猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

薬害?

2008年07月01日 21時25分25秒 | 日記・他
久しぶりです。こないだの更新から色んな事があって、更新出来ずにいました。
やっと落ち着いたのて、この間の出来事を書きます。
義母が6月10日に大腿部血管カテーテル、ステント留置の手術(血管の狭搾を広げる手術)をし、退院したのが6月17日。
その後、様態がまったく安定せずに今回はかなり大変な状態になりました。
退院の時にひどい発疹と発熱、さらに足に大きな紫のアザがあって、退院していいの?っていう状態。
退院してからもまったく良くならず・・・
連れがしびれを切らして退院3日後(20日金曜日)に病院に連れていき、すぐに対応させるが、待たされたあげく、対応した医師は担当医とは別の人。
担当医は1週間の休みだとか・・・、その説明も「血液には問題はないですが熱が出る症状がある薬をやめましょう」と言われてその時に服用を休止するように指示された薬は「ラニラピット」
たぶんこれをやめれば症状は改善すると言われ、点滴を打っただけで家に帰されました。
少しは改善されるかと医師を信じ、家に戻り少し安静にしておくことにしました。
しかし相変わらず食欲もなく、胸の痛みと真っ黒い便・・・
日曜(6月22日)、夜九時頃に義父から電話があり、脈拍が遅くなり(脈拍50)これは大変だと、急いで病院に電話をしました。
しかしヘンなおじいさんの対応、看護士が対応するはずが守衛のおじいさんだけ、電話では「今日は脳外科の先生しかいないから急患は受け付けない」との一点張り!
らちあかないから119番に・・・
救急隊員からの問い合わせに病院はまたも受け入れ拒否をしました。
結果義母は遠くの病院まで運ばれて、たいした処置もされず点滴を打たれただけで帰されました。
東京から義理の妹も駆け付けましたが、このまま帰宅しても非常に不安なので帰りがけに深夜一時頃もう一度かかりつけの病院を訪ねて受け入れるように義妹が交渉しました。
長い間のやりとりでようやく受け入れた病院の当直医師は「私は専門外ですからどうなるかわかりませんが」と薄笑いを浮かべたそうです。
実は義母は金曜に休止指示されたラニラピットではなく、ほかの薬を前から疑っていました。
その薬は「パナルジン錠」
薬剤名は「塩酸チクロピジン」・・・血栓の予防薬として使用されてます。
特に義母のように血管カテーテルのステント留置には必ず使用するそうですが、TTPなどの重い副作用が現れ、
この二年間で394人の重い副作用報告、うち死亡例も34人出ています。
中止しなければならない重篤な症状は
歯ぐき出血、鼻血、血痰、血尿、吐血、血便(赤~黒い便)、息苦しい、頭痛、めまい、しびれ、うまく話せない。
だるい、食欲不振、皮下出血(青あざ)、発熱、意識もうろう
喉の痛み、から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、。

これらの症状が出たらいったん服用を中止することになってます。
母に現れた症状そのもの・・・この薬が原因だということにで、連れが病院に詰め寄ると・・・
説明してくれた医師は母を担当したことのない医師でした。
まずは「パナルジン」という薬はステント留置には必ず必要な薬であり、基本2週間は投与すること。
そして、使用に当たっては血液検査の数値をしっかりチェックしていて問題はなかったこと。
今回2週間経過したので休止することが出来るということ。
そして代替に「プレタール」という薬を使用するが血栓がより起こりやすいというリスクはあるということ。
また退院の経緯はその時の担当医がいないので自分にはなぜ退院させたかはわからないとのこと。
そして金曜の対応については医師の能力的な問題で迷惑をかけたこと。
日曜の夜間対応も医療体制を整えていくことを理事長に提案すること。
そして、今回の症状は熱が高くなったことからの心不全の可能性で「薬害」とは言い切れないこと。
(ドラッグフィーバーは判断が大変難しいそうです)そしてもし薬をやめて改善したら?と聞くと「そうなったら薬が原因と特定できますね」との答えだったのです。
なんとか「パナルジン」のせいにはしたくはないものの、対応の問題や説明不足については謝罪がありました。

それからその薬をやめてすぐに食欲が出て、義母は元気になってきました。

その後、、、
担当医師が交代。以前の担当医から今回説明してくれた医師に担当が変わりました。
しかし、その医師は痛みを訴えても、「データは安定している。気のせいでしょう。」の一点張り。
データしか見ない。患者を見ようとしない。
そして看護士たちの意地悪な態度。
医師の「気のせいですよ」の言葉に、くすくす笑っている。
まるで認知症か何かだと思っているよう。
痛みを訴えても、「あなただけにかかわっていられない」と言って何もしてくれない。
このままこの病院に入れていていいのだろうか…
幸いに、義母は薬を変えたせいかかなり回復してきました。
でもみんなで話し合い、田舎で泌尿器科の医師をしている兄にも相談して、病院は変えることになりそうです。
今回思ったことは、全て病院任せにするのではなく、リスクや副作用など必要な説明を求め、もらった薬のことも調べ、疑問があったら医師に聞くこと。
それで誠実に対応してくれない病院はやめた方がよいことです。

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2 コメント

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Unknown (与作)
2008-07-03 08:47:11
信じられないような対応ですね、、
病院って、、こんなところになってしまったんでしょうか?
命を助ける、、健康を取り戻すはずの、、その為の病院じゃないんですかねぇ?

我が家も先日ですわ、舅が便秘が酷くなって(90歳の老体です。糖尿、心不全などもあります)夜間、11時過ぎでしたが病院へ連れて行きました。便秘なんで 生命に直接作用する事は無いでしょうが 本人かなり苦しい様子。
他に待ってる患者は居ない、、なのに待合室で30分以上待たされて、、。

こんな事もありました。
http://blog.goo.ne.jp/yosakuchan/e/58831798422e25b68e0991e508dc2903


我が家の爺様の場合は命には関わりませんからいいですけど(よくないけど)
あうでぃさんの場合は 最悪の場合を考えると、、。
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与作さんへ (あうでぃ)
2008-07-10 20:35:30
何不自由なく生活してたのが、病院に行ったら具合が悪くなって帰ってきたんじゃたまりません。
病院と医師の実績作りに利用されたのかと思います。
幸いに元気になって退院できましたが、病院が信用できないなんて嫌な時代ですね。
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