市内のコートのネット交換の注文をいただいたので作業してきました。
全部で4面あり、作業内容としては、まず最初にABCD全てのコートのネットを外します。
これが結構重労働。
ここのネットは支柱内にワイヤーを収納するタイプで、専用ネットを使用しているなら簡単なのですが、通常のネットのワイヤーをフックに縛ってひっかけているので、なかなか外せません。😤
何とか外したら、最も多く使われるABコートに新しいネットを設置。
さらにCDコートのネットが一番古かったので、これまでABコートに張っていたネットをCDコートに移設します。
しかし新しいネットも専用ではない(専用ネットは1張りで2万円以上も高いので予算削減のため使えない)ため、これをつけるのがさらにひと苦労。😩
もちろん古いネットを再度付け直すのもひと苦労。😫
これを4回繰り返し、さらにCDコートに張っていたネットを片付けて倉庫に収納(予備としてストック)。
この時点で既に2時間以上経過。
そしてここからが今回のメイン。
CDコートに移設した古いネットを補修します。
白帯は上部が破れてボロボロ、網の部分が下がって隙間ができているのでボールがスルーし放題。
中途半端に部分補修しても焼け石に水ということで、全体に補修用の白帯をかぶせます。
※かぶせるタイプの白帯を使用した場合、ネットが公式戦の規格外となります。
大会等で使用するコートの補修の際はご注意ください。
まずセンターをクリップや洗濯バサミで固定し、中央の穴にロープを通す。
ロープをひと穴ひと穴に全て手作業で通して縫い込んでいきます。
端まで通したら余った白帯をカット、ロープを元々あったネットの穴に通して固定します。
残り半分も同じようにロープを通して完成、まるで新品!。🤩
センターストラップをつけて作業終了です。
実は1枚目の半分以上にロープを通したところで白帯の表裏を間違えていたことが判明。😱
ロープを抜いてやり直したため日没終了、もう1面は日を改めて作業しました。
今回は初めての補修ということもあり、かなり時間がかかりました。
1人でやるなら1面分で2時間くらいでしょうか。
慣れればもう少し早くできるでしょうし、センターから始めれば2人で半分ずつ同時に作業できるので、1時間もあればできる計算です。
この他切れたネットワイヤーの交換など、ネット修理全般を承っております。
ネット本体や部品の価格、補修工賃などは直接お問い合わせください。