なぜ沖縄で木造住宅?
私は最初から家づくりは木造住宅ではなかったですね
やはり沖縄人ですから、
鉄筋コンクリート(RC)造を当然のように考えていました
また、「渡辺篤史の建もの探訪」に出てくるような
こだわりの家ももちろん良いですが、
まずは低予算ありきでした。
RC造の県内では割と大手のA社の営業さんに
自宅に来てもらって見積もりを依頼、
「ご予算は?」と聞かれて
「1?00万円です。」と小声で返事をしました。
後日受け取った見積書を見ながら、
住宅ローン返済のシミュレーションをしているうちに、
RC造の坪単価だと建てられる床面積がどんどん小さくなってしまいました
そんな凹んでいる頃、木造のローコスト住宅の広告が目にとまりました。
1400~1600万円で40坪の家!
早速完成見学会に行き、しばらくはそこで迷っていました。
・・・その後も情報収集が続きました。
その後、住宅新聞の広告で見た幸健ホームさんの完成見学会に行きました。
筋交いの厚さに構造用合板を使用したダイナミックな構造、
杉の香りはいいなと思い、北谷のモデルハウスにも行き見積もりをもらいました。
しかし、その頃の私は家づくりのことは勉強不足で
自然素材、無垢の木の良さなど全くこだわりがなく、
ただ、必要な床面積を確保できれば良いのと
予算ありきでした。
幸健ホームさんの見積もりは、
やはり良い素材、構造にコストをかけているだけに
ローコストではなく普通のコスト、
しかし通常のRC造よりは安い、
でも他のローコスト住宅は、低予算の私には魅力的だったので
幸健ホームさんとの見積もりのやりとりはその後中断しました。
また、凹みながらも、家づくりの情報収集は続きました
・・・木造は構造的に様々な部材があり複雑だし、
鉄筋とコンクリートのみのある意味単純な施工のRC造がいいのかな、
シロアリの心配もあまりいらないのがRC造かなと、
17年8月のハリケーン カトリーナの記憶もあり木造を断念し、
ローコストのRC造の会社と見積もり調整を何度か行う時期もありました。
しかし、ローコストのRC造も結局は予算オーバーだし、
駆体部分(柱、梁、壁、床などの建物の構造を支える骨組)は、
鉄筋コンクリートで強度は高いが、内装、外観も今イチでしたので、
しばらくまた凹んでいました。
そんな頃、幸健ホームの営業のKさんから
「ご予算にあった企画住宅がありますよ。」と電話がありました。
(まだ、私のことをあきらめていなかった。)
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