art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

タケノコ三昧~

2014-04-30 08:27:07 | maison de campagne ~べっそう~
1年で一番いい季節が巡ってきた。
花咲き乱れる春も盛り。
2週間振りの勝浦はどうだろう?
この季節、勝浦のセカンドハウスを訪れるのは胸がトキメク!!

敷地角に置いたバードのオブジェも緑に囲まれて。


北側のとりどりの色のパンジー、ビオラ、アジュガたち。
日当たりが悪くてもきれいに咲いた。


この先には株分けしたギボウシ、シランなども育っている。

東側、昨年オットが頑張って作ったフェンス下にアジュガが茂る。
ピンク花のアジュガもも子は珍しいと、犬の散歩をする方に言われる。
わたしたちの居ない時でも持ってっていいですよ、と返事する。


ギボウシ寒河江、2週間前はちびっ子だったのに、この貫禄!
ギボウシの多くの種類の中でも、色の美しさ、姿かたちの見事さ、大きさ、
どれをとっても王様のような存在だ。


その他にも、急成長のギボウシ、ツルニチニチソウ。




アイリスも咲く。


コデマリはまだ小さなつぼみ状態。下にアジュガ。


バラとナスタチウム。後ろにはタイムが茂る。


咲き始めたミヤコワスレ。


ハーブガーデンでは、ミント、オレガノ、タイムたちが葉を茂らせてきたけれども、
このフェンネルの細くて繊細な葉は風にそよそよと清々しい。

今はこんなに可愛らしいのに、夏にかけて巨大に成長し、
わたしの背丈以上にもなり、てっぺんに黄色い小さな花を付ける。
そこにあるだけで見応えあるガーデンに仕立ててくれる。
葉っぱのエキゾチックな香りは魚料理にとても合うのだけどなかなか使いこなせない。
今年はサラダや盛り付けの仕上げに大いに使おう。
右側はベルガモット(モナルダ)。

日本を代表するハーブ、山椒。
今のタケノコの時期、絶妙な取り合わせ。


デッキから奥のキウイ棚を眺めるとこんな風にピンクの島をポンポンと並べたよう。
意図して作ったわけではないのだけど、
時期を同じくして咲く、シバザクラ、アジュガの固まりがまるで島のようだ。


シバザクラはただ今満開。




こんな庭を眺めているのは至福の時です。

が、
今の時期、なかなかのんびり眺めている時間もなく
ひと息ついたら、また手クワを持って野良仕事にいそしむのであります。

牡丹のつぼみが膨らみ始めた。
次回来たときには大輪の花を咲かせていることでしょう。


敷地一番奥の梅の木。
小さなかわいい実を付けました。


3週間前に植えた野菜の苗が霜で全滅?!してしまったのでまた買ってきた。

ミニトマト、中玉トマト、ピーマン、ナス、
伏見甘トウガラシ、タカノツメ、そして枝豆用に大豆。

これらを植付け、マルチとビニールで覆う。
今度こそうまく育ちますように!!

キタアカリ、男しゃくのジャガイモも着々と葉が茂る。


リーフレタス類も大きくなって、3回分くらいのサラダになった。




1本だけ冬越ししたルッコラには素朴な花が咲いた。
隣の三つ葉もたくさん。
塩味で炒めて香りを楽しむ。


野菜苗のついでに買ってきた、花桃。
これは菊桃といって花弁が細くて八重咲きのもの。
「京舞妓」という栽培名が付けられていて、あでやかで美しい。




日曜日は早起きして、朝食後竹林の方へ散歩。
仲良くしているブルーベリーおじさん@本当は腕のいい左官屋さんが
この時期はタケノコおじさんに変身するので会いに行ったのだけどおらず。

竹と頭を出したタケノコたち。
今ならではの竹林の風景。




きちんと管理された竹林はきれい。

風が吹くと、高いところで葉がサワサワを音を立て、
竹同士がぶつかって、カラカラ~、カタカタ~と音を立てる。
そう東南アジアの楽器、ガムランみたいだ。
竹はアジアの文化だものね。

冬の大雪で折れたり裂けたりしたものも、そこここに残っている。


竹林では今がかき入れ時とばかりに何家族もタケノコ掘りに忙しい。
下の国道沿いで売っていたりするのだ、結構いいお値段で。

オットがひとりのおばさんに声を掛けた。
気さくな方で話がはずみ、
ご主人の掘ったタケノコを3本もくださった。
ありがとうございます。
ご主人はもう何本も何本も掘ってへとへとのご様子。

さて、夕方帰る前に草刈りM氏@山形弁さんちの畑へ行ってみた。
M氏宅の前に広がる竹林では、タケノコが育ってこんなにニョキニョキ。


いたいた、ご夫婦で畑仕事中。
『そろそろ、あいづら来るんでねぇが~~』と噂をすればなんとやら…だったみたい。

隣の竹林はM氏のものではないのだけど、
越境してタケノコがどんどんM氏の畑に生えてくるので、
オットがタケノコを掘らせてもらった。
6本も……
うれしいような、大変なような~~

もちろん帰りに親戚に寄ってお裾分け。

他にも、カブ、ラディッシュ、サニーレタスなどもたくさんいただきました。
いつもいつも、面白いお話とともに美味しい野菜をありがとうございます。

GWは親戚が遊びに来るので、
美味しいお菓子でも持ってM氏を訪れようっと。

春爛漫♪

2014-04-14 19:02:26 | maison de campagne ~べっそう~
先週が春の始まりだとすると、
たった1週間で、春ど真ん中の様相の勝浦セカンドハウス。

しだれ桃、満開。




そろそろ丸5年となるセカンドハウス。
ここを買った当時のしだれ桃はこのくらいの大きさだった。
それが茂りすぎたので枝を切り戻し、こじんまりとはしたけれど、
このぼんぼりのような花付き。
淡いピンクから濃いピンクまでのグラデーションの花弁はとても可愛らしい。
我が家の春の象徴。

花壇は主役がスイセンからチューリップへ。



色とりどりのチューリップは、
様々な色の春の服をまとった少女たちみたいで、
思わず微笑んでしまう。






閉じていた花弁が

ほんのり開き可愛らしいこと!


原種系のチューリップ。
小さくて素朴。


そのほかの花たち。

シバザクラ。

今を咲き誇り、まるで絨毯のよう。

ピンクが優勢で、白も少し。


ヨーロッパでは春を告げる花とされるプリムラ。


パンジーたち。


においスミレ。
これは多年草で毎年花を咲かせるので、とてもありがたい。


手前に咲き始めたアジュガ。
これは園芸種のピンク色の花でもも子。

まだまだアジュガはつぼみがほとんどでこれから咲くのが楽しみ。

ユーフォルビア。
目玉のような印象的な花。


ぐみの小さな小さな花。


牡丹には大きな花のつぼみが付きました。


敷地角の白バラ。
葉っぱがたくさん。


ギボウシの新芽。

父の形見。


寒河江。


ブルーがかった美しい葉のもの。


これからの成長は半端なく、どんどん大きくなる。

ハーブのフェンネル。
エキゾチックな香りは他にはないもの。
魚料理に合う。


そして、芽吹くものとは対照的に散ってゆくものも。

レンギョウ、でも、この姿は儚くてきれい。


そしてこんなにたくさん出てきたクリスマスローズの芽、芽、芽。


ある方のサイトで見た、紙コップでの苗栽培。
真似してみました。

これを本宅に持ち帰り育ててみよう。

さて、一夜明け。

朝、隣の畑にはI氏@タケノコおじさんの姿が。
以前は青い車体の軽トラで珍しく、すぐに来てるとわかったのだけど、
20年も乗った軽トラだったらしく、
普通の白い軽トラに乗り換えてしまった。

もうすでにひと仕事終えて帰るところだったのだけど、
『タケノコ掘る~?』と、待ってましたの声。
早速、おじさんのクワで掘らせていただきました。

今回初めてわたしもえいやっ!!と。
すると第一投はタケノコの横をかすめて土に激突。
あらら~~

ちなみにお向かいさんご夫婦もそばにいて、
みんなに笑われてしまったワタクシ。。

次はちゃんと一回クワを下ろし、当てるポイントを確認。
無事にちびっこタケノコが掘れました。

計5本、ありがとう、おじさん。


こんな時のために用意してあったお菓子を差し上げた。
おじさん、夜は辛党らしいけれど、
昼間は甘いものも大丈夫らしい、よかった!

おじさんによると、タケノコ保険なるものがあるらしい。
けが人が多いのだろうな。
わたしも加入しなくてはいけないかな。

そして、我が庭に先週植えた野菜の苗がほとんど枯れかけていた原因。
おじさんが教えてくれた。
ここらは下界!?よりも5℃くらい気温が低い。
ここのところ2回ほど霜が降りたとのこと。
植え付けが少々早かったか。
師匠に訊けばよかった。
GW頃でも大丈夫だよ、と言われ、師匠の教えに従うことにする。

家に戻り早速、1年のうちにこの時だけのために置いてあるような、
タイガーの保温鍋で湯がく。
20分茹でて1時間半保温すると、やわらか~くなる。


また庭で仕事をして、お昼も過ぎ、
帰る前に草刈りM氏@山形弁さんちへ行ってみた。

M氏は畑仕事。
野菜の端境期で土だけの畑もあるけれど、
ハウスの中では白菜、ほうれん草、キャベツ、ニンジン、
たくさんの野菜が育ってる。

新作は三角キャベツ。
先っぽが尖がっているらしい。
へぇ~~、見たことないね。
いつも
『新しいもの作らね~っと、つまんねぇがらなぁ』なんておっしゃる。
ネギも4種類が畑に。

わたしが、
『次々と新しいいろんなもの作ってすごいですね~』とひたすら感心すると、
M氏ますます、トトロ体型が膨張してふんぞりかえってしまった。

後ろにひっくり返るといけないから褒めるのもこの辺にしておこう。

ほうれん草、サンチュ、(またもや…)茹でたタケノコをいただいて、
これまたお菓子をどうぞって物々交換。

チュースケ@パグ犬の散歩に出てきた奥さんにお礼を言って、
チュースケにもまたね~とアイサツして勝浦を後にしたのでした。

にわか撮り鉄となる

2014-04-08 08:26:22 | etc. ~いろいろと~
勝浦からの帰り
国道脇にはたくさんの桜に菜の花。
これぞ房総!というピンクと黄色の競演があちらこちらに展開。

千葉では有名ないすみ鉄道。
そのひとつの駅、上総鶴舞駅に寄ってみた。


年末にも寄って写真を撮ったところ。
無人駅で、改札もあってないようなもの。
ホームにす~っと入れちゃう。


時刻表を見るとあと5分で下り電車が来るぞっ
タイミングいいなぁ~

周りにも数組の方々がいらっしゃる。
撮り鉄か?

やがて2両編成のこんなかわいらしい電車がやってきました。













この時期ならではの房総の一風景でした。

花たちに迎えられる♪

2014-04-08 08:03:53 | maison de campagne ~べっそう~
2週間ぶりの勝浦セカンドハウスは色鮮やかな花々が迎えてくれた。
わずか2週間でこんなにも変わっちゃうんだ!
といううれしいオドロキ!

入口から奥へ。
黄色が鮮やかな満開のレンギョウ。


しだれ桃は、大きくなり過ぎて枝を払ったし、
大雪の重みで枝が裂けたりしたので花の数は今年は少なくなってちょっとさびしい。




毎年コラボさせている、メルシャンのももいろメルロー(ロゼワイン)と。


そのしだれ桃の株元にはハナニラ。
清々しい淡い水色。


家の南側すぐにある花壇は一番日当たり良く、花の成長もとても良い場所。

黄色ラッパ、白ラッパ(これが私は一番好き。優雅なレースのよう)、
香りの強い小さい房咲きの日本スイセン、
チューリップはまだほとんどがつぼみ。

スノーフレークはスズランのような清楚な釣鐘型の花。




ハーブのエリアにはベロニカ。

オオイヌノフグリに似た小さなブルーの花。

栗の木の下のクリスマスローズとうさぎちゃん。


クリスマスローズは、各色各種類満開。


前回来たときに、これは何の芽?とわからなかった双葉の芽は、
順番に三つ葉と姿を変えてクリスマスローズの芽と判明。

もう少し成長したら植え替えて増やそうと思うけれど、
成長の遅いクリスマスローズは、これがなかなか難しい。

株分けの方が簡単に増やせるのだけど、
これだけたくさんの芽を見るとやっぱり育てたくなる。

前回植えたラナンキュラス。



何枚も重なり合う花弁が豪華で、
知らない頃はてっきりバラの花だと思っていたわたし。
今週は花数が増えて、まだつぼみもあるから楽しみ。


前回来たときに、フキノトウを採って喜んでいた場所はたった2週間でこんなに。

フキの葉っぱが巨大に成長。
浄化槽が壊されそう…;;

フキノトウは、とうとう文字通り薹がたち花が咲いている。


去年植えた、カイドウザクラに花が。


牡丹ももりもりと成長。


キウイ棚に続く小道の脇には、黄色のチューリップとムスカリ。

チューリップは植えてから3年。
なぜか去年はまったく花が付かず残念だったけれど、
今年はすべてとはゆかないけれども咲いてくれた。
黄色と紫のコントラストがきれいです。

今回は夏野菜の苗も買ってゆき植付け。
ミニトマト(アイコとキャロル2種)、ピーマン、シシトウ、
長いのやら丸いのやらのナス。
オットがマルチングとビニールの囲いを作ってくれた。


すでに植えつけたジャガイモ(キタアカリと男しゃく)の成長も楽しみだ。

ハーブのナスタチウム。
これは花も葉っぱも食べられる。
前回植えたバラの根元に植えた。




三つ葉やレタス類、そして自然に出てくる菜花など摘んで夕食に。


菜花とエリンギでペペロンチーノ風炒め


庭のリーフ類でサラダ


庭の三つ葉のお浸し

実家から送ってくれたかまぼこと揚げ巻き。

揚げ巻きはすり身をロールに巻いて油揚げで包み揚げたもの。
宇和島の名物。
これって宇和島以外のところで見たことないけれど、
とても美味しいのでここでこっそり紹介しちゃいます。

主菜の写真撮り忘れ;;
タラのホイル蒸し

そうそう、草刈りM氏@山形弁さんちのこれはしだれ桃だったかな?
満開でとてもきれい。

去年は夜にライトアップなんて洒落たことされてたのだけど、
なぜか今年はなし。
観客が我が家の約2名しかいないせいか?しかも週末だけだしね。
来年はぜひお願いします!

さて一夜明けて。

ここら辺りはタケノコの名産地。
そろそろタケノコ堀りの人たちで賑やかになる頃だ。

朝、隣の竹やぶではバスまでやってきて団体さんでタケノコ堀りをやると言う。
初めてのできごとだ。
そのリーダーの方によると…
このすぐ近くにあった染色工場はバブルの頃、
たいそう景気が良くてたくさんの人々が出入りしていたこと。

そして、はるかはるかの大昔、縄文時代から人々が住み着いていて、
かつて学者先生たちが土器などの発掘調査に来ていたとか。

そう言えばお向かいの奥さんが
『ここらは土器の破片が出るのよ~、わたし見つけたのよ~』って言ってたっけ。
本物の縄文式土器の破片だったんだ。

残念ながらお天気は午後から荒れ模様との予報。
タケノコ堀りの成果を見ることなく、勝浦を後にしたのでした。
スイセンのお土産で車の中を香りいっぱいにして…。

たまにはこんなお昼ごはんを…

2014-04-03 12:00:29 | etc. ~いろいろと~
息子がいて、わたしも仕事は休み。
雨でお出掛けもなんだか億劫に。
久しぶりに平日2人分のお昼ごはんを作った。

オムライスのワンプレート。
オムライスに野菜と、トラ豆をごくごく薄味に似たもの、そしてフルーツ。


トラ豆って本当に美味しい。
滋味にあふれ、茹でただけでも甘くて美味しいのだけど、
我が家では砂糖としょう油でごく薄~く味をつける。
トラ豆はスーパーでもあまり売っていないのでデパートで買ってくる。

お気に入りのリチャード・ジノリ、ローズブルーのプレートに盛り付けた。

あいにくの雨だけれど、今だけの満開の桜。
メルシャンのももいろをグラスに。

カトラリーは、
これもお気に入り、打ち出しのスプーンとフォークで。


そしてカトラリーレストにしたのは、
Rちゃんからもらったちっちゃな可愛いオーバルの小皿。

ごちそうさまでした。

ココロの中のハナ

2014-04-03 09:02:35 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
最近買った本。



左)
『花ヲツマミニ のワンプレート料理』 稲垣美穂(ほ助)著

 美味しそうなおつまみだけじゃなく
 器使いもたいそうおしゃれ

右)
『TODAY'S BREAKFAST』 山崎佳著

 毎日の朝食の定点観測
 1枚のプレートに絵を描くごとく美しい

料理研究家といわれる人たちのレシピ本も持っているけれど
プロではない、ブログなどから発信された人たちの本は
自由度が高く、自分の美意識の中で洗練されていてすばらしい。

この辺りはただ今桜が満開。

これは義母のマンションの部屋から見た桜。
築30年以上がたち、マンション敷地の桜も見事に大きくなりました。




義母の4階の部屋からの眺めは最高。
プチお花見をさせてもらいました。

これは息子たちの通った幼稚園の桜。
開花少し前に写したもの。

今はこの桜も満開に。