未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle






潮の流れが変わった。

薄々感づいている方も多いと思うが、今まさに、大きな潮流の変化のその最先端で、荒波が砕け散っている。

XG TAPE #2 で海外勢にバズり、燃え上がった炎も、追い打ちで投入する燃料が続かなったために、燃え広がることなく一旦鎮火してしまった。

なぜ?と思ったが、やはり「バズったから直ぐに同じようなの出そう」と、そう簡単に出来るものではないようだ。

GRL GVNG」「PUPPET SHOW」「TGIF」などの曲は、2019年から準備が始められていたようだ。

Lantz on working on the XG New DNA Album, Jazz Cartier, K-pop & more


いやいや、そんなことはない。海外勢のリアクション動画は既に沢山ある。

との意見もあるだろうが、元々K-POPを取り上げているCHであったり、部屋の様子から日本のカルチャー好きな者であったりなどが殆どだ。

K-POP界隈から、なかなか R&B / HIPHOP 界隈に広がって行かないのを、もどかしく見ていた。

設立当初の第一次計画を「WINTER WITHOUT YOU」で一旦完了させ、次のステップとして投入されたのが、「WORLD TOUR」を主軸に見据えた、「UNDEFEATED」「WOKE UP」のHIPHOP展開だ。

既にXGに魅了されている古参のファンに加え、HIPHOP界隈の新たなファンを納得させることが出来れば、欧米圏での盛大な「WORLD TOUR」の開催も現実的になって来る。

現時点で非アジア圏での詳細がまだ発表されていないのは、この潮の流れがどれほどのものになるのかを、注意深く見据えているのであろう。

「WINTER WITHOUT YOU」から半年あまり、満を持して発表された「XG TAPE #4

前回よりも広く HIPHOP 勢に訴えるには、何が必要なのか。

RAPは上手いだけではダメだとの自戒のもと、緻密な準備が進められて来た。

そしてそれは、Hannabi氏の言葉を借りれば「ガチHIPHOP勢のレーダーに止まる」ことになった。

"Am I gift and a curse for the culture"

COCONAのリリックにあるように、彼女達の活動は、HIPHOP界隈にとって「天からの贈り物なのか、呪いなのか」

レーダーに捕らえられた輝点は、その正体が不明であるが故にアラートを発し、そして気づかぬ者が誰もいないほどに轟々と、サイレンが響き渡る日が迫っている。

世界中の人々が息を飲んで見守る中、宇宙から飛来した宇宙船から降り立つ彼女たちを待ち受けているのは、絶賛の祝福なのか、呪いへの恐れなのか。

このタイミングで、1人ならともかく、XG新規のHIPHOPガチYouTuberが2人(もう一人はShotGunDandy氏)も現れたのが、それが必然であることの動かぬ証拠である。

どちらもHIPHOPや米国カルチャーに詳しく、内容が超絶面白いのはもちろん、その論理的で冷静な物腰や、公平であろうとする態度から、感情的に大きな声を出さずとも、ちゃんと伝わるところに伝わって行く。

そのような人々が、XGを肯定的に取り上げてくれることは、来るべき日に向けて非常に心強い。

準備はいいか?

【緊急動画】[XG TAPE #4] Million Cash (MAYA)【徹底解説】【最新曲】【XHop】【洋楽2024】【X Girls】【ALPHAZ】【話題曲】


【XG】TAPE #4 (HARVEY, MAYA, COCONA, JURIN) - なんか皆んな全然HIPHOP解ってないっぽいんで🇨🇦のギャルが一気にガチ歌詞解説してあげます


ちょっと前になるが、こちらも

XGの16歳少女の衝撃的すぎるラップが凄すぎて2年過ぎてた



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