桜ふる路
英語をツールに、できることをしたい。
踏み出しつつふだん感じ、考えたこと。
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アスタです。今はマイペースしゅふです(3歳児育児中)。のんびり屋ですが、外国と日本を結ぶはたらきをしたい…とアツイ思い、胸に秘めています(!)
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三十三間堂少しと金閣寺
名所訪問-京都・秋
/
2006-09-09 20:17:39
今日は、私の弟が京都へ遊びに来たので、夫と案内をしました。
まずは、弟の希望と、駅から近いということで、三十三間堂へ。トップの写真は、境内東側の塀の内側。
(ちなみに、写真左端は、写っていませんが「夜泣地蔵(よなきじぞう)」が祀られていて、子供の夜泣きにご利益があるそうです
)
以前にも書いた
三十三間堂、私の好きな寺院の一つです。
ずらりと並ぶ千体千手観音像、いつ見ても息を呑む荘厳さ。
(写真はもちろん撮れませんが)
ところで三十三間堂といえば、もう一つ有名なのが「通し矢」。
写真は、観音像が並ぶお堂の、西側ですが、軒下の向こうの端(写真右端)から矢を放ち
、こちらの端に据えた的を射る
、という競技ですね。
パンフレットによれば、桃山時代に始まり江戸時代に大流行、19世紀末に途絶えたそうですが、歴代の優勝者をたたえる額が、今でも飾られています。
皆さん、千手観音像を見学されるとき、廊下の
上も見上げてみてください。おびただしい数の額が、ずらーっと掲げてありますよ。
なお、現在では毎年1月(来年は1月14日)、「大的大会(おおまとたいかい)」という弓道の大会が開かれています。色艶やかな袴姿の女性達が、弓を引く姿で有名な、あれですね。
当日は境内は無料開放されるようで、一度見てみたいものです…
お堂の東側には庭園もありますが、トラックや庭師さん達が入って手入れの真っ最中だったので、これで引き上げることにします。こんどもう一回は、一人で来てゆっくり眺めよっと。
次は京都観光の定番、金閣寺へ。
これも
以前、記事に書きました
。今回は金閣以外にも目線を向けてみようと思います。
はいこれ、大文字。そう、
五山の送り火
の、あの大文字です。
えっ、金閣寺から見えるの?そうなんです、駐車場から、これくらいには見えるんですよ(って私も初めて知った)。
送り火当日には、この駐車場は開放されるそうです。けっこういい場所かも。
ちなみに、あの大文字の下にあるのが、銀閣寺。この金閣寺の上にあるのは、「左大文字」でーす。
京都市バスで来た場合は、バス停を降りて黒門をくぐると、こんな長い参道を歩きますよ(写真奥が黒門方向)。
さあ、そして総門をくぐると、左手にあるのが
鐘楼。緑がきれいで、思わず撮っちゃった。肝心の鐘が見えてないけど…
その先にあるのが、この巨木。
案内板によればイチイガシという木で、江戸初期に植樹or生えていた、らしい。
京都の貴重な木、だそうです。
イチイガシの前でチケットを買ったら、いよいよ突き当たりの右が入口。
個人客は、写真中央右のオレンジ色の壁のブースでチケットを見せて、パンフレットと「おふだ」をいただいて入ります。(団体客は、パンフだけもらって、おふだは後から金閣の前でもらう)
う~ん、今日も中国や韓国からの団体客とおぼしき人々でいっぱい!(私が来るときはいつもそうだが)
やっぱり、外国人にははずせないスポットなんでしょうね。
彼らの中にもぐりこんで、いちおうお約束なので、金閣、撮影。
(湖面に映ったほうも見てね。きれいでしょ?)
しかしシャッター切った直後、にわか雨がザー。
見事な「陸舟(りくしゅう)の松」。足利義満の手植えと言われているらしい松ですね。だから、樹齢600年。
金閣、みんなが写真撮っている所から対岸の、真裏からの眺め。
こっちのほうが、距離が近いから実は見ごたえあり。金色に、光ってますよ~
ところで金閣寺というと、このゴールデン・パビリオンだけが見ものかというと、決してそんなことはありません!!
最初にわざわざ参道や巨木の写真を載せたように、ここは木々もとてもきれいなんですよ
こんな感じに。↓↓
以上、金閣の後ろ側のお庭の様子でした。
さあ、ここからは上り坂です。お年寄りや足の悪い方々は、ここで引き返される方々も多くいらっしゃいます。後が大変なので。(それものちほど)
(ちなみにすみません、写真左端、夫の肩がかぶってしまった)
ここを上ると、左手に安民沢(あんみんたく)という池を見ながら、夕佳亭(せっかてい)という茶室にたどりつきます。
ここもたいがい人気の写真スポット。人がいっぱいで、しかたないので、苔むした茅葺き屋根でも撮ってみました。
(そういえば、このときミンミンゼミの鳴き声が、まだここでは聞こえてた)
その先を行くと、石不動明王(いしふどうみょうおう)を本尊とする不動堂があります。欧米系の外国人の方々は、ここで立ち止まってしげしげと眺めている人が多いですね。
しかし、私は発見してしまった!その横に、こんなものがあるのを。
おおっ、三ヶ国語対応おみくじ機
左から英語、韓国語、中国語。一回100円。
英語機には"ENGLISH FORTUNE"、中国語機には"中文 神○"(※注:○は、「答」の旧字体みたいな、わかんない漢字が書いてある)と表示されています。韓国語は、私読めないので分かりません
しかしなぜ英語機だけ、高さが低いのか謎だ…
不動堂の向かいは、お茶席や土産物屋になっていて、その前を過ぎるとここが出口です。
でも見てください、この下り階段!ふつうの人でも、降りるのはめんどうだししんどい。
これなので、金閣だけ見て引き返す人々も多いわけです。
階段を下りて、見上げたところ。はいー、おつかれさまでした。
こんなふうに、ちょっと違った視点で見てみても、なかなかおもしろいものです。
せっかくここまで来たので、次はあそこへ、行ってみましょう…
...
つづく
コメント (
4
)
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号外:ちいさな光
龍安寺
»
コメント
京都最高!
(
hana
)
2006-09-22 11:21:56
アスタさん、お久しぶりで~す!
お元気そうでなにより♪
ところで、ようやくワタシの大好きな秋が近づいてきたので
アスタさんのブログを見ながら今年の紅葉を妄想中
実はワタシ恥ずかしながら生まれてこのかた
京都の紅葉を見たことがないのですよ~
でも今年はロンドン時代の友達が京都にいたり、
ロンドンからうつってきた外国人の友達もいるので
京都には行きたいと思っているんデス。
三十三間堂は中学の時に行きましたが意味がワカラズ・・・
でも今こうして写真を見せてもらうと日本の侘び寂がわかって
本当にたまりませんね~~
京都に行く際には絶対に訪れたい!!!
また色々なところも教えてクダサイネ♪
久しぶりに
(
ボワシエール
)
2006-09-22 18:30:52
京都を散策した気分を味わいました。ありがとうございます。
金閣寺は、高校の修学旅行以来ですね。
いつかゆっくり京都を旅行したいと思っています。京都はほんとにすてきなところですね。
hanaさんへ
(
アスタ
)
2006-09-22 19:31:03
hanaさんごぶさたしています!ご訪問ありがとうございます
紅葉がお好きなんですね!京都の紅葉というのは、たしかに格別のものがあり
ますね。お寺の古い建物との調和が、すぐには真似のできないものだからかも
しれませんね。
私も去年の11月下旬の記事で、紅葉の写真をいくつか載せています(もしよ
かったら参考になさってください)。当時は写真を大きく載せるワザを知らな
くて、小さいのばかりでいまいち迫力に欠けますが、場所によっては本当に、
絶句してしまう美しさのところもありましたよ。
ただ京都の観光シーズンは、場所によってはものすごい混雑で移動にも一苦労
するので、そこだけ気をつけてくださいませ…次の記事にも書きましたが、
あえてシーズン以外のときに見るのも、また別の楽しみ方ですね
これと次の記事、その次以降載せようとしている場所も、紅葉が期待できる
ところばかりで~す
ぜひご覧くださいね。
ボワシエールさんへ
(
アスタ
)
2006-09-22 20:23:02
そうですか。それでしたらぜひ、帰国されたときお時間あったら、京都へ一度
いらしてくださいませ
飛行機や新幹線も利用しやすくなってきていると思うので、遠方からでも、
思い切って空港や駅に出てしまえば、あとは自然に古の都へたどりつくでし
ょう(笑)(ただ空港から遠いのが、京都の難点だけど)
女の人の場合、特に宿泊先が気になりますが、たとえば今からだと、主なシティ
ホテルは10月以降はもう満室状態。。。やっぱり観光シーズンに来ようと思
うと、何ヶ月も前から宿の確保が必要ですね。
でもネットなら同じホテルでも安い部屋があったり、質にこだわらなければビ
ジネスホテルでもいいし。
とにかく、来れる方にはまずふらっと来ていただいて、見ていただきたい
な~と思います
(ちなみに、私はどこかの回し者なわけではないですよん)
観光シーズンに京都を少しでも廻りやすくする"コツ"としては、ここぞと
いう有名スポットは朝イチで行く、鉄道で移動できる範囲は鉄道に乗る(バ
スやタクシーは渋滞にはまると覚悟)、有名スポットにこだわりすぎずマイ
ナーな所も見てみる、などでしょうか。
京都は季節や場所を問わず、楽しめるまちですので、ご都合に合わせていつ
でもおこしやす
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(4/3更新)
お元気そうでなにより♪
ところで、ようやくワタシの大好きな秋が近づいてきたので
アスタさんのブログを見ながら今年の紅葉を妄想中
実はワタシ恥ずかしながら生まれてこのかた
京都の紅葉を見たことがないのですよ~
でも今年はロンドン時代の友達が京都にいたり、
ロンドンからうつってきた外国人の友達もいるので
京都には行きたいと思っているんデス。
三十三間堂は中学の時に行きましたが意味がワカラズ・・・
でも今こうして写真を見せてもらうと日本の侘び寂がわかって
本当にたまりませんね~~
京都に行く際には絶対に訪れたい!!!
また色々なところも教えてクダサイネ♪
金閣寺は、高校の修学旅行以来ですね。
いつかゆっくり京都を旅行したいと思っています。京都はほんとにすてきなところですね。
紅葉がお好きなんですね!京都の紅葉というのは、たしかに格別のものがあり
ますね。お寺の古い建物との調和が、すぐには真似のできないものだからかも
しれませんね。
私も去年の11月下旬の記事で、紅葉の写真をいくつか載せています(もしよ
かったら参考になさってください)。当時は写真を大きく載せるワザを知らな
くて、小さいのばかりでいまいち迫力に欠けますが、場所によっては本当に、
絶句してしまう美しさのところもありましたよ。
ただ京都の観光シーズンは、場所によってはものすごい混雑で移動にも一苦労
するので、そこだけ気をつけてくださいませ…次の記事にも書きましたが、
あえてシーズン以外のときに見るのも、また別の楽しみ方ですね
これと次の記事、その次以降載せようとしている場所も、紅葉が期待できる
ところばかりで~すぜひご覧くださいね。
いらしてくださいませ
飛行機や新幹線も利用しやすくなってきていると思うので、遠方からでも、
思い切って空港や駅に出てしまえば、あとは自然に古の都へたどりつくでし
ょう(笑)(ただ空港から遠いのが、京都の難点だけど)
女の人の場合、特に宿泊先が気になりますが、たとえば今からだと、主なシティ
ホテルは10月以降はもう満室状態。。。やっぱり観光シーズンに来ようと思
うと、何ヶ月も前から宿の確保が必要ですね。
でもネットなら同じホテルでも安い部屋があったり、質にこだわらなければビ
ジネスホテルでもいいし。
とにかく、来れる方にはまずふらっと来ていただいて、見ていただきたい
な~と思います(ちなみに、私はどこかの回し者なわけではないですよん)
観光シーズンに京都を少しでも廻りやすくする"コツ"としては、ここぞと
いう有名スポットは朝イチで行く、鉄道で移動できる範囲は鉄道に乗る(バ
スやタクシーは渋滞にはまると覚悟)、有名スポットにこだわりすぎずマイ
ナーな所も見てみる、などでしょうか。
京都は季節や場所を問わず、楽しめるまちですので、ご都合に合わせていつ
でもおこしやす