もどってこ~い 赤とんぼ   

河原に蔓延る外来種のアレチウリを除去し 懐かしい日本の原風景を取りもどしたい
田園調布「多摩川グランド裏」での記録

夏休みは終わるけど・・

2012年08月31日 | 日記

8月28日は第6回目の「夕方作業」

今回は6名が散策路から険しい岸壁を下りて、「東京都水道局」の管轄の水辺で作業をしました。

 Yさんはカマを持参で、素晴らしい手際でオオブタクサの硬い茎を切ります。

Wさん達はアレチウリ除去の原則を守り、どうにか根っこを見つけようと必死。

写真はようやく引っこ抜いた根っこと除去したアレチウリ。この分量で2、3本なのですからね! 

  

 

 歩けない散策路

セイバンモロコシが道をふさいで、丸子ひとり?でいっぱいの散策路です。

河川事務所に大幅な除草を要望しました。


明日からは9月で夏休みも終わるというのに、アレチウリはまだまだ夏を謳歌しています。

 

アレチウリに似た「クズ」も元気です。赤紫の花はきれいでも立木から引きはがすのが大変。「クズッパ」って呼んでやりたい。

 

カタツムリ

 

 

 


もう花をつけちゃった!

2012年08月27日 | 日記

  

 

今年初めて発見した「アレチウリの花」です。

雨が降らず枯草の目立つ河原ですが、自然の摂理に従ってアレチウリはやっぱり花をつけるのですね。

この花は、「セイバンモロコシと蜂」に阻まれて辿りつけなかった水辺にありました。(下)

星型になっていたのは1本だけですが、明日からは、とにかく花を見たら抜き取らねば!

花は、実となり種となり、またアレチウリとして発芽するのですから!

 

 

今年は猛暑日が続き、アレチウリも「巨大化」し、オオブタクサも樹木のようにそびえています。

ブタクサの固い根元を刃物で切るために目印の葉を残してあります。空も真っ青で、まるで熱帯の風景みたい。

それでも毎週火曜の夕方の作業や朝作業が順調に行われ、外来種はずいぶん少なくなりました。

 

  

 

作業で気持ちがなごむのは在来植物を見つけた時です。水辺で咲いていたのは「オオイヌダテ」。

昆虫も蜂以外はとても可愛いです。バッタは少しも動かないので撮影はかんたん。トンボは素早くてとても撮れません。

 

  

 

 

明日もやります!  第6回「放課後アレチウリ」

8月28日(火) 午後4時半~5時  世田谷区側 散策路付近

 

カタツムリ

 

 8月28日 (追記)

朝、同じ場所に行ってみたら、たった一つだった星型がもうこんなに! 後ろの葉はキクイモです。

 

 

 カタツムリ

 


活動場所のご紹介

2012年08月24日 | 日記

 

左右に広がる緑は多摩川緑地広場です。

右から駐車場、野球場B、野球場A、通路、サッカーグランドB、軟式野球場D、軟式野球場C、テニスコート、多目的広場、テニスコート、サッカーグランドA。

この広場に添って「岸辺の散策路」が作られ、その道と多摩川の間の「河原」が私達の活動場所です。全長1キロメートル。

バス停でいえば、パークウェー入口、多摩川グランド前、田園調布5丁目、玉川温室村まで。

 

野球場Aは昔の「巨人軍の多摩川グランド」です。若き日の原選手を見に千人ものファンが集まったとか。

 

カタツムリ   

 

 

 

 

 

 


ヘクソカズラ

2012年08月24日 | 日記

昨日、「この花の名を教えてください」とお願いした花の名がわかりました。

ネットで「夏の草花」で検索したら出てきたのですが、それにしても悲しい名前ではありませんか!

摘まんでつぶすとひどい悪臭がするために「万葉」の昔からこう命名されているようです。

 

私の趣味は、「謡曲を読む」ことなので、葛(かずら)といえばお能の「定家」の「定家葛」などを思い出します。

アレチウリは別ですが、ツル性の植物は好きな方です。それでも見た時からイヤな予感はしていました。

可愛い色あいで可愛い形なのに、なんか可愛くないのです。

 


ヘクソカズラ (屁糞葛)
アカネ科 ヘクソカズラ属、 花期 6~9月
全国に分布し、道端や荒地に生える多年草


カタツムリ

 

 

 


教えて下さい 何の花?

2012年08月22日 | 日記

 

アレチウリの除去と一緒にセイタカアワダチソウを抜いていると、近頃この花がセイタカに絡みつくように咲いています。

去年は気がつかなかった花。植物オンチなので目に入らなかっただけかも。

けっしてセイタカに負けていなくて、まるで好きでそばにくっついているように見えます。

どなたか、この花の名を教えていただけませんか?

 

さて、昨日「毎週火曜の夕方4時半から30分」の「放課後アレチウリ5回目」には、7名が集まりました。

信じられない残暑のなかで皆さん本当にお疲れ様でした! 

 

朝も自主作業を行っていますが、外来植物の成長期はピークを過ぎたようで、これからは楽になるでしょう。

といっても場所によってはまだまだ大きなアレチウリが「わがもの顔」。(左)

右は、現在の野球場Aのそばの岸辺の様子です。

散策路からセイバンモロコシを踏み倒して河原に出て、セイタカアワダチソウとオオブタクサを抜いてはそれを踏みつけ、そしてアレチウリを取ります。

まるで外来植物との戦いの後のよう・・。といっても何と平和な「戦い」なのか。汗をかくぐらいなんでもないですね。

 

    

 

カタツムリ

 

 

 


高麗ニンジンみたい

2012年08月12日 | 日記

 

旧盆で世の中が休みに入り、「玉堤通り」を走る車の量が減り、犬の散歩で河原を訪れる人たちの姿もまばらです。

お正月と同じに東京が空っぽになる時期なのですね。

でもアレチウリにお盆休みはないので、短時間でも河原に出かけて除去作業を続けています。

時には、抜いても抜いてもキリがないように思え、絶望的になることもあります。

でも、朝鮮ニンジンみたいな形の根っこを持つアレチウリを抜いたり、カワヤナギを覆うアレチウリを枝からはいだりするうちに、

まあ、何とかなるだろうという気持ちに変るから面白い。

 

 

生きている者同士、明日アレチウリが伸びるなら、私達もまた河原に行って抜くだけだと、そんな境地でしょうか。

写真も暑さボケでいい加減ですが一応掲載しました。

アレチウリやセイバンモロコシの陰で、ハマヒルガオがたくさん咲いています。この花は去年の十倍以上はあるはず。

 

 

 

(追記) 8月13日(月)  野球場B付近にあたる河原では、セイバンモロコシを踏み倒さないと水辺にたどりつけません。

      増えてきたアシに相変わらずにアレチウリは絡みついていました。

 

 

カタツムリ

 

 

 


河原に遊びにきてね

2012年08月10日 | 日記

 

随分前の話ですが、第一回の除去デーは6月24日の日曜日。

ボーイスカウト大田17団の皆さんが参加してくれたので、とてもにぎやかでした。

 

小学生や中学生が河原に来てくれると大人たちは嬉しいです。

アレチウリを知って貰い、抜いてくれることも有難いけれど、河原に親しんでいる子どもたちの姿、それを見るだけで感激!

 

河原から消えたのは「赤とんぼ」だけでなく、「人間の子ども」もです。

川の風景、水、空気、草叢、小さな植物や虫たち・・・。

河原には豊かな心を育てる自然が残っているというのに、子どもたちはやってきません。

大人がついていない「河原あそび」は禁止。もう何十年もそうなのでしょう。

 

ボーイスカウトの夏休みのメインは「キャンプ」ですから、自然の中で過ごす経験もたっぷり。

でもほんの短い時間でよいですから「大人たちを誘って」河原に遊びにきてみてください。

 

6月のアレチウリは君たちのような「小中学生」だったけれど、8月のアレリウリは「大学生」のようです。

その成長ぶりと、まだまだ出てくる若芽を見つけてほしい。

抜かれても抜かれても、アレチウリはどうにか生き延びようとしています。その様子をぜひ見てほしい。

 

先日は、根っこが直径3センチにまで太くなったアレチウリを何本も抜きました。

野菜の「ウド」を食べたことがあるかしら。そのウドのような根っこを持つアレリウリでした。

 

 

カタツムリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


抜いて 抜いて 抜いて 

2012年08月05日 | 日記


今朝の「一番」の収穫物です。24センチの長靴が隠れてしまうアレチウリの葉っぱは、水辺のアシに絡みついていました。

 

 7月31日の「夕方除去作業」には、世田谷区側の河原に6名が集合。

汗をかいた後はYさんがお持ち下さる「冷たいもの」でホッと一息です。いつもご馳走さまです。

愛犬を散策路に待たせて参加のコーちゃんパパ、初回に続けて有難うございました。

 

8月は「除去デー」をもうけていないので、個人がそれぞれ朝に夕に、アレチウリとオオブタクサを抜いて、抜いて、抜きまくっています。

今年はアレチウリが少なく、一方オオブタクサは多摩川の水に漬かりそうな所にまで進出しています。

 

(岸辺のブタクサの除草前と徐草後)

  

 

抜いた草のほんの一部を写真に撮ってあります。

他にも散歩のたびに抜いている方、お一人で自主的に作業をしている方もいらっしゃいますから、抜き取られた草の量はかなりに上るでしょう。

 

 

 一雨ザーッとくると抜くのが楽になるのですが!       カタツムリ

 

 

 


がんばる  月見草と川やなぎ

2012年08月02日 | 日記

今日も朝から暑い!  「朝の徐草」も30分とやっていられず、そうそうに退散してきました。

それでもセイバンモロコシの群生の中では、夏空に向かい「ツキミソウ」が黄色い花をつけています。

 

 

そして河原の中央では、「カワヤナギ」がイキイキと葉を茂らせていました。

以前は、アレチウリと台風にやられて瀕死の状態だったのに(下の写真)、よくぞ頑張って大きくなりました。

私達も見習わなくっちゃね。

 

 

カタツムリ

 

 

 (追記)

8月3日、セイタカアワダチソウの陰で赤い花を咲かせているのは「オシロイバナ」でしょうか。

 

    

 

 

カタツムリ

 


夏の河原の変りよう

2012年08月02日 | 日記

今年の夏  

野球グランド裏の河原に、今年はセイバンモロコシが大繁殖。セイタカアワダチソウとブタクサもいっぱい!

  

 


 去年の夏

セイバンモロコシはまだ僅かでした。私は「オギ」が生えたと喜んで写真をブログに掲載しています。

 

 

 去年の7月。背の高いのはセイバンモロコシではありませんね。

  

水辺には再生し始めたアシ。

 

 一昨年の夏

遠くに広がる緑色は除去前のアレチウリ!です。 アシの姿はナシ。

 

 

 たった3年とは思えない河原の変りように、「来年の夏」を想像するのがちょっと怖い・・。

 

カタツムリ