米軍の軍法会議は11日、虐待の罪に問われているアーミン・クルーズ技術兵に対し、禁固8ヶ月の実刑判決を下しました。被告は技術兵と言っても情報部門の尋問官です。写真の左端がクルーズ被告と思われますが、このようなひどい“取調べ”をした兵隊に対して8ヶ月の禁固刑とはあまりに非常識です。米軍(政府)の価値観がここまでずれているとはショックです。イラク人拘束者の人権など考慮に入れているとは思えません。
裁判の中で、被告は全て自分の責任としました。つまり、組織的犯罪ではないことを強調したわけですが、これは明らかに一種の「司法取引」です。刑を軽くする代わりに責任は個人で負ってもらうとする米軍の意図が明白な判決です。
裁判の中で、被告は全て自分の責任としました。つまり、組織的犯罪ではないことを強調したわけですが、これは明らかに一種の「司法取引」です。刑を軽くする代わりに責任は個人で負ってもらうとする米軍の意図が明白な判決です。