大晦日です―
普段の私の中に「今日やれる事は今日やるべき」と思う自分と「明日やれることなら明日やる」とも思う自分がいます。
私は、昨日年賀状を書き始めました。いつも来年こそは「思い立ったらすぐやるべし」と前者の自分が奮い立つように願うのですが、春が来て夏が過ぎ、秋が訪れ冬が…年末「明日やれること」の筆頭に年賀状制作が来てしまうのです。うーん…この「お粗末」の繰り返しはどうしたものでしょうか。
さて、今年最後の記事ですが、このブログでも以前紹介した「sweet small parade 2011」に出品した私の作品2点をご覧ください。
お願いして横並びで展示して頂きました(一枚目写真)
向かって左の作品は「WATER OF LIFE Rev.21:6」というタイトルになります。これは、ヨハネの黙示録21章6節「渇くものには命の水の泉から、価なしにのませる」という一文からイメージして描いたもの。そして右の作品は「TREE OF LIFE Rev.22:2」同じく22章2節の行「川の両側にはいのちの木があって、十二種の実がなり、毎月実ができた。また、その木の葉は諸国の民をいやした」からのイメージによる作品です。
否応なく終末を想わされる悲しい出来事への鎮魂と希望、否応なく向き合い闘う方へのオマージュ…そんな想いを込めた作品になりました。 日々ドローイングを繰り返し、自然に私の中から生まれた絵です。意識して描く内容を決め、無意識を大切に制作し、当たり前のように筆が止まり完成する。もちろん微調整はしますが、この2点は、私が描きたい事を、描きたいように描く事ができた作品だと言えます。
自分の絵に関しては「明日やる」はありません。「今しか描けないこと」しかキャンパスに乗せてはいけない。明日にはそれは腐り、どこかに消えてしまうからです。
来年はどんな年になるのでしょうか―
辛い出来事も始まれば終わります。乗り越えられない困難はなく、必ず整えられると信じています。だからこそ、本当に大切なことだけは「明日やる」ことがないようにして欲しいと願います。
そろそろ締めましょう。
このブログ。来年こそはもう少し上手くなりたいな。
これも「お粗末」でした。大晦日にたくさんのお粗末を想う私。でもブログに関しては、明日やることはありませんでした。年賀状も一日一枚描いていこう。
お後がよろしいよう…でしょうか?
m(_ _)m
皆様よいお年を。