オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

「ポスト印象派」

2010年08月05日 | 日々のあれこれ
この記事がきっかけで同業者の仲間と猛暑の中、行ってきました。



オルセー美術館展2010「ポスト印象派」

予習した雑誌によると、印象派の画家たちと
1880年代以降に本格的な活動が始まる画家たちを区別するために
「ポスト印象派」という名称が生まれたとのことです。


※郵便ポストのポストしか思い浮かばない・・・(笑)
 POSTには「~の後」を意味する接頭辞(語)の意味があるそうです。


日本では、「後期印象派」と訳されていたらしいんです。

これでは「印象派の後期」という意味になってしまうので
本来「印象派以降の画家たち」という意味なので
近年は「ポスト印象派」と呼ばれるようになったそうです。

↑の話は予習した「カーサ ブルータス」に書かれていました。


ポスト印象派の代表的な画家は
セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ
シニャック、リュシアン・ピサロ(ピサロの息子)などです。


今回はオルセー美術館より115点の作品が展示されています。

最初の部屋には、最後の印象派という事で
モネの作品も5点とドガも1点だけ展示されていました。
(ドガ展→横浜美術館にて9月18日~12月31日)


       

この美術館の特徴である巨大な逆円錐形のコンクリート。

六本木10時待ち合わせのお陰でまだ人が少なめです・・・と言っても既に30分待ち。



       

巨大な逆円錐形のコンクリートの物体は2つありますが
上部はレストランとカフェになっています。

いつも混んでいて入れなかったのですが、今日はこちらでランチ。
まずビールでノドを潤し、楽しい時間を過ごしました。



       

2階の中庭には、こんなすがすがしい空間も。

涼しい部屋から見る青空は気持ちいい~。
(ピカピカのガラスなので、室内から写真を)



今回の作品で一番好きになった作品はゴッホの「星降る夜」でした。
予習で見た雑誌では、あまり目に留まらなかったのに・・・

本物はまるで違いました。青が放つ色の深さと臨場感、そして輝く星の光。
たくさんの人たちがこの前から離れようとしません。

本物を見ることの意義を強く感じた作品でした。




オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
  ~8月16日(月) 国立新美術館


ゴッホファンなら
没後120年ゴッホ展 -こうして私はゴッホになった-
10月1日(金)~12月20日(月) 国立新美術館 
 

ドガファンなら
ドガ展 9月18日(土)~12月31日(金) 横浜美術館


国立新美術館の建物についてはこちらの記事で紹介しています
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする