ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

けいたの夏休み

2015-08-05 22:04:47 | 唐桑日記
「こんなに楽しいと思わなかったよ」



約3週間、つなかんのお手伝いをしてくれた
けいたが帰る前の日に話していた。

初めて東北に来る時は
「被災地に来る」っていうことで
「なにか東北のためにできることを」と
他の場所に旅行に行くよりもそういう
ハードルが上がってしまう。

つなかんとしては、
ただ楽しんでくれれば
いいなといつも思います。


でもその気持ちは僕にもあって。
僕は2013年に初めて
東北に来たのですが、
「出遅れた」感があったり、
「なにかできることをしたい」とか、
「遊んでていいのだろうか」とか
そういうのはすごく思っていました。



でもいちよさんと出会って、
つなかんで働いて1年が過ぎ。

「せっかく今、ここに生きているんだから
もっと楽しもうよ!」という
気持ちが伝わってくる。

どこにいても自分のやるべきことを
一日一日やることが大切で。
無理して「東北のため」
とか考えなくていいし。
どんな理由だろうと、
ここにいることが大切なんだなと
思うようになりました。


(唐桑の友だちがつくってくれました!)
けいたの夏休みは毎年、
東京のおじいちゃんちに来ていたそうだけど。
(普段はフランスで生活しています。)

東京は都会だし、近所付き合いもないから
友だちができたことがなかったんだって。
日本で初めての友だちが
唐桑にできたっていうのはうれしいねぇ。


牡蠣剥き、鮨、カヤック、
そば打ち、ボードゲーム、ホタテの水揚げ、
温泉、BBQ,鮨。
いろいろ初めてのことを、
体験したんじゃないかなー。


そもそものミッションは
「東北でボランティアをする」
っていうことだったんだけど、
アルバムを見たら遊んでばっかり!


まぁ、夏なんで。
というか、仕事中は
写真撮ってる余裕も無く
まじめに働いていたからねー。
がんばって勉強もしたしね。

まぁいつか、
友だちになった日本人が
ほんとうに困っていて、
その時に自分ができることが
ありそうで、「助けたい」
と思えたら、助けにきてくれれば
いいんじゃないでしょうか?


いつかパリに行こー。

今日は手伝ってくれてた仕事を
1人でやったので、寂しいやら、
忙しいやらでした。




bon voyage!!

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