オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

『BONSAI』 ピンチ

2009年04月27日 | 環境
2週間ほど前の朝日新聞で取り上げられていました。

近年では『BONSAI』として欧州で根強い人気の日本の盆栽ですが
この盆栽と庭木の輸出が危機に直面しているとの内容でした。

おもに埼玉、茨城、島根などで生産され、東京港や横浜港・名古屋港などから
EU向けに年間約60万本が輸出されているそうです。


ところが


昨年10月15日、EUの欧州委員会は突然
盆栽の輸入規制強化の緊急措置を施行するとWTO(世界貿易機関)に通報。
このきっかけとなったのが、オランダで発見された
ゴマダラカミキリ(カミキリ虫)なんです。

実は会社の庭でもカミキリムシによる 『メグスリノキ』のピンチなんです。
とても人ごとではないんです・・・。

このゴマダラカミキリですが
日本に生息する体長2.5~3.5センチほどの甲虫です。
木の幹に入り込んで食い荒らし、木全体を枯らしてしまうこともあります。

EU域内には、元々生息していないようです。

盆栽を輸出する園芸農家にとっては大変な危機ではありますが
地球的規模で生態系を考えた時、やはりやむをえない事と私は考えます。
(今後、より厳しい栽培基準が強いられるようです)



会社の庭のメグスリノキのですが、憎きカミキリムシに食べまくられています。

木屑をみつけては、写真に写るカミキリムシ専用の駆除剤をしていましたが
もう・・・どうにも止まりません。
まだ、枯れていませんが・・・時間の問題かも。


このメグスリノキですが、カエデ科の仲間で紅葉の大変美しい木です。
紅葉の綺麗さは以前のブログでも紹介しています。

輸出されるものもカエデやモミジなどの種類が人気のようですが
カミキリムシが好きなのもこれらなんです(なかなか目が高い虫たちです)

上の写真だけでは切ないので・・・
もう一本ある雄のメグスリノキの今の様子です。(若葉がとっても可愛いんです)



この可愛い姿、カミキリムシから守ってあげたいです 



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