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4月8日:2017年2月25日の木星

2017年04月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽の反対側に巨大な惑星を置いて、4月7日(日本時間4月8日)に地球は太陽と木星の間を通過しようとしている。この出来事は天文学者達によって「衝(しょう:opposition)」と呼ばれ概ね13ヵ月ごとに起きる。これは、約5倍遠いほぼ12年の軌道を周る木星と比較した、地球が太陽の周りを旅するのに掛かる時間である。ほぼ同じ時に、木星は地球から6億 6600 万キロメートルに最接近し、その年の他のときより比較的明るく大きく見える。木星は夕方の空で全ての星より明るく輝き、日の出前の金星は2番目に明るい。良い双眼鏡では、木星の四つの大きな衛星、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを明らかにするだろう。この衝撃的な視界は、今年2月25日に天文学者 Damian Peach によってとられた。中央左に木星の「大赤斑」を、オーバルBA(Oval BA)として知られるはるかに若い「赤斑ジュニア」を右下に見ることができる。大赤斑は300年以上支配的であり地球より広大である。このイメージは、混沌とした雲の構成である木星の乱れた大気にも焦点を当てている。(以下 略)

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

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