Three frogs which smile.

酒飲みは奴豆腐にさも似たり
初め四角であとは ぐずぐず

希望の轍

2006-11-22 | 日々の種
言葉には力がある
魂がある
口に出したり
心の中で繰り返したり

叶うように
叶えるまでの力を授けるように

言葉は力をくれる
不安な事も
望む事も
払拭したい事も
手に入れたい事も

繰り返す
ずっと繰り返している
あたしは○○したい
むふふ
叶う日まで思い続ける

おんまいたれいやそわか

2006-11-20 | 日々の種
おまじない
あたしとあなたは繋がっている
そんな気がする
魔法の言葉


地蔵も弥勒もみんな菩薩。
崇拝の対象になるけれど、意味するものが違うだね。
悟りを求め、また悟りを具えた人とか、
自分も他人にも功徳があるように、良い方向に行くように導き修行する人らしい。
心広く優しい、慈悲深い人を菩薩のようだと表現する。
あたしもたまにご真言のいくつかを口にする。
おまじないみたいなもんで、意外に落ち着く。
自分の痛みなんか他人には分からないし、逆もまたそうだ。
だからいたわり、大切に出来るんだと思う。
だからと言って、自分の事をおおっぴらに話そうとはおもわなんだ。

鷺沢萌の「私の話」の中に
質問として「もし、彼が出来たときに自分の中に朝鮮の血が混ざっている事を話すか」
というくだりがある。
彼女の答えは「Yes」
それは「告白」でも「卑下」からでもない。
相手に対して、自分に対しての「配慮」という。
不用意な言葉を相手が言って、あとで嫌な気持ちにしてしまわないように、
そして自分も傷つかないように。

あたしは昔からこれから好意を持ちそうな人を試す。
相手も自分も傷つけないようにと思う怯臆な気持ちが底にある。
そしてこれからお付合いすることになった人には5つの事を話すと思う。
それで駄目なら仕方が無い。
ただ、今までの失敗をまた繰り返すという結論に至ったのだから。
けれどもその5つ全てはその人にしか話さない。
他の誰にも話せません。
話した後、その人の心の中にあたしが居たら嬉しいなという希望もありつつ、
「配慮」と「告白」をしてみようと思っている。

人間多かれ少なかれ誰しも母性や父性を持っている。
それがすべてにならないのは、生きてるんだもの、あたりまえ。
優しくない人なんて居ないと思うし。
ただ、女性のほうが如実に現れるのかもしれないけれどね。
女性の中の観音菩薩。

出来れば両方好きな殿方へ向けたいものです。
観音様のすす払い、自分で蜘蛛の巣払いつつ、
あんまりご利益はなさそうだと罰当たりな事を考えてしまう秋の夜長だったりします。


前略 母上様

2006-11-07 | 日々の種
あなたでなければ意味が無いの
それがどんな結末であろうと
比べようがないから

あなたが親友の話をする時、とても無邪気な女子高生のようでした。
障害者と言う事も手伝ってか、あなたはその繋がりを
いつもこの世の中の何よりも素晴らしい存在と言っていた。
その親友が亡くなった晩、
ぱぱんにすがりつくように泣いて呑み込んだ姿が今でも昨日のように思います。

そしてぱぱんが消えた日は堪える事と、想う余りに毅然とした態度が危くそして胸が痛みました。
その家に引越してきて24年。
茶飲み友達であり、先生であり、生徒である人を失った今日、
あまり無理をしないで下さい
また、呑み込まないで下さい。
老いと言うより諦めを、それを納得をした友達を今日は静かに送って下さい。

あたしも、もう彼女に叱られないことが
悲しい、そして虚しい。
別れは必ずくる事が決まっているからこそ、
向かい合ったり支えたり、ぶつかったり、横を歩いたりするのでしょうね。
あなたの痛みや喪失感が胸で膿むことのないようにと思っています。

そしてあなたはこれからも身体に気をつけて。
あなたのあっけらかんとした行動は、たまに癇に障ることもありますが、
それもまたあなたの魅力でしょう。
これからは出会いより別れが多くなっていくのかもしれません。
別れの数が多いことは逆に考えると悪いことでは無いのでしょうね。
あなたが元気でいることが私は嬉しいと思っています。

が。

きっとあたしよりも体内年齢は若い気がします。
最近思いましたが、年々力強く動き、働きまわり、遊び飛び回っている姿を見ると
若干若返ってませんか?
なにか周りの「生血」のようなものを吸っているのですか?
それとも何かの魔術ですか?
ここ数年海外によく行くようですが、なにか特殊な細工を身体に施してませんか?
だんだんと恐ろしくなってきたので、考えないことにします。

どうか程ほどに元気でいて下さい。
あたしが看取れる程度で、よろしくお願いいたします。

不健康な愚娘より
早々

追伸:皆様もお身体に気をつけ、どうぞご自愛ください。
自分を大切にできる、愛することが出来るということは、
他人を愛することよりも先にしないと、ただの偽善になってしまう。
そんな事を思ってます。

ホームにて

2006-11-02 | 日々の種
空想や妄想や
夢や希望が支えてくれたけど
悟れば悟るほど
苦しくて煩わしい


線路は続いていて、駅があり、切符さえあればどこまでも乗ることが出来る。
速いのも遅いのも、遠くまで行くのも近くを行ったり来たりするのもある。
その電車に乗ればたくさんの景色を見ることが出来る。

「生きる」って線路と「選択肢」という分岐と、「判断」する信号と「体験」する駅。

きっと降りられない駅があって、通れない線路がある。
電車にも席の数、車両の長さ、数はあるものね。
一緒の線路を走るときもあるでしょう。そこを離れる場合もあるでしょう。

『一緒の電車に乗る』
そんな切符があるような、気がつかないふりをしていたけれど、
乗れないんだと言いたくなかった。
切符を突き返し、出て行く電車を見送る。
「これでよかったんだ」と、自分に嘘をつく。

乗れない理由を言えなかったのが良かったのか、いけなかったのか。
それでも騙して、黙って乗ることなんて出来ない。
「やっぱりこれでよかったんだ」と、納得してみる。

「人生って電車みたいだ。結婚って同じ電車に乗る感じ」と友達に話す。

友:「あんたのは電車じゃないんじゃない?」
えっと・・・どういうことでしょう?
友:「しいて言うなら、シートベルト無しのジェットコースターとか、
   それか

   ブレーキの無いトロッコ

芥川ですか?(涙)
友:「そうそう、駅も無ければ下るだけ下って、登るときには人力なの。
   うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!

笑いすぎだよ。
そして、目の前を猛スピードで通り過ぎたときは指をさして笑って見送ってくれるそうです。
いいじゃん、トロッコ。インディ・ジョーンズっぽいでしょう。
そして、いつかすんごいお宝を手に入れるのよ!もう、魔宮の伝説ですよ。
友達には鼻で笑われましたが、何か?
そういえば、「魔宮の伝説」でインディーが手に入れたサンカラストーンというお宝。
アレはインドのシヴァ神のリンガ。
シヴァの破壊と生殖の神の力を象徴するもの。
リンガとは、シヴァの「いちもつ」
友達曰く「あんたの『お宝』は決まりだね♪」

あたしは人生をかけてブレーキの無いトロッコで最高のいちもつを手に入れるために冒険しているんだね!
目的を持って生きるのはいいことだよね。ね。ね。。。。。。