昨日の22:05の回で、映画『あの頃、君を追いかけた』を映画館で観ました。
一番最後の回、しかも平日なのでお客さんは私を含め2人でした。
この映画は、元になった台湾版がオリジナルです。
今回公開されたものは、日本版リメイクです。
私は台湾版も映画館で観ています。
台湾版がとても面白かったので、ブルーレイも買いました。
オリジナルのファンとしては、日本版も観ないとなと思い、前売り券を買いました。
観終わった感想としては、台湾版のストーリーの大筋にかなり忠実でした。
おそらく台湾ロケもしていると思います。
異種格闘技後のシーンは、おそらく台湾版で使用した場所をそのまま使用していると思います。
もし日本ロケならば、相当台湾版を意識してかなり似ている場所を探しています。
この作品は、前半にかなり盛り上がって、後半は複雑に絡まって結局ハッピーエンドで終わらないという、なんともすっきりしない映画です。
しかし、個人的には最終的に甘酸っぱく終わるのもかなり好きなんです。
カテゴリーは青春ものなんですが、10代や20代の頃を照らし合わせて思い出すことができるので、なんだか他人ごとではない気持ちになります。
あの時ああしていれば、付き合ったかもしれないというようなセリフとシーンがあるんですが、誰もが似たような経験をしているのではないでしょうか。
私も10代の頃と20代の頃に1人づつ、そういう女性と出会いました。
でも結局その女性たちとは、映画のように付き合いませんでした。
映画のようにまぶしい関係性は築けなかったですし、自分が未熟で幼稚だったなあと今思い返すと恥ずかしい限りです。
ヒロインが齋藤飛鳥さんなので、乃木坂46に注目している人はもちろん興味があるでしょうが、もし斉藤さんがアイドルでなく新人女優さんだとしても、かなりナチュラルである意味一般人に近い演技をしているので、それだけでも鑑賞する動機になります。
主役の山田裕貴くんも、台湾版の主役にかなり近い役作りをしているので、斎藤さんとは違った魅力を醸し出しています。
最近映画観てないな、という方は、この映画おすすめです。
わかりやすいですし、前半はとてもシンプルで学園ものの王道で進んでいくので、観やすいと思います。
気になる方は、ぜひ映画館へ。
映画『あの頃、君を追いかけた』本予告