アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

古事記の神々の言霊ー2

2006-03-31 10:40:31 | 言霊
 三十三の子音の神々、後天の三十三神に対応する言霊です。
 
 ター大事忍男神(オホコトオシヲノカミ)
 トー石土毘古神(イハツチヒコノカミ)
 ヨー石巣比売神(イハスヒメノカミ)
 ツー大戸日別神(オホトヒワケノカミ)
 テー天之吹男神(アメノフキオノカミ)
 ヤー大屋毘古神(オホヤヒコノカミ)
 ユー風木津別之忍神(カゼケツワケノオシオノカミ)
 エー大綿津見神(オホワタツミノカミ)
 ケー速秋津日子神(ハヤアキツヒコノカミ)
 メー速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ)
 クー沫那芸神(アワナギノカミ)
 ムー沫那美神(アワナミノカミ)
 スー頬那芸神(ツラナギノカミ)
 ルー頬那美神(ツラナミノカミ)
 ソー天之水分神(アメノミクマリノカミ)
 セー国之水分神(クニノミクマリノカミ)
 ホー天之久比奢母智神(アメノクヒギモノカミ)
 ヘー国之久比奢母智神(クニノクヒギモノカミ)
 フー志那都比古神(シナツヒコノカミ)
 モー久久能智神(ククノチノカミ)
 ハー大山津見神(オホヤマツミノカミ)
 ヌー鹿屋野比売神(カヤヌヒメノカミ)
 ラー天之狭土神(アメノサヅチノカミ)
 サー国之狭土神(クニノサヅチノカミ)
 ロー天之狭霧神(アメノサギリノカミ)
 レー国之狭霧神(クニノサギリノカミ)
 ノー天之闇戸神(アメノクラドノカミ)
 ネー国之闇戸神(クニノクラドノカミ)
 カー大戸惑子神(オホトマドヒコノカミ)
 マー大戸惑女神(オホトマドヒメノカミ)
 ナー鳥之石楠船神(トリノイワクスフネノカミ)(天鳥船)
 コー大宣都比売神(オホゲツヒメノカミ)
 ンー火之夜芸速男神(ヒノヤギハヤヲノカミ)(火之迦具土神)

 以上、古事記に登場する順番です。

以前「ホツマツタヱ」のフトマニ図との関係を調べていた時期がありました。
共通点といえば、一音一音が神々を表しているという結果に終わりましたが、古代の文献を浅いながら、探ることは、時空を越えて、日本人に刻み込まれたモノが動き出してくる躍動を覚えました。

 
※ 参考文献 「コトタマ萬華鏡」三橋一夫著 中央アート出版



古事記の神々の言霊-1

2006-03-30 13:13:10 | 言霊
小笠原孝次氏・島田正路氏の言霊学による「古事記」の
解釈によると神々1柱1柱は、言霊を表すそうです。

 ウー天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
 アー高御産巣日神(タカミムスビノカミ)
 ワー神産巣日神 (カミムスビノカミ)
 オー天之常立神 (アメノトコタチノカミ)
 ヲー宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)

以上の五神は男女の性別がない独神で、身を隠して姿を現さず
宇宙を創造した古き神々で、神様の中の神といえます。
別天神(コトアマツカミ)と呼ばれています。

そして高天原の神々で
まず、国土のもとをなす根源神としてニ神

 エー国之常立神(クニノトコタチノカミ)
 ヱー豊雲野神 (トヨクモノカミ)

このニ神も独神で姿を現さず、次に八父音にあたる

 チー宇比地邇神(ウヒヂニノカミ)
 イー須比智邇神(スヒヂニノカミ)

 キー角杙神(ツヌグヒノカミ)
 ミー活杙神(イクグヒノカミ)

 シー大斗能地神(オホトノヂノカミ)
 リー大斗乃辧神(オホトノベノカミ)

 ヒー淤母陀琉神(オモダルノカミ)
 ニー阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)

それぞれ対偶神、夫婦神となっています。
八父音は、イ音がつけられています。

そして親音イ音の夫婦神

 イー伊邪那岐神(イザナギ)
 ヰー伊邪那美神(イザナミ)

以上「神世七代」天津神と呼ばれる神々十七神です。
  



プロの技

2006-03-29 19:03:56 | 音楽
 今日は、楽器の話。

 ピアノは、構造を簡単に説明すると、中にピアノ線が張ってあり、鍵盤を弾くと中のハンマーがピアノ線を叩いて、音が出る仕組みになっています。ピアノは、木製なもんで、湿度等により、膨張したりして、年に1,2回の調律(チューニング)が必要なわけです。ギターみたいにペグ(糸巻きみたいな先端についてるヤツ)を回してすぐ個人でチューニングできればいいのにね。どっかのメーカーで作ってくれないですかね。
 
 あるピアニストの話。
 
 プロにもいろんな方が、いらっしゃって「俺、こんなピアノじゃ弾けねえよ。どこどこのピアノ今もってこい。」とか、注文が多い方もいるとか。
 で、話のピアニストは、普段から物腰が低くて、大変謙虚な方なのに、出てくる音が凄い。音楽聴かない方でも、訳わかんないけど涙ちょちょぎれる演奏をされる。
 地方の演奏会で、素人が聞いても分かるくらい調律が狂っている音が、あったのに、「大丈夫、大丈夫。」て、演奏が始まるとぜんぜん音が狂って聴こえなかったそうでした。

 私が、思うに、意識で正しい響きに瞬時で変えて演奏してるんだと思います。
本当の超能力ですよね。

 同じ楽器をしかも安い楽器を弾いても、人によって意識の高い方が弾くと、いい音に聴こえるし、人が集まってくるんですよ。不思議と。

 人間の意識のチカラって自分で思うよりスゴイんじゃないかと思う今日この頃です。



ペンタトニックー2 古代中国の五音音階

2006-03-28 18:27:37 | 音楽
 昨日(3月27日)の画像の五行の五音音階は、日本の「管弦音義」に記された音名です。

 記事を投稿した後で、古代中国で普及されていた五音音階を調べると、日本のものと元素と音の解釈に違いがあります。(画像の○で囲んだ音名が中国の音です。)
 
 今後、この2つの音階を使って、曲を作って比べてみようかなと思っています。
 

ペンタトニック

2006-03-27 13:38:51 | 音楽
 ペンタトニック、育毛剤の商品名ではありません。
 音楽用語で、1オクターブ(ドレミファソラシ)の7音の中で、5音で作られている音階のことです。ペンタは、ギリシャ語で「5」を意味します。アメリカ国防省のペンタゴンも五角形ですね。
  
 ペンタトニックは、世界各国の民族音楽、童謡、民謡、演歌、ブルースに多く使われています。例えば、「蛍の光」や坂本教授の戦メリのメロディー、また、鍵盤楽器の黒い鍵盤だけで、北島三郎氏の「函館の女」とか弾けちゃいます。
 なんともノスタルジックな響きで「今まで、俺が悪かった。これから、一緒にやり直そう。」的な響きさえも感じます。
 
 ペンタトニックにも、いろいろあり、ドレミファソラシのドとファを抜かすと、
中国的なメロディーに、また、レとラを抜かすと「ハイヤ、ハッ、ハッ、ハッ」と
合いの手を入れたくなる沖縄ちっくなメロディーが出来上がります。
 日本的では、ドレミファソラシをひふみよいむなと表記し、ファのよとシのなを
抜き、いわゆる「ヨナ抜き」で多くの曲が作られ、歌い継がれてきました。

 興味深いのが、日本の音楽理論書的な「管弦音義」という古い文献の中に、ペンタトニックを五行に例え、元素、方位、調、季節、色、臓器、知覚、獣神とともに、五音が記されています。

 五行説は、ご存知の方も多いと思いますが、伝統的な東洋医学の理論で、この地球や宇宙の元となる5つの元素のエネルギーの流れを表したものです。

 相生という流れでは、木→火→土→金→水と流れ、相克の流れでは、一筆書きで星型を描くように、木→土→水→火→金と、それぞれ宇宙に組み込まれたコントロールのサイクルを表したものです。

 ペンタトニックが、国境を越えて時代を超えて使われているのは、宇宙の完全なシステムと調和しているからでしょうか。

アワの歌ー2

2006-03-25 12:06:17 | 言霊
「ホツマツタヱ」によりますと、「アワの歌」は、世が乱れ、人々の言葉が曇っていた時、イザナキ尊・イザナミ尊の二神は、これを正そうと、「アワの歌」を御作りになられました。上の句二十四音をイザナキ尊(陽)が、下の二十四音をイザナミ尊(陰)が詠まれ、夫婦和合の力で民の言語、健康を整え、国の政事を整えたと書かれています。

また、五臓六腑を整え、経絡の気の流れを良くする効力も詠まれています。

あくまでも、推測ですが、この歌を詠むことにより、左脳と右脳のバランスがとれ、言語中枢を刺激し、脳下垂体等のホルモンを司る部分も正常化し、経絡を流れるエネルギーも滞りが無くなり、体調がよくなるのではないでしょうか。
人間の体は、すごい速さで振動しており、個性がある様に、それぞれの振動数も違いますが、「アワの歌」を詠むことにより、四十八音の神々と一心同体となり、自然と宇宙とも自分が一つになることができるのでは、ないでしょうか。

ほんと言葉って奥が深いっすね。

アワの歌

2006-03-24 11:03:47 | 言霊
   アカハナマ  イキヒニミウク

   フヌムエケ  ヘネメオコホノ

   モトロソヨ  ヲテレセヱツル

   スユンチリ  シヰタラサヤワ

「ア」が天を表わし、最後の「ワ」は、地を現わし、天と地を
結ぶ四十八音で構成されている五七調の歌です。
そして、昨日のフトマニ図の中に位置づけられています。

初めて見ると、なんのこっちゃという感じがしますが、
一音一音体に響かせるようにして、声に出すと
敏感な方だと分かりますが、手の中央に労宮がありますが、
エネルギーが出ているのが、分かると思います。
また、自分のまわりを囲んでいるオーラも音により
変化するのが感じられると思います。
 
力まずご自分の楽な音域で、伸ばす長さも楽な程度で
読んでみてください。



アウワ

2006-03-23 23:14:19 | 言霊
今日は、このブログのタイトルになっているアウワについてです。

日本には「ホツマツタヱ」という神代文字(ホツマ文字)を使い、五七調の長歌と短歌で書かれた超古代文献があります。高度な精神文明を今に伝えている文献ですが、清音四十八音で構成されています。四十八音は、それぞれ神を表し、一定の法則によって書かれたフトマニ図という言霊の縮図があります。

その縮図の中心円の文字がアウワとなっています。

「ア」は天と父、「ワ」は、地と母を表し、これらは対になっており、
中央の「ウ」は、言霊の意味として、「生む」「初」を意味し、
アウワで天初地を表し、天地開闢を意味する言葉ではないかと言われています。

アウワは、「阿吽」「アーメン」「オーム」等のマントラにも、共通する音では、
ないでしょうか。

※参考文献 言霊ーホツマ 鳥居 礼著 たま出版

サイン

2006-03-22 18:36:44 | スピリチュアル
何か迷ったとき、OKの場合は、僕は虹を3日以内に見せてくれと
ハイヤーセルフ、本質生命体と約束を交わしています。
自然にかかる虹の他に、本屋でたまたま手に取った雑誌の写真とかでも良し、
TVのCMのものでも良しとしています。

なかなか凝った演出もありまして、部屋に天窓があるのですが、
屋根に積もった雪解け水が窓に溜まっていたのでしょう、
それがプリズムの役割をして、部屋の白い壁に綺麗な7色が!!
これには、驚きました。

ちなみに、虹は龍を意味する漢字だそうです。

レイライン  これは、鏡石?

2006-03-21 17:03:24 | レイライン
今日、3月21日は、春分の日。古代の遺跡やらは、だいだい日の出とか関係があるもんでレイラインハンターは、うずうずしてしまいます。(レイラインとは、古代の聖地と聖地を結ぶエネルギーが通る道でございまして、例えると人間の経絡でしょうか。日本でも神社等は、そのライン上の龍穴に建てられているようです。)

早朝、誰もいないイヤシロチの十和田奥入瀬渓流の音を、デジタル録音してくる予定でしたが、天気は、イイのですが、寒かったのでパスしてしまいました。(野球観てました。日本おめでとう!!)

その奥入瀬渓流の途中、流れの緩くなったところに石ヶ戸休憩所があります。巨大な平岩が屋根となり、岩屋を造っております。昔、女盗賊「鬼神のお松」(美人だったらしい!!)がここを根城としていて、旅人の身包みを奪ったという伝説があります。

http://www.oirase.or.jp/ishigedo/ishigedo.htm

長年、この地に住んで何回も行って観ていますが、今日ふと

「こりゃ、鏡石が倒れたものじゃないか」と思いました。


いかがなものでしょうか。
( 写真は、去年のものです。ごめんなさいm(__)m )