先ごろ、東京地下鉄(東京メトロ)は銀座線に新型車1000系の導入を発表しました。昔の塗装をラッピングで再現したり、カーブをなめらかに走行するための操舵台車の採用など、数々の新機軸が導入されています。
今月発売の一部の鉄道雑誌でも、この車両をフィーチャー。その記事の中で、気になる記述を発見しました。
1000系の諸元表で、列車無線の項目に「誘導無線:集中型2重系送受信方式(非常発報付き)」とあります。これは現用の誘導無線で、基地局185.0kHz、移動局155.0kHz、非常発報135.0kHzです。
そして、もう1つ「空間波無線:準備工事」とあります。ということは、銀座線にも空間波無線、すなわちV/UHF帯の無線を導入することを想定していると考えられるのです。もっとも、記事中では「空間波」となっているものの、実際はLCXになると思われます。
銀座線は、現在の01系を新しい1000系に置き換えたのちに、ホームドアの設置を計画している模様。その際、ワンマン化する可能性もあります。
そうなると、列車の放送設備の遠隔操作などでデータ通信を行う必要があるのです。過去に、丸ノ内線や副都心線ではワンマン化の際、既存の誘導無線を追加する形でデータ専用波を新たに設けました。
銀座線でも誘導無線にデータ専用波を設けることも想定されますが、これまでとは別の空間波での無線システムを整備することを念頭に置いているようです。ただ、現時点ではデジタル化するかどうかまでは情報不足で何ともいえません。
今すぐ、銀座線の無線が変化することはないでしょう。ただ、将来的には空間波への移行があり得るということを考慮した方がよさそうです。
今月発売の一部の鉄道雑誌でも、この車両をフィーチャー。その記事の中で、気になる記述を発見しました。
1000系の諸元表で、列車無線の項目に「誘導無線:集中型2重系送受信方式(非常発報付き)」とあります。これは現用の誘導無線で、基地局185.0kHz、移動局155.0kHz、非常発報135.0kHzです。
そして、もう1つ「空間波無線:準備工事」とあります。ということは、銀座線にも空間波無線、すなわちV/UHF帯の無線を導入することを想定していると考えられるのです。もっとも、記事中では「空間波」となっているものの、実際はLCXになると思われます。
銀座線は、現在の01系を新しい1000系に置き換えたのちに、ホームドアの設置を計画している模様。その際、ワンマン化する可能性もあります。
そうなると、列車の放送設備の遠隔操作などでデータ通信を行う必要があるのです。過去に、丸ノ内線や副都心線ではワンマン化の際、既存の誘導無線を追加する形でデータ専用波を新たに設けました。
銀座線でも誘導無線にデータ専用波を設けることも想定されますが、これまでとは別の空間波での無線システムを整備することを念頭に置いているようです。ただ、現時点ではデジタル化するかどうかまでは情報不足で何ともいえません。
今すぐ、銀座線の無線が変化することはないでしょう。ただ、将来的には空間波への移行があり得るということを考慮した方がよさそうです。
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