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蓮舫氏、「仕分け」への評価強調 東京で圧勝(共同通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2010071101000660.html

 政権交代の象徴とも言われた「事業仕分け」で活躍した民主党の蓮舫行政刷新担当相(42)。最激戦区の東京選挙区で、いち早く当選を確実にすると、都内のホテルで記者会見し「事業仕分けに高い評価をいただいたと思う」と勝利宣言した。


選挙番組を見ていると「今回の選挙は争点がはっきりしない。」旨の論議を良く耳にする。

確かにそうなのかも知れないが、今回の選挙で誰の目にも明らかなことが一つある。

『蓮舫圧勝』だ。

他県でも、2位に倍以上の得票差を付けた者はいない。いわゆる『ぶっちぎり』だ。非常にはっきりしている。

なぜ、『蓮舫』がこれほどの支持を得られたのか。

事業仕分けの場における、その活躍ぶりだ。その一点に尽きるとも言える。

東京選挙区以外の者にとっては、直接関係ないと言うかもしれないが、バッサ、バッサと、日本のムダに切り込んで行くその雄姿を讃える気持ちは、全日本国民共通のものと思える。

これほど、民意がはっきりと表れた選挙が、かつてあったであろうか。

正直、1週間ほど前の政見放送を見るまで、私は『レンポウ』だと思っていた。

見栄えのする容姿に助けられている部分も確かにあるが、その鋭い口上がまた颯爽としている。テレビ映えすることは間違いない。

「消費税が上がるのはしょうがないのかもしれない。だがそれが、たいした仕事もできない『天下り』という無能者の生活を潤すため、しいては彼らの低俗な成金趣味に浪費されるために使われるのであれば、我慢がならない。逆に言えば、天下りなどのムダが無くなるのであれば、消費税増税を受け入れる覚悟はある。」との国民の思いがある。

自民党の言い出した消費税値上げが、これほどの支持を得た、少なくとも障害にならなかった背景には、皮肉にも『蓮舫』の活躍がある。

たとえ自民党政権に変わったとしても、彼女の国民受けする活躍を、政治家が利用し続けようとするに違いない。

彼女は変わらず、事業仕分けで活躍し続けるであろうし、国民はムダが解消しつつある。との実感を得ることができる。

前回の選挙での圧勝に比べれば、今回の民主党の結果は敗北なのかもしれない。だが、まだまだかなりイイ線にいることを忘れてはならない。

それに今回の敗因と言われる3つのうち、「普天間問題」はいつまでも野党気分の抜けない、批判のみで自分では何も解決できない政党の責任であるし、「金と政治の問題」は、その張本人を自分達で排除しようとした姿勢がいくらかの評価を得ているし、「消費税問題」は、正直、あまりにもおそまつ過ぎて、1週間もすれば、皆忘れてしまうであろう。

今、日本初の女性総理大臣に一番近いのは、『蓮舫』であろう。

今回の選挙結果をみて、今、全国各地で緊急の会議が開かれ、既に動き始めた者も大勢いることであろう。

だが、一つ、忘れてならないことがある。


「ついに、やりましたね。」
「あぁ、とうとうこの日が来たな。」
「最初は正直、『まさかね。』との思いが強かったですが、こうして実現してみると、当然のことだったように思えて来ます。」
「私は最初から信じていたよ。」
「ではさっそく、明日から工場はフル操業ですね。」
「・・・それなんだがな、ダメになった。」
「ダメ?いや、何言ってるんですか、『蓮舫』が首相になった今こそ、我々が10年前に取得した商標権が生きてくるんじゃ
ありませんか。『蓮舫まんじゅう』『蓮舫クッキー』。。。今なら何を生産しても、飛ぶように売れますよ。」
「あぁ、私もそう思っていたよ。昨日まではな。」
「まさか、肖像権を盾に、圧力でもかけられたんですか?」
「いや、昨日改めて商標権の確認に行ったんだが、我々の取得していたのは『レンポウまんじゅう』や『レンポウクッキー』
であって、『レンホウまんじゅう』や『レンホウクッキー』ではなかったんだよ。」
「・・・では、全部使えないってことですか?」
「いや、一つだけあるんだがな。」
「この際、なんでも行っちゃいましょうよ。今なら、なんとかなりますよ。で、何なんです?」
「『2番じゃダメなんですか?せんべい』だよ。」




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