中国のニュースを翻訳してますが何か
中国という隣人
世界でバカを堅持する中国人
昨日のエントリーで中国人の「愛国心」について書きましたが、期待を裏切らず世界でも同じように愚行を重ねているニュースを見つけました。ハッカーの記事と同じように、見出しから「やってやった」感が漂う仕上がりになっております。
ブルガリアで学校の台湾"国旗"掲揚に抗議
http://news.sina.com.cn/c/2005-02-26/01405205482s.shtml
ブルガリア大使館によると、今月始めに3名の中国人留学生が学校で台湾国旗を掲揚しているのに気付き、連名で抗議を受けた学校は国旗を降ろした。23日、この3名はブルガリア大使館で表彰を受けている。
留学生の韓夏は2月5日の授業開始後、ブルガリアアメリカ大学で台湾"国旗"が掲げれられていることに気付いた。慣例として、この大学は留学生の所属国家の国旗を揚げていた。これに対し韓夏は「台湾から留学生が来ていたことはあった。しかし台湾はずっと中国の一部である。台湾"国旗"とは何だ!」と、すぐさま「アメリカの大学から中華民国の"国旗"を取り除く要求」を起草し、即刻台湾"国旗"を降ろすよう要求した。
韓夏は陳情書の中で「ブルガリア政府は『一つの中国』政策を堅持している。ブルガリアにある大学として、政府の意向に背くべきではない。台湾"国旗"はどの国家をも代表していない。中国人学生の民族的な誇りを傷つけた」と述べている。
相変わらずの暴挙ですが、こいつらがバカをやる分には「中国人はバカ」で済むものの、今回は外国人学生127名が、陳情書にサインをさせられている点が気になります。その中の何人が中台問題について理解しているのかはここでは分かりませんが、そもそもブルガリアに留学している学生の何人が興味があるんでしょうか?中国人は基本的には問題に無知な外国人に対し、世界中で宣伝活動をやっていますが、これは一つの例に過ぎません。
ちなみに、彼ら3人の表彰理由は「祖国統一という気風を体現し、世界に向けて祖国統一の意思を示した」とのこと。異常者です。国際大会ではないので、大学が降ろす必要はないのですが、結局圧力に負けたようです。こういった台湾に対するむき出しの敵意は今に始まったことではありませんが、今週私が知っただけでも同様の事件が2件ありました。
ポトマック通信 中国Vs記者クラブ
-古森義久(産経新聞2月22日朝刊)-
米国最大の記者クラブ「ナショナル・プレス・クラブ」とワシントンの中国大使館との争いは興味深い。報道や言論の自由の本質にまでかかわる対立であり、しかもいつもクラブ側が中国の圧力をがんとしてはねつけているからだ。
最近の例では昨年十二月に同クラブが開いた「エポック・タイムズ」という中華系新聞主催のシンポジウムだった。この新聞が中国政府が「邪教」として弾圧する気功集団の法輪功とつながりがあることから、中国大使館が事前にその中止を同クラブあてに強硬に申し入れた。だがクラブ側は「当クラブは言論の自由に立脚し、あらゆる当事者の見解の発表に関心を抱く」として一蹴した。中国大使館は昨年、他にもウイグル族の独立を唱える東トルキスタン亡命政権の記者会見や、中華民国(台湾)の「国旗」のクラブ内での掲揚、さらに台湾総統への演説のための招待状送付にも強く反対したが、いずれも無視された。
同クラブではこれら一連の中国の圧力例をこのほど公表し、ジョン・ドネリー会長の「言論機関に沈黙を求めるこの種の要求には絶対に屈しない」という声明を出した。中国当局が同クラブになにか報復の措置をとったという話も聞かない。この種の圧力と戦うにはオープンな国際的な場に事例を持ち出すのが一番、という鉄則を立証しているようだ。
誰もがこのように強くはねつけられる力(色々な意味があります)を持っていればいいのですが、これはアメリカだから出来る芸当だと言えますが、「オープンな国際的な場に事例を持ち出される」のを極端に嫌う中国としては、こういう解決方法もあり↓
国際レース鳩大会 中国代表が台湾国旗強奪
http://dajiyuan.com/gb/5/2/21/n818685.htm(大紀元2月21日)
既にご存知の方もいると思いますので簡単に経緯だけを。
―先月ポルトガルで行われた国際レース鳩大会で、台湾国旗が会場にあるのを不服とした中国代表が、台湾国旗を掲げないオリンピックルールの採用を要求、主催者側は理事国である台湾代表の席に国旗が置かれた。中国代表は外交部職員とこの台湾国旗を奪い、台湾代表の庄鐙福を押さえつけて国旗を奪った。この件で各国の代表は4月の理事会で中国代表に謝罪させる決議を行った―
あまりの暴挙に代表は「驚愕」したと伝えられています。生で民度の低さを見せ付けられるとは思わなかったのでしょう。謝罪がなければ出場停止処分との事ですが、謝まりますかね。
このような愚挙を上げていくとキリがないのでこの辺にしておきますが、中国人は国際社会におけるルールを理解せず、気に入らないルールは自分のいいように変えようとする集団です。普通は海外に出ると愛国心は強まるものの、結構冷静に母国を見られる目が養われるようになるんですが、コミュニティから出ず、国内にいるのと同じ生活を送る中国人に期待するのは無理か。騒げば騒ぐほど馬脚を現す中国、そろそろ国際的にバカ認定される日も近いのではないでしょうか。
ブルガリアで学校の台湾"国旗"掲揚に抗議
http://news.sina.com.cn/c/2005-02-26/01405205482s.shtml
ブルガリア大使館によると、今月始めに3名の中国人留学生が学校で台湾国旗を掲揚しているのに気付き、連名で抗議を受けた学校は国旗を降ろした。23日、この3名はブルガリア大使館で表彰を受けている。
留学生の韓夏は2月5日の授業開始後、ブルガリアアメリカ大学で台湾"国旗"が掲げれられていることに気付いた。慣例として、この大学は留学生の所属国家の国旗を揚げていた。これに対し韓夏は「台湾から留学生が来ていたことはあった。しかし台湾はずっと中国の一部である。台湾"国旗"とは何だ!」と、すぐさま「アメリカの大学から中華民国の"国旗"を取り除く要求」を起草し、即刻台湾"国旗"を降ろすよう要求した。
韓夏は陳情書の中で「ブルガリア政府は『一つの中国』政策を堅持している。ブルガリアにある大学として、政府の意向に背くべきではない。台湾"国旗"はどの国家をも代表していない。中国人学生の民族的な誇りを傷つけた」と述べている。
相変わらずの暴挙ですが、こいつらがバカをやる分には「中国人はバカ」で済むものの、今回は外国人学生127名が、陳情書にサインをさせられている点が気になります。その中の何人が中台問題について理解しているのかはここでは分かりませんが、そもそもブルガリアに留学している学生の何人が興味があるんでしょうか?中国人は基本的には問題に無知な外国人に対し、世界中で宣伝活動をやっていますが、これは一つの例に過ぎません。
ちなみに、彼ら3人の表彰理由は「祖国統一という気風を体現し、世界に向けて祖国統一の意思を示した」とのこと。異常者です。国際大会ではないので、大学が降ろす必要はないのですが、結局圧力に負けたようです。こういった台湾に対するむき出しの敵意は今に始まったことではありませんが、今週私が知っただけでも同様の事件が2件ありました。
ポトマック通信 中国Vs記者クラブ
-古森義久(産経新聞2月22日朝刊)-
米国最大の記者クラブ「ナショナル・プレス・クラブ」とワシントンの中国大使館との争いは興味深い。報道や言論の自由の本質にまでかかわる対立であり、しかもいつもクラブ側が中国の圧力をがんとしてはねつけているからだ。
最近の例では昨年十二月に同クラブが開いた「エポック・タイムズ」という中華系新聞主催のシンポジウムだった。この新聞が中国政府が「邪教」として弾圧する気功集団の法輪功とつながりがあることから、中国大使館が事前にその中止を同クラブあてに強硬に申し入れた。だがクラブ側は「当クラブは言論の自由に立脚し、あらゆる当事者の見解の発表に関心を抱く」として一蹴した。中国大使館は昨年、他にもウイグル族の独立を唱える東トルキスタン亡命政権の記者会見や、中華民国(台湾)の「国旗」のクラブ内での掲揚、さらに台湾総統への演説のための招待状送付にも強く反対したが、いずれも無視された。
同クラブではこれら一連の中国の圧力例をこのほど公表し、ジョン・ドネリー会長の「言論機関に沈黙を求めるこの種の要求には絶対に屈しない」という声明を出した。中国当局が同クラブになにか報復の措置をとったという話も聞かない。この種の圧力と戦うにはオープンな国際的な場に事例を持ち出すのが一番、という鉄則を立証しているようだ。
誰もがこのように強くはねつけられる力(色々な意味があります)を持っていればいいのですが、これはアメリカだから出来る芸当だと言えますが、「オープンな国際的な場に事例を持ち出される」のを極端に嫌う中国としては、こういう解決方法もあり↓
国際レース鳩大会 中国代表が台湾国旗強奪
http://dajiyuan.com/gb/5/2/21/n818685.htm(大紀元2月21日)
既にご存知の方もいると思いますので簡単に経緯だけを。
―先月ポルトガルで行われた国際レース鳩大会で、台湾国旗が会場にあるのを不服とした中国代表が、台湾国旗を掲げないオリンピックルールの採用を要求、主催者側は理事国である台湾代表の席に国旗が置かれた。中国代表は外交部職員とこの台湾国旗を奪い、台湾代表の庄鐙福を押さえつけて国旗を奪った。この件で各国の代表は4月の理事会で中国代表に謝罪させる決議を行った―
あまりの暴挙に代表は「驚愕」したと伝えられています。生で民度の低さを見せ付けられるとは思わなかったのでしょう。謝罪がなければ出場停止処分との事ですが、謝まりますかね。
このような愚挙を上げていくとキリがないのでこの辺にしておきますが、中国人は国際社会におけるルールを理解せず、気に入らないルールは自分のいいように変えようとする集団です。普通は海外に出ると愛国心は強まるものの、結構冷静に母国を見られる目が養われるようになるんですが、コミュニティから出ず、国内にいるのと同じ生活を送る中国人に期待するのは無理か。騒げば騒ぐほど馬脚を現す中国、そろそろ国際的にバカ認定される日も近いのではないでしょうか。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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この手の事件にはしっかり外交部(大使館)職員がかんでいます。外交部にやらされていると言ったほうが、正しいのかもしれません。
日本大使館を襲ったりと、レベルの低さに驚愕です。中華思想は、他人を蹴散らし自分がのし上がるのが中華思想なんですかね・・・
中華思想が染み付いている彼らにすれば、島国の日本が100年以上も自分を上回っているという事実が、彼らを燃え上がらせるのでしょう。島=流刑地との考えが根底にあるようで、執拗に島国であることをバカにしますしね。
思えば1400年前から隋にケンカを売ってたわけですから、面白くないでしょう。
そういった意味から、王毅が頭を下げたのは大事件と言ってよさそうです。
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