冬にキャベツの苗をご近所でいただいたのでとりあえず植えておいたのですが、何も世話をしなかったのがよかったのか家族が驚くほどの豊作になりました。寒い間は害虫もいないので植える時期がよかったのではないかなと思ってます。
それはうれしいのですが、キャベツは子供達がなかなか食べづらい食材でして。。。料理するのが面倒なのです。生だと食べない、定番の炒め物でも食べにくい、なんとかOKなのがお好み焼きです。それもしょっちゅうするのは面倒。それでは、と煮込んで姿が見えないくらいにしたり、本で見た鍋いっぱいにミンチとキャベツを交互に重ねていってケーキみたいにカットして食べるロールキャベツを作ってみたりしました。煮込むととろとろになるので食べてくれますが、それでも消費しきれません。そうだ、と思い2玉は干しキャベツにしてみました。
もう畑の肥になってもいいかー、と思っていたのですがお母さんが「もったいない、もったいない」と盛んにいうので色々考えて思い出したのが「ザワークラウト」です。保存食の本に載っているのを思い出しました。そのレシピは香辛料などは入れず、白菜の漬け物をキャベツで作るようなものみたいです。これなら出来そう、と思って畑から残りのキャベツを収穫してきました。
そのまま食べるものも少しは残しておいて、4玉することにしました。それをまず洗います。これが大変なのです。家で作ったのですからもちろん無農薬。ということはナメクジちゃんが大量にすんでいるのです。葉っぱを剥いたり水につけたりしてナメクジを追い出し、きれいに洗います。それから太めの千切りにします。切っても切ってもなかなか終わらず、1時間くらい切っていたでしょうか。大量のキャベツ。。。妊婦ではとても持ちきれません。夫に頼んで手伝ってもらいました。量りにのせるとなんと7.5キロ!いつもの漬け物樽には入りきらず、2樽分になってしまいました。樽は一つしかないのでとりあえず発泡スチロールにいれて家の裏に転がっていた漬け物石を洗って乗せておきました。
次の日樽を入手して行ってみると、もう水があがってきています。順調、順調。かさもだいぶ減りました。出来上がりが楽しみです。