ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

ねぇ、みんな喜んでくれるかな??

2014-11-03 23:52:24 | 唐桑日記
「ねぇ、みんな喜んでくれるかなー?」
「ねぇ、みんな喜んでくれたかなー?」



(自塗り。っていうのか?)

ハロウィンで
ずっとずっと獅子が気になってた事。
口癖のように言ってた。
メイクの仕事一本で生きて来て、
パリコレにも参加して、
げーのーじんのメイクも
沢山してきてる獅子が
ボランティアで来ている
遊びのメイクなのにちゃんと
お客さんのことずっと気にしてくれていた。

「メイクアップスペシャリストです」って
自分で堂々と言える獅子なのに。
いや、だからスペシャリストなんだ。

「喜んでくれたかな?」
「大丈夫だよ!!」と
言えるかは僕もわからない。



自分にとってはかけがえのない、
いい時間だったことは間違えないけど。
他人のほんとの気持ちなんて
いまいちわからない。


それがわかるのは次回に
これ以上に人が集まるとか、
今日来た人が楽しみに待っていてくれるとか
「また来てね!」って言ってくれるとか。

この子たちにとって大人になっても
忘れない思い出になったとか。
そういう「結果」でしかわからない。



「いいものつくったぜー!」
「いや、こうした方がいいから」
ってこだわり,芸術センスは
自分の世界で完結するけど、
職人としての「結果」は
お客さんが喜んでくれたかどうかでしかない。


獅子とふたりの仲間たち。本気で遊んで
精一杯期待に応えようとしてくれて
どうもありがとうございます。


一日中動き続けてたのに
「呼んでくれて本当にありがとう」と
言ってくれたのが何より嬉しかったです。




帰り道の途中、
みんなでお昼ご飯食べに行ったら
「来年は行くからー!」って
フェイスブック見てた
そこの女将さんや、こっちでできた
僕の友だちに言ってもらえたしね。

だから次回もお願い!って
言いたい所なんだけど、
来年は既に予定が入ってる獅子なので、
いなくてもできるような
企画を考えなきゃ。でも寂しい!!



だってさー、鮨だって大切なの
誰が握ったかなんだもん!!!



それに獅子となんかやりたいなーって
思いついたこと、お前がいないと
話になんねーって言いたいとこだけど。
まぁ、こっちはこっちで楽しむから大丈夫!!



獅子とは学生時代のボランティア仲間で
仕事してる姿は初めて見ました。
初めて真剣で本気な獅子を見て、
「やべっ!!俺ももっと真剣に
料理の仕事しなきゃ」と思ったよ。
真剣にやらないと一緒に遊んでもらえなくなるから。



でも僕と獅子とも
10年の付き合いになる
仲間からは
「何か覚悟を決めた感じのする
たらちゃんをはじめて見たよ」と
言われた。
お互い同じように思ってたのが
なんだかおもしろかった。

でもさ、、、ドキドキしたねー!!
「ハロウィン楽しんでくれるかな」とか
色んな意味で。


こんなスパイダーいたら
捕まえられて食べられたい!って
ドキドキしたり。


それはそうと、
震災後、初めての東北どうだった?

帰りに陸前高田にも寄った。

「ねぇ、写真撮るよ」
「じゃあ後ろ姿ね」



どんな顔してカメラに向かっていいか
わかんなかったんじゃないかな。
笑ってても変だしなーとか。


「今日は空きれいだねー!!」

そんな気持ちでもいいんだと思う。
僕はそれでいいと ひとりで決めたよ。



「窓割れてるね。危ないね、なんで?」
5階だけ奇麗なままなのはなんでだろうね。


そうだよね,震災の年に産まれた君は
何も知らないんだ。それでいい。
別に無理してつらい事想像する事もない。
ここで楽しい思い出だけ作っていけばいいんだ。



「ねぇ、予約してないんだけど
やってくれるかな??」



もちろんでーす!!


写真まだまだあるので、徐々に。


今日はここまで。
あーあ、かかった魔法が
解けちゃった。




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