書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

伝 紀貫之・寸松庵色紙

2007-05-21 08:47:16 | Weblog

寸松庵は元大徳寺龍光院の境内にあった佐久間将監の茶室で、
庭一面に小松が植えられていたことにちなみ名付けられた。
「古今和歌集」の四季の歌が書かれている。
「継色紙」「升色紙」と一緒に三色紙と呼ばれ、
平安時代を代表する名筆とされる。
気品に溢れ、高雅である。
流麗な躍動の中に紙を切る力強さがあり、絶妙なバランスを保っている。
紀貫之書と伝えられるが確証は無い。

よしのがはきしのやまぶきふくかぜにそこのかげさへうつろいにけり

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