東京パリ日記

パリ日記第2章、終了。東京生活、再開。

日本好きなカップル

2009-04-17 08:30:35 | 東京生活
パリのときの友達が香港からフランス人の彼と一緒に再び来日。
高山、広島、宮島、日光、鎌倉、東京と、前回以上に広く、そして深く、日本を味わった模様。

「去年よりも今年の方が、日本のことも東京のこともより理解できるようになった」
と言う彼らからは次々と難しい質問がくりだされる。

金融危機で日本も苦しんでいるのか。
苦しんでるね。苦しんでる内容を説明。
彼らも上野公園のホームレスが去年より増えたと言ってたよ。

日本人は天皇についてどう考えているのか。
・・・。難しすぎる。そして微妙すぎる。という気持ちを説明。

などなど、久々のフランス語会話で超アタマ使ったーー。
フラ語的にも、話題的にも。
でもほんと、楽しい。毎日がこういう風だったパリ生活が懐しかったよ。

フランス人の彼は何ヶ国語もしゃべる語学好きなので日本語も片言できるんだけど、
広東語よりも日本語の方がフランス人にとっては易しいって言ってたよ。
発音の問題らしい。
たしかに、フランス人にとって発音できない音ってあんまりない気がするよ日本語。
中国語系みたいに声調とか関係ないし。

おもしろかったのが、駅の窓口で日光へ行く切符を買おうとした時、
「NIKKO! NIKKOU!」(たぶん発音的には「ニコウ」みたいな?)がなかなか通じず、
「ああ、日光!」(ニッコー)って言われたって話で、
ニコウもしくはニコーと、ニッコーが全く別物と判定されるのが日本語の難しさ。
この、はずむ音ってフラ語にはない。

あと、イッポン(1本)とイッパイ(1杯)も似てるから気をつけなきゃって言ってた。
「ビールイッポン」って言っちゃったら大変だから、って。笑

でも日本語去年より上達してた。
とりあえず日本語であいさつして、わかるだけ日本語で言ってみて、
返される日本語がわからなかったら(大概わからないらしい、笑)
「ワタシハ、フランスジンデス」と繰り出すらしい。そうすると、なぜかみんな感心してくれるらしい。笑

いやあ、日本人のみなさんがやさしくて寛大でよかったよかった。
なんせ来年は「紅葉の季節に来たい」って言ってますから彼ら。
相当気に入ってくれてますよジャポン。(ありがとうミシュラン、っていう気もする)

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