桜ふる路
英語をツールに、できることをしたい。
踏み出しつつふだん感じ、考えたこと。
 



3日から研修会に行ってきたのですが、その時撮った“資料写真”の中からいくつか出してみます。
(遊びに行ったわけではないので、いちおうまじめに)





これは奈良の東大寺大仏殿です。(公式サイト→東大寺
回廊の入口を入ってすぐ、このように壮大な光景が広がるので、ここで写真を撮っておかれるとよいかと思います。
中央に見える参道は、すごい人なのでなかなか立ち止まれないので…


中はもちろん撮影禁止です。大仏様、本当に大きい。。。





東大寺南大門の参道にて

この辺りはご存知のように鹿がたくさんいます。大きな鹿はみな角を根元から切られていますが、これなどは若いのでしょう、小さな角が生えています






このコは背中に文字通り鹿の子模様があるから、子鹿ですね!かわい~い




でも皆さん、鹿たちには要注意です。まず、鹿せんべいを持っていると、それを目がけて彼らは「突進」してきます!
ぐるりと取り囲まれて、すごいことになっている外国人観光客を数人見かけました。。。

さらに、彼らは紙が大好物なので、手に持っていると、ムシャムシャと食べられてしまいます。
バッグからノートなどがはみ出していると、目ざとく見つけて鼻先を突っ込んできます。
私も、手に持っていた白いペンを紙だと思ったのか、気づくと鹿にかぶりつかれていました!
パスポートやお札など、食べられてはシャレにならないので、くれぐれもご注意を。






おっとっと、目が回りそうな写真でゴメンナサイ。
これは京都の龍安寺の、有名な石庭です。(公式サイト→石庭 龍安寺

これが左から見たところで、(首を右に45度傾けて見てネ)




これが中央、







右側から見たところです。

計15個の石が、向かって左奥から時計回りに、2個、2個、3個、3個、5個にまとまって配置されているそうで(ちょっとこの写真だと分かりづらいですね)、一度に15個全部見ることはできないのはよく知られたところですね。
私も見たけど、やっぱり14個しか見えませんでした。





そしてこれが、方丈の裏にある、徳川光圀の寄進といわれる有名なつくばい





周りに彫られた4つの文字は、中央の四角の部分を共有すると、上から時計回りに「吾唯足知」(われただ足るを知る)と読める、というやつですね。(写真わかりづらくてごめんなさい)

う~ん、深い。昔の人って、すごすぎる。。。



そしてそして再び、この前も書いた金閣です。





ベストスポットから少しずれましたが、こんなふうに撮れます





おお、やっぱり晴れた日だと一段と「ゴールデン・パビリオン」





足利義満植樹と言われる「陸舟の松」。何ともきれいな舟形





東側から。何だか誇らしげな様子にすら見えます


ところでここは、もっぱら「金閣寺」として知られ、道路標識にも堂々と金閣寺と書いてありますが、正式には「鹿苑寺」(ろくおんじ)という相国寺(しょうこくじ)派のお寺です。
パンフレットにはしっかり「金閣 鹿苑寺」と書いてあります。“(足利)義満の法号鹿苑院殿から二字をとり、鹿苑寺と名づけられ”たとのこと。

(ガイド試験では、金閣寺、銀閣寺などと優しい出題はしてくれないので(!)、私たちは鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣として覚えさせられます




次に平安神宮の神苑(庭園)の写真を1枚だけ。




東神苑の池にかかる、橋殿(正式名泰平閣(たいへいかく))。
非常にきれいな橋ですが、周りの庭園全体が美しい風景となっています。
また一度ゆっくり来たい庭園です。




これは清水寺の三重塔のてっぺん。
どうしてこれだけ写したかというと、お寺の塔というのは、この部分が最も重要だからです!この部分こそが、お釈迦様の「お墓」なんだそうですね。
皆さん、塔を写真に撮るときは、てっぺんまできちんと写すようにしましょう





続いて清水寺本堂を阿弥陀堂側から。
舞台ばかりに目が行きがちですが、本堂ほか建物そのものも、美しいものですね






子安の塔への道すがらの眺め、再び
やはり晴れた日のほうがクリアな印象です






最後に、これは八坂の塔です。
清水寺から三年坂、二年坂を下って、霊山(りょうぜん)観音の駐車場へ登り、振り返るとこの風景が見れます。

(八坂の塔については、去年文だけ書きましたが、塔の中は狭くて登るのがめっちゃしんどいです)




塔をアップで。右後方に京都タワー






とまあ、写真はこんな感じですが、実際研修は悠長に写真を撮る暇などなく、先生のお話を必死にメモりながらついていく、ハードなものでした。
しかし投げ出すわけにもいきません。また人生の節目の一つにぶち当たったかなという気がしています。
頑張らなきゃと思っています。


そんなわけで、どうですか、京都行きたくなりましたか?なんちゃって
いつかぜひいらしてください。日本という国の歴史と文化の、テーマパークだと思って。


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コメント
 
 
 
京都 (otaco)
2006-03-12 21:12:41
奈良は修学旅行で行ったことがあります。

京都に行きたくなりました。(京都も修学旅行と大学時代に行ったことがあるのですが)



ガイドさんになると、その建物についても勉強しなくてはいけないでしょうから、歴史のことも勉強しなくちゃいけないのでしょ?

大変な仕事だと思います。がんばってください。
 
 
 
大作だ! (うめもも)
2006-03-13 15:26:47
まず、すごいこの記事!!!

厚いわ~内容が。

アスタさん、これ自分の整理のためのブログでもあるのでしょうか?

ブログは、自分の知識の整理の為に使ってもOKなのですよ~

私は、その用途を含んでブログを書いてます。

だから、見せるのからはみだした記事も多いのよ~。

カテゴリでわければ、分類も楽でしょう?



京都観光って歴史があるだけに、

覚えなければならない事がたくさんありそうですね~



私も、高校の修学旅行は京都でした。

ここには、なつかしい写真がたくさんあります。

あの時はじゃりだったんで、

京都の歴史の凄さがわからず、

なんか簡単にスルーしてしまいました

ブログ友が「京都は大人の遊園地」と言っていましたが、まさにそのとおり

京都の文化は、やはり歴史背景や素地がわからなければ味わうのは難しい街です。

 
 
 
ぜひ… (otacoさんへ)
2006-03-13 19:16:01
そうでしたか。どうぞ機会があったらぜひ。

ただし、京都の7月8月はあまりおすすめできないかも。。。私

去年、あまりの暑さに熱射病になりかけましたから!



そうなんです。いろいろ迷うところはあるのですが。。。

いずれにしても勉強不可欠。もぉー私の小さな頭はパ

ンクしそうです

外付けメモリとかみたいに、記憶容量を増設できないかな…ついでに

最新版にバージョンアップして…ああむなし
 
 
 
はい… (うめももさんへ)
2006-03-13 19:42:36
まさしく、見せるというよりもとは備忘録として書き始めました。

でも。。。アッと気づいたらこのカテゴリだけで50記事越えてた!

たしかに、私はよくても、公開している以上、これじゃ雑把ですね…

ちょっと考えてみます。ありがとうございます。



私も、修学旅行では文字通りスルーしてしまいましたよ。

でもまあ、建物とか空気とか、子供であっても五感で感じさせて、

記憶の片隅にとどめさせるだけでも、わるくはないかもしれない

ですね。。。

あまり退屈されて騒がれるのは困るけど、できたらそこから興味を

持ってくれたら、ね…

大人の今、いくら時間とお金があっても足りないくらいですけどね!
 
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