ジエン社 第4回
『コンプレックスドラゴンズ』
25日に無事終演致しました。
主宰で作演出の作者本介さん、様々な共演者の皆様、ご尽力頂いたスタッフの方々、その他様々な面でお世話になりました方々、そして劇場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
本番後、24時間近くガン寝したのは何年ぶりだろう。
ジエン社が終わってから、寝ていたせいもあり日にちが過ぎるのがあっという間で、なんだかものすごくふわふわしています。
なんだか雨強いなあなんて思っていたらまた台風だったんですね。
目覚めた時の快晴の気持ちよさったら、もう。寒い。
強めの風と、冷たい空気と、真っ青な空と、その他いろいろ、初日の朝、デモのあった朝と同じような、まるで「幸せ」みたいな自分の近所の世界に、疲れとか眠気とか悶々とするものとかが、とめどなくシュワーっと吸収されていくような感覚です。なんかどの時間帯も気持ちがいい。ふわふわしている。
今回、いままでのジエン社から比較すれば、これまでなかったようなご好評を戴いたのでは、と思います。相変わらず、賛否は激しいですが。第1回目から出演させて頂いていて、そんな風に感じます。相変わらず、不安山盛りで安心なんてできませんが。人とのコミュニケーションってなんなんでしょーね。
とても嬉しいです。
と同時に、とても不安です。
それはきっと作者本介さんの方がより一層なんだろうと思います。
打ち上げにて、久しぶりに色々自分からも話をした気がする。
終演後、観に来て頂いた人たちに「いかがでしたか?」と訊く回数も感覚もいままでとは違った気がする。
似たような価値観に、安心するわけでもなく、ただ単純におんなじようなことを思ってる人間もちゃんといるんだなと再認識したり。
全く違う意見も感想も人間も、納得云々は横に置いて、とても参考になったり。
ここ最近のわけのわからなさにより拍車がかかってもっとわけわからなくなりました。相変わらず不安満載ですが、とてもいい傾向じゃあないのかしらと思うようにします。
公演通して、自分より年齢上の人も下の人も、それぞれのスタンスで色々考えてるなとやはり思います。他の方々がどう考えているかわかりませんが、つかず離れず、かつ腹の底は図りかねても多様に優しい不思議なメンバーだったように感じます。傍観がいいかもわからないけれど、傍からみてもがっつり熱い関係だけが形じゃないとも思う。
なぜかわりとジエン社の公演後は、とっちらかりまくりのとりとめない文しかかけない気がする。寧ろ別に、感謝の部分以外、書かなくてもいい気もする、というかそのほうが簡潔で読みやすい気がする。そして別に自分で勝手に発信しているだけだから、根こそぎなくてもいい気がする。けれど、なんとなく物足りなさで書いてみる。
今回、間接的にも直接的にも関わって頂いたすべての皆様、
無関係のようにも見える会ったこともないどこかのすべての皆様アナタ様、
ありがとうございます。
引き続く日常をそれぞれの形でお苦しみかつお楽しみください。
できればお楽しみ続けてください。