※ネタバレしています
映画のタイトルにもなっているキーパーソンの「桐島」。
彼はいわば巨大な河川のような存在です。
その大河が急に水門を閉ざしてしまったことで、バレー部員や彼女など、周りを流れる支流たちは行き場を失い大混乱。
グチャグチャな惨事を招いてしまいました。
本作には桐島とは別に、大きな川が3本流れています。
前田涼也(神木隆之介)の川、菊池宏樹(東出昌大)の川、沢島亜矢 . . . 本文を読む
※ネタバレしています
※原作漫画『ライチ☆光クラブ』のネタバレもしています
僕が本作を知るきっかけとなったのは、友達の女の子が原作の漫画を貸してくれたことでした。
女子から勧められただけに、てっきりほんわかとした学園漫画だと思い込んで読んでしまったわけですが……。
数ページをめくった時点で、想像と実体のギャップを受け入れるのに凄まじく苦労しましたよ(笑)
光クラブの重要なメンバー . . . 本文を読む
※ネタバレしています
※シリーズ過去作『ロッキー4』のネタバレもしています
ファンの方には申し訳ないのですが、僕は『ロッキー4』が大嫌いです。
なぜならアポロが死ぬから。
厳密に言うなら、死ぬこと自体はまだいいんです。
許せないのは死んだ後の展開。
アポロを殺したソ連の怪物ボクサー・ドラゴとの対決に勝利したロッキーは、試合後のマイクパフォーマンスでこのように言いました。
「今夜の試合は見 . . . 本文を読む
※ネタバレしています
コメディタッチで描かれる序盤の展開を観ながら、僕はずっと考えていました。
彗星の接近により時空が歪み、その影響で体の入れ替わりという超常現象が起こったのだとしたら、なぜその対象が瀧と三葉なのか。
三葉は一族に代々受け継がれる特殊な素質があるからいいとして、瀧である理由がわからない。
都会に強い憧れを持つ三葉への忠言の意味で、あえて東京がくすんで見えている少年が受け皿になっ . . . 本文を読む
X-MENシリーズにはプロフェッサーX(チャールズ)、マグニートー(エリック)という二人の重要人物がいて、それぞれ対立する組織の指導者としてチームを率いています。
プロフェッサーXは人類とミュータントの対等な共生を主張しています。
しかし実際はミュータント学校を普通の学校と偽っていたり、Xメンのメンバー・ジーンの能力を密かに封印していたり、社会に適応するために個性を抑圧せざるを得ない現状もあり、 . . . 本文を読む