さるやは行く!!!  

何にでも興味があるが長続きしない。
そんなさるやが毎日を目標にアップしている、気まぐれなブログです。

 山の名。

2010年09月21日 | 魅惑の山登りの話。

 山の名は 「 光岳 」

 遠くから見えたこの岩が

 白く 光ってみえることから

 光を 「 てかり 」と読んで

 てかりだけ。

 因みに さるやは 主水さんの 少し腰の高い後姿が 密かに 好きです 。 













 9月3日。午後8時 自宅。

 さるやは

 また 脳内登山を成功させ 

 「 もしかしたら CTよりも速く歩いて

   主水さんを 驚かせちゃうかも しれないぞ  」 と

 甘すぎる 望みと 大きすぎる 期待を 

 50Lのマムートザックに詰め込んで

 意気揚々と 担ごうとしていた。


 50Lザックは すかすかで

 「 ? 」 あれっ? ? 42Lで 入るかも ・・・ 










     
     そんな訳で 42Lザックに詰め替え完了。

     この度は

     主水さんのテントに 同居させて頂く ずずしい お約束を取り付けて

     従って

     テントは背負わず

     シュラフ  と

     水  と

     自分の食料

     そして

     ツエルトと

     救急セット

     かっぱ くらいが さるやの 装備 

   









                         
                         自宅を出たのは 午後8時くらい。

                         易老渡への道は

                         主水さんの案内で。

                         運転は  さるやです。

                         実は 以前にも一度 易老渡は 通っている訳ですが

                         さるやは優秀な コンピューター。

                         しかし ソフトは 毎回 白紙です。 

                         自宅に帰って

                         電源を抜くと

                         すべてリセットされています。


                         どうした もんでしょうかね ?











                         
                         自信ある!という 主水さんに

                         道案内を任せて

                         易老渡まで

                         350km弱。

                         なんだか 最近は 運送やさんになった気分。

                         主水さんを 登山口まで

                         お届け  もの。

                         上島トンネル上に抜ける道路は

                         以前は がけ崩れかなにかで

                         通行止めだったため

                         その道が通れることも知らず

                         以前と同じ

                         集落を じぐざくに下りていく

                         S字カーブの練習みたいな下りを

                         楽しみました・・・ 

                         易老渡に着いたのは

                         午前2時ごろだったかな 

                         日帰りだったら 3時起きのところ

                         嬉しい 5時半起き 










               
               身の程知らずの 始まりです。

               身支度を整えて

               主水さんは

               「 今日は テン場に行くだけだから

                 まあ ゆっくり 行きましょう ・・・  」 と

               今は余裕の よっちゃんです。











               
               どちらへ向かって

               どう登っているのか?

               検討もつかないさるやですから

               途中で見えたこの頂

               名前なんぞ分かるはずもありませんがな。











               
               コース上 危ないところは 一箇所。

               2254.1ピークと 易老岳の間。

               たまにこうして ロープ張ってあるのは

               注意喚起の程度です。











                    
                    とにかく 九十九折れを

                    延々と繰り返し

                    CT2時間の 面平まで行くのに

                    大汗をかかせて 頂きます。 

                    ここらへんで すでに さるやは 不安でいっぱい 










                  
                 
                 登っているのはいいけれど

                 一体 この 九十九折れ

                 帰りに下れるのだろうか ??? 

                 ゆっくりだって 程がある。











     
     一歩 一歩が 不安への 一歩だ。











               
               CTは 面平まで 2時間

               やはり 2時間半かかってしまった・・・ 

               先が思いやられるため

               休憩中の主水さんを残して

               「 鈍足だから 少しでも 先に 進んでるね 」 と言い残し

               ちょびちょび さるやは 歩きます。

               ・・・ ん? よちよちかな ・・・












 面平には

 広場があって

 休憩にはもってこい \(@^0^@)/やったぁ♪

 どっかの ブログの誰かさんなら 

 きっと 昼寝や そのまま 寝転ぶ

 森の醍醐味を 存分に味わいたくなる ・・・ はず。

 だけど ご用心 ご用心。

 ここくらいまでの標高には

 ヒル が いるとのうわさですよ 

 幸い 時期的なものなのか

 スパッツ効果なのか

 ヒルに出くわすことは なかったけれど・・・ 












                
                さて

                主水さんを残して

                ぴよぴよ歩きで登り始めたさるやです。

                易老岳は 3時間も先にあります。

                その前に 小さなピーク。

                まずは そこを目指すしか ないぞ 

                だけど 上がれば 増える 下山の不安 ・・











 とても 失礼なことに

 下から 

 後から

 上がってくる 人々が

 気がついたら ・・・ 前に居る ・・・ こらぁ~~~ 










     
     ボキボキボキ












 くらあ~~~

 追い越し禁止だじょ = 











 主水さんまで

 裏切りものです 

 折角 休憩も取らないで 来たのにぃ~~~ 











 面平を てくてく登れば

 木々が 見事に倒れた

 倒木帯

 まだまだですが・・・











                    
                    いやぁ~ほんと まだまだです












 本気で 倒れてます 










            
              もっと 倒れてます 










              
                 怪奇現象の倒木帯











     
     こんなのが けっこう 美しいと思う     














     
     時々 上方が 透けて見えると

     ピークかな?って 期待してしまって

     がっかり 何回も 何回も ・・












 上に見える 透けた部分は

 また 違うのかなぁ~

 さるやは もう 期待しない

 裏切られるの 嫌だからね











             
              あっ! 易老岳手前ピークに 着いたみたいだ。

              よかった

              さっき下山者に聞いたら

              この先の易老岳には

              30分足らずで 着く情報。











    
     有難い

     ここさえ超えれば

     易老岳への 到着は 約束されました。

     途中で会った 老齢者さんからは

     「 ゆっくり 登ってね ・・・ 昨日自分は急いで失敗したからね 」 と

     アドバイスもらいます。


     白髪の紳士は

     にこやかに 下りていきますが

     その足取りは さるやより ずっと 軽やか。


     









 そうそう 山ガールにも あまりの遅さに 同情して

 男梅キャンディーを 頂きました。

 ありがとう

 元気が 出ました。












 その後 山頂小屋で再開した 山ガールに

 一緒に写真を撮ってくださいと

 迫られた さるや。

 すっかり 「 ファンになりました 」 と 山ガール2+付き添い山ボーイに 言われ

 どんなトークをしたっけか?


 もひとつ

 途中であった 3人組

 「 なあ ランドセルはやっぱり 大熊かばん店の CMだろ! 」

 さるやも知らない そのCM

 知り合いでないけれど

 「 知らないだろ そんな CM  」 と 突っ込んだら

 「 姉さん どこから 来た人? 」

 「 関東だよ 」

 「 福岡では ランドセルって言ったら 大熊なのになぁ・・・ 」と

 CMソングも唄ってくれました。

 









          
               そんな出会いも

               元気の源。





                             つづく ・・・     

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4 コメント

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ヒルにクマ (noyama)
2010-09-21 23:36:48
 今晩は
 いつも婦唱夫随の山行記楽しみにしております。  光岳、今年7月に登りました。こんな場所もあったのかと思うアングルの写真、感心させられます。
 以前は薄暗い駐車場付近にヒルがいたらしいですが、周囲の木を伐採してからは少なくなったと聞きました。その代わり、山頂小屋付近の湿原で昼にクマ(大熊でなく子熊)に出会いました。
 
返信する
写真満載~ (やまとそば)
2010-09-21 23:37:28
易老岳まで随分写真を撮ってますね~。
さすがにカメラは手放しません(なんだったっけ・・・ラッパを離さなかった人・・・)
私は、4時前にオリオン座を一枚パチリ・・・真っ暗。
登山口で2枚目をパチリ、3枚目は面平の看板~
結局、易老岳の看板まで8枚・・・樹幹越しに見える聖を撮ったくらいですた。
10時間以上歩いて、100枚余り・・・少なかったなあ!
写真を撮りながら歩くのが最近の趣味~です。
さるやさんの写真で、思い出しましょう~。
私も、易老岳まで2名の若者に抜かれました(汗;)
年長者を抜くんじゃない~なんてね。
行けなかった北海道~明後日から行って来ます。
但し、雨マークが出たら今度で三度目の中止~です。
返信する
noyamaさま、コメントありがとうございます。 (さるや)
2010-09-22 13:28:53
7月。
今年は暑くて大変だったことと思います。
漸く、少し、涼しくなったようなので、のこのこ出かけて行きました。そして、えらいめに会いました。
。:゜(;´∩`;)゜:。
長すぎる登り、長すぎる下り。
水曜になった今日でも、まだ、もも肉が剥がれ落ちそうな痛みです。(痛
ヒルはそういうわけで居なかったのですね。
よかった!
ですが・・熊!!!(  ゜ ▽ ゜ ;)エッ!!
いや=恐いのでさるやもばんばん!熊鈴鳴らして歩きましたよ。
三連休で、人がわんさか入ったので、出てこなかったのでしょうか?
それなら、有難いことです。
だって・・・ふらふらで逃げられません。
皆さん足が速くて・・・ほんと!超人。
さるやは、主水さんにいつも負い目を感じているのです。
見ていただき、ありがとうございます。
次回の山行では、俊足のさるやをお見せできるよう、頑張ります!
返信する
サーやまとそば殿下さま、コメントありがとうございます。 (さるや)
2010-09-22 13:37:58
とっておきの秘密をお教えします。
さるやの下山時刻は・・・午後2時4分。
(〃´o`)=3 フゥ
それでもいつもよりも飛ぶような下山でした。
写真の枚数は、800枚。
まあ、大半はろくな写真じゃありません。
でも、すごい「神」です。
あれを日帰るだなんて。
俊足だとは思っておりましたが、10時間38分?
水場での食事も、イザルも、岩も、全部コンプリートでその時間・・・(*´-ω-`)・・・フゥ 。
なにものですか!?
最後の面平からスピードが落ちたとの記述・・人間なら誰だってそうだろε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘と突っ込みました。
いや~~~辛かった。
辛くて噛み締めた唇が切れて、今、ぷっくり腫れております・・。
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