秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

HAJIMARI to MIRAI / MUSIC LIVE

 

生まれた時から音楽が好きでした。

大好きなアニメの主題歌を父親の古いステレオで聴き、ピアノを弾いていた妹の影響で聴いたクラシック音楽から、アメリカのビルボード、そしてイギリス、パンク、ニューウェーブの音楽を聴きあさったおかげで、つまらない学校のつらい時期を乗り切り、大学生になると自分でも音楽を作りたくなって友達の演奏した音を編集したカセットテープをバックにライヴをしたりと、いつも音楽はアキノリの友達でした。

高校の放送部にいたことで20代から始めたフィールドレコーディングを素材にSP404-SX(サンプラー)で音楽を作るのはとても楽しく、大阪の難波Bearsを中心にライヴをしながら自分の音楽を固める中で出会ったのが当時弾き語りをしていたTaKeshiさんでした。その彼の企画TMN(Takeshi Muscle Music)でアキノリが出演します。




いつもライヴの前にどのような演奏をしようか考えあぐねます。ここ先々月旅行で録音したフィールドレコーディングを使った演奏とか、人の声を使ったサンプルで音楽を作る方がいいのか、新しい切り口はないだろうか。

思いあぐねつつサンプラーを鳴らしたり、ノートに考えを書き連ねていく間に、ふと今まで使った音の集大成はどうかと考えてみました。
アキノリは創作する上で大事にすることの一つが自身の人生を織り込むことです。人生を織り込むとは、アキノリが生きていくなかで得られた人生の変化、気づき、思い、それを音楽を通じて現実の世界に想像の世界を重ね合わせて、演奏している”今”が変容します。

2012年初めてサンプラーを使い出したころはギターノイズやマイクのハウリング音をサンプルに使いましたが、2014年以降から無機質なもの〜ターンテーブルの音、冷蔵庫の音などモノが発する音を変容させることに集中することを経て、ここ最近は人の声をサンプルに使うことが増えました。

10年以上の過去から現在までの音に新しく録音した音が加わることによって、アキノリの始まりから未来へと横断する、時間軸を超えた新しい音楽ができるのではないかと考えています。それはアキノリの個人史にとどまらず、録音された場所と時間がアキノリの手によって別の次元の音世界が立ち上がります。

 

過去から現在、未来へとサンプラーを通じてお客さまの人生の可能性を刺激する、そんな内容を10月14日、茨木anarchyで演奏します。

ぜひこの別世界を体で体験してください。


TMN 21.5(TaKeshi Muscle Night)



date : 2023 10 14 (sat)

time : open 18:30   start 19:00

fee : ¥1500 with 1drink

music : 森 由紀
             TaKeshi
             空港図
             Yoshie Akinori

at : 大阪茨木市アナーキー

大阪府茨木市大手町1−3 大手町ビル 4階


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