエリアスを購入。

500ml、一気飲み!!

 

 

駐車場のおじさんが「おかえりなさい!」と暑い中、建物から出てきてくれました。

 

「奥の院まで行ったんで、疲れました・・・・」

「お大師さんにお会いしてきたんですね。」

「・・・・・?」

「奥の院で、お大師さんの像があったでしょう。」

「あっ、はい! ありましたよ。」

「今日、21日でしょ。21日だけ、お大師さんの扉が開いてんですよ。」

「えっ!そうなんですか?!」

 

ラッキー!

あの辺りですかね・・・奥の院は・・・・

と聞くと、丁寧に答えてくれました!

ありがとう、おじさん!!

 

 

 

一度、行ってみて

奈良県宇陀市 室生寺

http://www.murouji.or.jp/

 

 



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