猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

中央高速から八ヶ岳

2009年11月11日 21時49分20秒 | ドライブ・旅行
中央高速の双葉SAから、長野方向へ車を走らせると、

見えてきたのは、八ヶ岳

 

高速道路を走行中。

ただし、撮影したのは助手席のオクサンです!


 

これは、「八ヶ岳パーキングエリア」から。



ところで、富士山と八ヶ岳には面白い伝説があります。


富士山と八ヶ岳の背くらべ

 大昔、日本と大陸は陸続きで、見渡す限りの大平原でした。

その中で、ひときわ高くそぴえている山がありました。

富士山と八ヶ岳です。

 ある時、富士山の女神の浅間(せんげん)様と、

八ヶ岳の男神の権現(ごんげん)様が、

「いったいどちらが高いのか」と、言い争いを始めました。

「わたしの方が高い」「いや、わしの方じゃ」と、お互いに譲りません。

 そこで、二つの山の神様は、木曽(きそ)の御岳山(おんたけさん)の

阿弥陀如来(あみだにょらい)様に頼んで、背比べの判定役をお願いすることにしました。

「さて、どのようにして比べたら良いものか…。」

阿弥陀如来様は考えこんでしまいました。

 何日も思案した末に、名案が浮かぴました。

「二つの山のてっぺんに、長い樋(とい)を渡し、水を流したらどんなものか。

水は高い方から、低い方へ流れていくはずだ」

 背比べの日、冨士山も八ヶ岳も、ともに自信をもって胸をはりました。

阿弥陀如来さまは二つの山に樋を渡し、さっそく水を流してみました。

水は、冨士山の方へと流れていきました。
 
(この時流れた水が、富士五湖になったという話も…)

大昔は、富士山よりも、八ヶ岳の方が背が高かったのです。

 気の強い冨士の女神様は、悔しくてなリません。

思わず八ヶ岳の頭を、ごつんと、殴ってしまいました。

(長い棒で叩いた、または足で蹴ったという説もあります)

すると、八ヶ岳の頭は八つに割れてしまいました。

この日から、富士山は日本一の山になリ、八ヶ岳は今日の姿になったということです。


因みに、富士山の神様を、

コノハナノサクヤビメ
 
(木花咲耶姫、『古事記』では木花之佐久夜毘売、『日本書紀』では木花開耶姫と表記)、

八ヶ岳の神様を、イワナガヒメ
 
(『古事記』では石長比売、『日本書紀』・『先代旧事本紀』では磐長姫と表記)

とする説もあります。


また、八つに割れたと言っても、「八」というのは「たくさん」という意味で、

本当に八つの山が有るわけではありません。
 

面白いのは、殴ったのが女の神様、
 
殴られたのが男の神様っていうところ。

 
昔は女の人が強かったのでしょうか?
 
いや、むしろその逆で、
 
いつも男が威張っているので、
 
女が男を殴ってしまうなんて話をして
 
日頃の鬱憤を晴らしていたのでしょうか?
 

 ↓この記事の続きはこちら
 



 


   

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。