MUSIC IS THE SCENERY

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インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Steso Songs - Now It's Dark

2010-02-27 00:51:13 | レヴュー

一部では「森ガール」と呼ばれているようですが
ジャケットを含めて確かにそんな雰囲気はあります。
Karolina StenströmことSteso Songsが
自身のレーベルLyckanから
今月17日に発表した1stフル・アルバムが
『Now It's Dark』です。
とにかく自由奔放でドリーミーなピアノ・ポップ、
なかなか良い内容でした。

過去には
It's A MusicalやBobby & Blummで活躍する
Bobby BabyことElla Blixtと
Alien Sheというデュオを組んだり
Marit Bergmanのサポート・バンドのメンバーを
務めたこともあるようです。

『Now It's Dark』は、Steso Songsが7年間で
書き溜めてきた曲のうち10曲を収録しています。
うち「The Worse」など4曲は
08年の『EP』にも収められていたので
実質、新曲は6曲です。

前半にポップでキャッチーなメロディーの
軽快な曲を並べていて
逆に後半にはシンプルでドリーミーな
じっくり聴かせるピアノ・ポップをそろえています。

一応、歌詞カードが付いていましたが
かなり崩れた筆記体で書かれているので
判読できないところが多いです。
なので、かなりダークだと評判の歌詞は
断片的にしか分かりませんでした。

ただ、自棄になったような破壊的なピアノが鳴る
5曲目の「The OD」という曲の
I'd like to have a pill or two
or three or 10 or 20 or 30 or 40 or 50
Then I'd like to take a walk to the hospital
but I had to take an ambulance
薬を飲みたかった
1錠、2錠、3錠、10錠、20錠、30錠、40錠、50錠
歩いて病院に行きたかったけれど
救急車を呼ばざるを得なかった

の部分はかなり印象に残りました。

この作品はかなりの
マイナー・リリースなのかと思っていましたが
日本のHMVで取り扱っているようです。

「The OD」
「The Worse」
「Blinding Light of Love」

全曲ストリーミング
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オフィシャル・ページ


コメント
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